グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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悪いところが見当たらない。
最高だった。
ミュージカルだし、まぁそこそこでしょと思ってたら、冒頭から捕まれ最高の1時間半だった。
中だるみも一切することなく、名曲のオンパレード、圧巻のミュージカル、グレイテストショーを本当に体感した気分だった。
ミュージカル部分は言うまでもなく、カット割りにカメラワーク、構成に演出、難しい事を簡単に見せてるところも圧倒された。
音楽も素晴らしいし、社会的弱者たちが、自分のコンプレックスを乗り越えて壁をぶち壊しみんなを虜にしていく様は痛快だった。
人それぞれ好きな部分は違うと思うけれど、全部最高だった。僕的にはザックエフロンとヒュージャックマンのバーでのシーンが好きだった。
いい加減に上映を終了してほしい。
いつまで上映を続けるんだ!アンコール上映やロングランでまた今週も!DVDも買ったよ。ホームシアターシステムも組んだ。アルバムも買った。でも、また今週末は映画館へ足を運ぶことになる。一種の呪縛にとらわれたように楽しんでる。歌も音楽も、また一部の評論家に評されているように薄い?内容も素晴らしい。全編に流れる「エピソードの積み重ね」によるスピード感、ストーリーは、夢追いがちな男の挫折、後悔、あるべき自分に気づく姿が必要最低限の情報とともに紡がれていく。自分自身の生き方に照らし合わせ、妻とともに毎回、落涙しながら楽しませてもらっている。極上のエンターテインメント!
物語は……でも歌はとても良かった
サーカスの団員らが思い思いに手足を伸ばし歌い叫ぶシーンは、なんてかっこいいんだろうと胸が熱くなったしとても楽しかった。
周りで観てきた人たちが「泣いた」と言うのもわかる。私も彼ら(団員たち)の歌とパフォーマンスに感動した。
ただ、ごめんなさい。作品全体を絶賛する気にはどうしてもなれませんでした。
序盤までは良かったんです。主人公が妻と家族へ純愛を貫き水漏れのする家で仲睦まじく夢を語るシーンは好きでした。あと、「ユニーク」と呼ばれる人たちの背中を押すところまで。
多少の小細工を抜きにしても、ユニークな彼らの持つ魅力や技量はどう見たってピカイチで、嘘じゃない。(っていうかあんなプロ並みの人たちよく集まったな。)それなのに主人公やサーカス自体を過剰に非難する人たちが多すぎた。
「公演中あんなに湧いてた観客の声は?あれ?」そこら辺から何やら違和感。
ストーリーとして、リーダーが道を外して後に改心して軌道修正、という結構定番な流れだっていうのは理解できるんだけど、それにしても中盤からの主人公の変貌ぶりよ……
余計に妻や団員、弟子の性格の良さや真っ当さが目立ったからそっちには感情移入できたけれども。
それに、団員たちがパーティーから閉め出されたとき私はとてもとても悲しくてしょうがなかった。人前に出ることを恐れていた団員たちの背中を押してくれた貴方はいずこへ…………(それも良心からじゃなさそうだったけど)
それでも主人公は見放されなかった。「貴方は私たちに居場所を与えてくれた(※ニュアンスです)」と周りは彼に寄り添った。子供たちも父親を嫌うことなく助言してくれたし、妻も歌で許してくれたし。もう、アンタ良い人たちに囲まれすぎだろ、ちゃんと感謝しなさいよ…………と呆れ気味で観てました。
これ、主人公が団員とかだったらまた違ってきたんだろうなあ。
とにかく、俳優女優さんたちはみんな素晴らしく、さすがの演技と歌唱力で惹き込まれたけど、物語に惹き込まれることはありませんでした。
これを…絶賛…?と疑問に思いながらここのレビューを見たら同じく違和感を覚えた方が結構居て少しホッとしました。そういう事のためにレビュー見るもんじゃないんですけど笑
初めてのレビューでこんな長々とモヤモヤな気持ちを語るとは……失礼致しました。
「ユニーク」な団員たち、そして彼らの歌とパフォーマンスはとても良かったです
リンゴの時点で涙
告白するとバーナム少年に差し出された林檎の場面で既に、一気に涙のコップが満杯になって溢れそうになってしまった。
表面張力で辛うじて保っていた涙は、何度かのピークを経て「ディス・イズ・ミー」で一気に決壊。
人の悪意ある視線は凶器になる。それをはねのけ、恥じることはないと前に進む勇気に感動した。
いじめじゃないにしろ、大勢の前で恥をかかされたことのある人はわかると思う。恥ずかしさとやるせなさの上に降りかかる、憐れみ。憐れみは善意のようでいて、人を卑下させる。自分が矮小で無価値なものになった気持ちにさせられる。
対等に扱うことが差別ではないことだと思うのだが、人間である限り、完全に心の中の差別を無くすのは難しい。 でも、差別が大手を振って正義面すると、暴力が正当化され暴走してしまう。
偽善的であろうと、皆が差別を露わにするのは恥だと思う倫理観を持つ努力はしなくてはいけない。
誰だっていつか、マイノリティーの立場に立たされる日がやってくるかもしれないのだから。
話は王道中の王道。 貧しい男が成功を夢見て、成功を手にした後に自分を過信しすぎて破滅。そしてなぜ成功を手に入れたかったのか、という原点に立ち返る。
わかりやすい物語を、補って余りある音楽の素晴らしさ。
編集も素晴らしく、流れるようにどんどん話が進んでいく。特に前半部分のバーナム少年とチャリティ少女の話の運び方は見事だった。(チャリティとバーナムを繋いだ思いを表すためのガラスが、バーナムとリンドで使われたときは淋しかった!)
