グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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舞台劇としては面白いけど、映画としては弱い
ふつうに面白い。
そして、正統派ミュージカルだ。
しかしながら、演劇のミュージカルを何のひねりもなく映画にしただけ。
という感じなので、映画としてはイマイチ見所に欠ける。弱い。
105分の上映時間で良かった。
映画としてはLaLaLandの足下にも届かない。
まぁLaLaLandほどの映画と比較するのはかわいそうな気がするが。
漫画をそのまま映画にしてもダメなのと同じように、
劇をそのまま映画にしてもダメ。工夫し、変えるべきところは変えないとダメ。
LaLaLandと見比べると、
演劇をそのまま映画にしただけでは、クソみたいなものができますよ、という事がよく分かるので面白い。
LaLaLandのダミアンチャゼルのセンスはすごかったんだなという事がよく分かる。
とにかく明るいサーカス
サーカスと言えば、林海象の『二十世紀少年読本』とか
寺山修二的な後ろ暗いのが好きなんですよね。
そんな人の感想ですよ↓
ミュージカルだし内容は分かりきってるので
音楽が全てだと思うんですが
自分には『This is me』以外の曲がイマイチでした。
その点、ララランドは良かったな。
(それこそ音楽は好みですから、米HITチャートがお好きな方は満足かも)
美術・照明・カメラワーク・VFX…
さすがハリウッドというお金のかけ方&クオリティなので、
映画館で観て損はしませんよね。
映画仲間には「観なくていい」と言われましたが
映画観ててご機嫌でした。
舞台としてなら良いと思う
ファミリー向けララランド
普通かな?
感動作!だけどあえて一言
ミュージカル映画は大好きなので
今時、真正面からこういう映画を作ってくれた
その心意気に大感謝!!
冒頭も中盤も最後もダンス、ダンス、ダンス!!
「ラ・ラ・ランド」ではちょっと物足りなかったミュージカル要素が
尻尾まであんこの詰まった鯛焼きの様に堪能できました。
ヒュー・ジャックマンが唄とダンスに堪能なのは
「レ・ミゼラブル」で実証済みなので、安心して観られました。
そして何よりこの映画の一番大きなテーマ
「This is me」と言う曲の持つパワーが半端ない!!
先年の「アナと雪の女王」の「Let It Go」と同じく
自己を肯定して正面向いて生きようと言うメッセージの曲だけど
大勢のダンサーが実写で歌い踊る迫力は流石に強力!!
自然に涙が出てきました。
滅多に映画館に行かないから外したく無い!
と言う人には十分にお薦めです!!
で、月に10本ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
主人公が、日陰にいた人々に今まで散々
自分たちは仲間だ!あなたこそが素晴らしいのだ!
と言ってきたのに、あるところまで成功すると
人間、名誉や権威が欲しくなって
うっかりとそこまでやって来た道を踏み外してしまう。
その時の仲間の落胆の表現がイマイチ浅い!
ここで、もうワンカットで良いから彼らの落胆をもう少し
強調するシーンがあれば〜
そして、主人公が考えを改めて、
またサーカスの仲間とやり直すシーン。
サーカスの仲間が主人公を許す感じがちょっと簡単過ぎね??
もうワンカット、何かあれば
内容がもうちょっと深くなった気がする。
後、2分か3分足せばできると思うんだけどね〜〜
って、偉そうにあんた何者だよ〜〜(笑)
でも、自然に涙が湧いてくる映画です。
それと奥さんのチャリティ役のミシェル・ウィリアムズは流石!!
圧倒的な歌唱力で観客を魅了する歌姫ジェニー・リンドの
「Never enough」が流れている間、
舞台袖で成功を確信しながら、
歌い続けるジェニーに魅了され、目が離せなくなっているバーナム。
そのバーナムを、
何かを感じ取った不安な表情で見つめるバーナム妻のチャリティ。
とても繊細な良いシーンだと思います。
3/6付
鑑賞から日にちが経ってやはり気になったので追記してます。
この映画は「興行師バーナム」を主体にした表の話で
正直、異型の人たちを見世物にするってどうなんだ?!
