グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
全1248件中、221~240件目を表示
ミュージカル嫌いでも無問題
元々ミュージカル映画はあまり得意ではなく、昨年公開の『ラ・ラ・ランド』も評判が良かったのはわかっていても、どうにも観る気になれなかったのだが、これは観て正解、いや大正解だった、
もう、開始早々引き込まれた。
見世物小屋で一儲けしようとする、なんとも微妙な設定には共感できないものの、そんなのどうでも良いくらショーや歌のシーンが素晴らしかった。
特にレベッカ・ファーガソン演じる、スウェーデンのオペラ歌手ジェニー・リンドが唄う「Never enough」に心を鷲掴みにされ、さらに圧巻はキアラ・セトルの「This Is Me」。
圧倒的な歌唱力に、冗談抜きで鳥肌が立った、
あまり映画のサントラ版を買うことはないが、これは買わずにいられない。
一方で、話の展開は先を急ぐあまりに、随所で端折り気味で、あっさりとした感じが否めなかった。
もう少し時間を取って、丁寧に進めた方が良かった。
やはり全体で2時間は必要だ。
『レ・ミゼラブル』以来のミュージカル映画だったが、ホント良かった。
よかったー!
映画の席も抑えてたし、レンタルも何度もしたのに見る機会を逃しに逃しまくってたこの作品をやっと観ることができました。
もぅ、感動して、感動して、涙がポロポロ出てきました。
身体に様々な特徴を持つ人々をステージに上げ、見世物のように思われましたが、人の目から隠れるように生きてきた彼らに居場所を作り、これが私!と思える人生を与えたバーナムに感動です。
自分も貧しい生活から這い上がり、幸せが見えなくなるほど成功に目がくらみ、つまづき、焼け跡から再スタートを切る人生も、ヒューが演じるからこそ、嫌味のない魅力的な人物に描かれていました。
私的には、アカデミー作品賞のサワーズカメカメシェイプオブウォーターより、よっぽど好きです。
初めて良いと思えたミュージカル映画
これ観るまでは正直ミュージカルは全然興味なかったけど、学校の授業で見てから、結構見るようになった。
自分にコンプレックスを抱いている人達が「This is me!」と自分のことを受け入れていく所はとても感動したし、勇気を貰いました。
起承転結もしっかりしていて見やすかったし、挫折を繰り返しながら成功を掴むというものはベタだけど面白いのは事実。音楽は元気をくれるということをこの映画で確信しました。
比べるのはおかしいかもしれないけど、ララランドよりも良かった。やっぱりミュージカル映画は暗い場面があっても最後は明るく終わってくれた方が観ていて元気が出るし、自分も頑張ろうって思う。
ちょっと自分に自信が持てない人、ミュージカル好きは絶対見るべき!!テレビとかタブレットでも十分楽しめると思います。
引き込まれるしかない
歌が良い!これに尽きる。
歌が良い!これに尽きる。
どの曲にも引き込まれる。
話の内容としては、★3
「成功・成り上がり・全て失う」が分かりやすいんだけど、あっさり描かれすぎて、単純というか単調?
良い意味でも良くない意味でも主人公に狂わされた団員・奥さん・子どもたち……皆が前向きな姿がかっこよかった。逆に言うと、主人公はまわりに恵まれた!
そういえば、最後に妹が木になってるのなんで??あそこよく分からなかった。
歌が聞きたいので、もっかい見たい!と思う映画でした。サントラ買えば良いのか?笑
ミュージカルシーンがなければマイナス付けたいくらい胸クソ悪い
映画館で観なくて良かった〜
話題になっていて、やたらと高評価だったので気になってはいたものの、映画館で観る機会を作れずテレビで見ました。
映画館でお金払って観なくて良かったです。
ヒュー・ジャックマン、よくあの役のオファー受けたなって思いました。
演じている時の口の歪みから、主人公の性格の悪さを表していて、わざとそう演じているなら凄いです。
実話を元にしてますが、バーナムさんて本当にこんな人だったの?
実写化よく許可したなという印象。
バーナムさんの良さを知らしめたいなら逆効果では?
他の皆さんがおっしゃっている通り、「何で?」の連続。
問題解決の根拠が明示されない。
歌ったらなんかいい感じになった!で終わり。
フリークスの特性を活かしたサーカスになると思いきや歌って踊るだけ。
女側が恋に落ちる描写も無し。
一目惚れした描写も特に無し。
主人公の義父との関係や、結婚を許した義父の描写も一切無し。
どうした?
本当はあったけどカットしたのかな?
主人公のことが一切、これっぽっちも信用できない。
仕事仲間にも家族に対しても胡散臭すぎ。
フリークスたちを差別しておいて何も無し。
都合のいい時だけ、みんなの力を借りる。虫が良すぎ。
オペラ歌手って言ってたけどオペラ歌わないし。
何より、主人公とスカウトした劇作家が、職業・演者じゃないのにサーカスに出演してるのがおかしい。
意味分からない。
ダメ押しの最後に申し訳程度に出てきたゾウ。
「最も崇高な芸術とは、人を幸せにすることである。」
やかましいわ!!
お前が言うか!!
お前が不幸の元凶なんだわ!!
まさにショー!
サーカスを興行したバーナムの生涯を語るミュージカル。
とにかく音楽が素晴らしくて胸が震えっぱなしだった。
わかりやすいエンターテインメントだし、この人気っぷりには納得。
また、メッセージも現代的で好感が持てるものである。
本作を観て強く感じたメッセージは、他人や世間が定義した「幸せ」をつられて追うのではなく、自分の「幸せ」を追求すべきだということだ。
出自の貧しさゆえの劣等感からなのか、バーナムが最初追い求めるものはお金や名声であり、その実力ゆえに、名声も、豪邸も、海外での高い評価までも勝ち取る。が、最終的に彼を幸せにしたものはそれらではなかった。
個人的には、家族の話よりも、サーカスの仲間達とのエピソードが深掘りされてるともっとよかったかなと思う。
彼自身が貧しい出自ということもあり、サーカスの団員達への偏見は多少はあっただろうけど、そんなことよりも金を稼ぐことに必死だったんだと思う。
あえて野心に溢れた打算的なバーナムを描こうとしているところには好感を持てた。
ただ、ヒュー・ジャックマンの持つ天性の爽やかさと立派さがナチュラルにそれを打ち消してしまっていた感じはある。笑
もっと野卑なバーナム像でもよかったんじゃないかなと個人的には思う。
きっかけはどうあれ、実際サーカスの団員達はそれで職を得て身を立てることができ、ある種の誇りを持つこともできたのだろう。その物語はとても素晴らしいし、ある種の家族のようなサーカスという場は確かにとても魅力的に見えた。
This is me !!!
成功する為には手段を選ばず、ヒンシュクを買う事も恐れないフィニアスが好きだ。
まだまだ階級制度の意識が根強かった時代で自信満々に自分を売り出す姿。差別されていた人達を利用していると言う見方も出来るが、ウィンウィンな部分も大きいだろう。
久しぶりに元気の出る映画だった。
全1248件中、221~240件目を表示