フェイクと揶揄された面々が、本物のタレントに出会ったとき。 その輝きに気圧されながらも、私たちにも私たちなりの生きる場所で輝く権利はあると歌い上げた「ディス・イズ・ミー」。
誰しもがメインストリートで生きられる訳じゃない。メインストリートじゃなくても幸せになっていいんじゃないの、と。 歴史上の見せ物小屋こそ差別の象徴だとか、バーナムを善人に仕立て上げたことへの違和感や批判もあると思う。 しかし史実のバーナムは取りあえず脇に置き、今この真っ直ぐなメッセージを素直に受け取り、歌の持つパワーに身を委ねたいと思った。
ほんの少し物足りなかったことと言えば、せっかく口説き雇ったカーライルの才能を示す描写が無かったこと。白人と黒人カップルが受ける偏見を表すための役割だったのだとは思うが、彼の力でサーカスがブラッシュアップされていく風景を見たかった。そこまで求めるのは、欲張りだろうか。
☆の数は10以上の価値!!
んー?思ったより...
心理描写が・・・
歌と展開のスピード感が良い!
冒頭、子供時代から大人になった後の、会社を解雇された日の我が家の屋上で、2人の子供の願いを聴くシーンで、1回目の涙っ。早い。
歌が良いです。
展開のスピード感も良いです。
但し、物語の中でユニークといって集めて来たサーカス団員に対しては、最後まで扱いがヒドイなー思ってしまい、ちょっとつらい気持ちになる部分もありました。
物語はショーの中で終わるのかと思っていましたが、家族と過ごすシーンで終わりまして、良い話だと思うのですが、個人的には何故かココだけひっかかりました。サーカスの皆と一緒のシーンでハッピーエンドを迎えて欲しかったなと、思うところもあります。
身体的な特徴がマイノリティな人たちに生きる希望を与えたというポジティブな見方もあるでしょうけど、偽物と表現されるサーカスという世界でしか働けず本物の世界には最後まで居場所が見出せなかったネガティヴな見方もできますよね。そこらへんが私には答えが見つからず、少しモヤモヤ。
主人公が、キレイではない人間であることを、きちんと表現していたという意味では、現実味があるのかな。
しかし、そういう要素を除けば、歌もスピード感も素晴らしい作品です。
フトゥー
確かにショーシーンはすごかった、鳥肌が何度かたった。
けれどどんな困難も軽々しく越えてゆくストーリーに薄っぺらさすら感じた。出来過ぎが過ぎる。
デイミアンチャゼルだと思って見てしまってて、あれなんかあんまりだなと思ったらちがったんですね、納得。
なんかすごい煽ってるみたいですけど、普通に面白かったです、ただレビューが高すぎてなんか腑に落ちないなぁと思ってるんです僕は。
そうでもない。
やけに評判が良いので観に行ったのですが、
そんなに大したことない映画です。
音楽は良かったですが、
ミュージカルのシーンがやけに多い。
P・T・バーナムはペテン師と叩かれる訳ですが、人を騙して金を取るような描写が全くない。彼のサーカスに反対する人がまるでマイノリティに排他的なイメージを持たせます。
マイノリティの問題をそこまで掘り下げず、
表面的で皆違って皆良いんだよ的な浅いメッセージ性です。
P・T・バーナムが家族を無下にして金儲けに突っ走る訳ですが、貧乏な頃から幸せそうで満足してそうなのに、なぜそのような行動に出るのかがイマイチ理解できません。
ストーリーには色々と思うことがありますが、
ミュージカル映画が好きなら楽しめると思います。
フェンダーとストラディヴァリウス
圧倒的な演出。息つく暇なく魅せ切る展開。その中で、ありのままの存在を認めよう!というテーマが流れる。
あれ?あの映画と共通のテーマではないか…「シェイプ オブ ウォーター」
しかし、創り方が全く違う。
勝手な例えだか、こちら(グレイテスト ショーマン)はフェンダーであちら(シェイプ オブ ウォーター)はストラディヴァリウスのようだ。
方や資本を集中させて質量ともに文句なしの作品、方や熟練職人による唯一無二の作品。
「崇高な芸術とは、人を幸福にさせるもののことだ」というエンドロールの言葉。