と言う側面から考えると結構厳しい内容だと思う。
できるなら「エレファント・マン」も、いつか観て欲しい。
見世物にされることがどう言うことなのか〜
ミュージカル映画として楽しむには素晴らしい出来だと思うが
この世界の裏にも目を向けて欲しいと思う。
★もう一度観るなら?「三月中にはもう一度映画館で!」
ずっと泣いてました。
ほぼずっと瞳が潤っていたように思います。
想像していたストーリーと全く違い、良い意味で期待を裏切られました。
予告が残念なくらい。推しポイントがずれています。
とにかく歌が素晴らしく、またそれを歌い上げるキャストの歌声がものすごく感動的でした。
かといって違和感なくスッと歌に入っていくところがすごい。
そしてフリークス達の力強さにも感動しました。
いろいろなメッセージや、愛が詰まった映画でした。
ぜひ、大切な人と一緒に見てほしい作品です。
偉大なるショーマン
素敵なミュージカル!
24時間テレビへの布石
Tihs is me!!!!
追い求めるのは、光か、幸せか?
さいごは満面の笑みになれる最高の1本!
「これがわたし」と言い切れるほどの居場所が彼ら彼女らにはあったからこそ、社交界の洗礼も、差別主義者も、乗り越えることができた。
かつて親子ともども絶望の底にいたバーナムが、光を追い求めるのは仕方ないものがあるなぁと思った。
バーナム効果という言葉は
まさに、P Tバーナムの言葉「好みは違えど、誰にとってもいいと思われるものがここにはある(we've got something for everyone)」に由来しているらしい。
占い師が誰にでも当てはまることを言って信じ込ませる的なやつである。
たしかにサーカスで繰り広げられたショーは偽物かもしれないが、全霊を賭して魅せるパフォーマンスは、「人類の祝祭」と言うに素晴らしいものだと思う。
「屋上で娘たちに見せたくるくる回る明かり」
こそ、あの小さな小さなシーツで囲まれた世界にこそ、幸せが眠っていたのだ。
ほんとに観てよかった。ラ・ラ・ランドも観ます。
追記
くるくる回る明かりは ローディングランプ、ローディングランタンと呼ばれてるみたいです。
ほぼ全編ミュージカルのこれ自体がグレイテストショー
可能性にチャレンジしたくなる映画です。
ミュージカル映画ですけど、中身がしっかりとある素晴らしい映画です!
幼いころに描いた夢を、大人になって実現していくというストーリーに可能性を感じます。
おそらく、観る人の大半が、主人公に自分自身を重ねて、心躍ると思います。
主人公バーナム(ヒュージャックマン)が、劇作家のカーライル(ザックエフロン)を仲間に加えるために、バーで口説くシーンは、見応えがあります。
そして、ある程度まで成功してきたときに、バーナムは、選択を迫られます。
「事業拡張か?」
それとも
「仲間や家族と過ごす時間か?」
経営者としては、仲間や家族の幸せを守るために事業の拡張に力を入れるところだと思います。
ただ、映画の中では、バーナムの心が揺れ動いている様が、観る人の共感を得るように思います。
いかなる障害をものともせずに突破して、成果を作り上げていくストーリー展開に、観る人皆が熱狂すること間違いなしの映画です!
楽しませることに徹したのが勝因。
主題歌「This is me」が最高。感動。大好き!
醜さ、コンプレックス、障害、差別、マイノリティな孤独、
様々な苦しみを抱えて、それでもみな必死で生きて、自分の居場所をさがしてる。
主人公は「いい人」じゃない。金儲けのために人を利用するし、プライドを守るために平気で人を差別する。利己的なヤツだ。
でも、世間のみなが「醜い」と見下したものたちの中に、「唯一無二の美しさ」を見いだした時の気持ちは、本当だったのだと信じたい。
傷つけたり傷つけられたりしながら、それでも、居場所の無いはみだしものたちは、よりそって生きてきた。仲間になった。
どんなことがあっても、私は負けない、顔を上げて生きていく、
決意のこもった歌声「This is me」を、ずっと心に焼きつけて、
私もこの歌を歌いつづけて、生きていきたい。
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