フェンダーもストラディヴァリウスもしかるべき演者によって人を感動させ幸福をもたらすものだと思うが、結局それもその時の受け手の好みによって変わってくる。
つまり、万の受け手のために万の映画があって良い。
それが芸術の本質である共感性を担保することだと思う。
感動、楽しさ、幸せ、この映画は、それらをぎゅっと凝縮した「ぶれない」エンターテイメント映画だ。
タイトルの通り‼️
この映画自体がグレイテスト・ショーってことか。まず、このサントラは(口パクだったとしても)間違いなく買い!。ミュージカルとしてのクオリティはララランドより確実に上。(因みにIMAXで良かったと初めて思った。)
作品自体は、流石はランドのスタッフ陣だ。音楽/脚本/カメラ全てに手間暇を掛けており、ミュージカルなのだが、きちんとした心理描写が丁寧に表現されている。歌姫との大人の関係性のみ、伏線の回収の仕方が変であったが、細かい事はミュージカルなので。。。
ヒュー・ジャクマンを筆頭に出演者の奮闘は賞賛に値。メイキング映像は山の様にあるんだろうな、、、。
このチームにしか出来ないミュージカルムービー📽を今後も期待する。
あっぱれ!の🌟❺進呈。2度見したのは人生2度目。
期待したほどではなかった
そんなにいいかな。
もう一回みたいとは思わないし、誰かにすすめたいとも思わない。
ストーリーは、普通。ミュージカルにしなければ、映画にはならない内容かなと思った。
ララランドも、あまり、感動しなかったので
自分にはむいていないタイプの映画なのかも。
力強い。
芸術とは幸せにすること
冒頭のシーンにクライマックスをもってくることによって観客をひきこみ、放すことなく過去の回想シーンへと移行する。その短なミュージカルの間にも過去から現在への流れゆきをテンポよく説明し、劇中では常に困難がつきまとうことになる。しかしミュージカルのシーンでは一転してその困難を打開して風向きが変わる方向性があり、ここで毎度カタルシスが与えられる。(これはダンサーインザダークも似たような形態をとっているが、今作は現実と非現実の対比構造にはなっておらず連続性がある)
ヒュージャックマンが実物のないまやかしのショーマンであるならばまさにこの映画も同じ役割を果たしている。映画の成り行きがいくら必然的であったとしてもそこにはいくつもの偶然性があり、それが一つのショー(この作品だけでなく全ての映画)を支えている。ヤラセ?人を楽しませるエンターテインメントとしてドキュメンタリーが必要条件であるはずがない。たとえそれが詐欺だと言われようとも確実に感動と衝撃を与えているのは紛れもない事実。娯楽としてこれ以上何を求めるのか。登場人物たちが背負う様々な悩みや不満がミュージカルを通して浄化されていく。それが私たちの心にも響いてくる。
「レ・ミゼラブル」のときもヒュージャックマンの歌唱力が輝いていたが今回もまた素晴らしいミュージカルを魅せてくれる。
「ララランド」以来ミュージカル映画への偏見がなくなったおかげで今作も楽しめることができました。
これぞエンターテイメント
ストーリーは確かに浅い。オスカーの箸にも棒にも引っかからなかったのも頷ける。
観ながらどうしても、いやぁそんなええ話なわけ無いやろという思いがよぎる。
でもそんなこと気にならなくなるぐらい、エンターテイメントとして質が高い。
映画というよりショーを観てる感じ。
最後象に乗って街中に登場して来るシーンとかもうそっちに振り切れてる感じがして逆に清々しい。
曲は全体として明るめで、ララランドの雰囲気に近いのも多いかも。
で、This is meがとにかく名曲。
ありのままで胸を張ろう!って曲はたくさんあるけど、この曲にはなんとも言えない力強さがある。
"Look out, 'cause here I come.(気をつけろ、私が行く)"って、かっこよすぎでしょ!ブラボー!
個人的には、ミュージカルはその裏側まで観るのが醍醐味。
是非、YouTubeでリハーサル風景や番宣の様子も観てほしい。
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