グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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ファミリー向けララランド
78点
家族で観れる映画。
全体的に普通。
生真面目な監督にとってのバカ騒ぎという感じで、新しさがなくて凄みがない。
だから驚きがない。
意欲的な試みがない。
キャラの掘り込みが浅い。
だから一つ一つのシークエンスが薄い。
結果として感情移入しない。
個人的に、持たざるフリークスたちを出汁にして、結局は持つべき者たちの視点での映画という点が生暖かくて気持ち悪い。
でも、家族で見て、子供たちに説明する分にはちょうどいい映画。
特筆すべきシーンはどこにも無かった気がする。
ミュージカルシーンも普通。
ダンサーインザダークやララランド、レ・ミゼラブルとは雲泥の差。
普通かな?
普通です
Tihs is me!!!!
追い求めるのは、光か、幸せか?
さいごは満面の笑みになれる最高の1本!
「これがわたし」と言い切れるほどの居場所が彼ら彼女らにはあったからこそ、社交界の洗礼も、差別主義者も、乗り越えることができた。
かつて親子ともども絶望の底にいたバーナムが、光を追い求めるのは仕方ないものがあるなぁと思った。
バーナム効果という言葉は
まさに、P Tバーナムの言葉「好みは違えど、誰にとってもいいと思われるものがここにはある(we've got something for everyone)」に由来しているらしい。
占い師が誰にでも当てはまることを言って信じ込ませる的なやつである。
たしかにサーカスで繰り広げられたショーは偽物かもしれないが、全霊を賭して魅せるパフォーマンスは、「人類の祝祭」と言うに素晴らしいものだと思う。
「屋上で娘たちに見せたくるくる回る明かり」
こそ、あの小さな小さなシーツで囲まれた世界にこそ、幸せが眠っていたのだ。
ほんとに観てよかった。ラ・ラ・ランドも観ます。
追記
くるくる回る明かりは ローディングランプ、ローディングランタンと呼ばれてるみたいです。
鑑賞して下さい
よかったー!
映画の席も抑えてたし、レンタルも何度もしたのに見る機会を逃しに逃しまくってたこの作品をやっと観ることができました。
もぅ、感動して、感動して、涙がポロポロ出てきました。
身体に様々な特徴を持つ人々をステージに上げ、見世物のように思われましたが、人の目から隠れるように生きてきた彼らに居場所を作り、これが私!と思える人生を与えたバーナムに感動です。
自分も貧しい生活から這い上がり、幸せが見えなくなるほど成功に目がくらみ、つまづき、焼け跡から再スタートを切る人生も、ヒューが演じるからこそ、嫌味のない魅力的な人物に描かれていました。
私的には、アカデミー作品賞のサワーズカメカメシェイプオブウォーターより、よっぽど好きです。
人に元気を与える映画!
この映画の根底にあるコンセプトは、“人それぞれが持つ個性が織りなすものの表現”だと思う。
しかし、その大切な個性も時と場合によっては他人に受け入れられないことがある。
そこで周りの目を気にして、自身の大切なものを他人の評価を得るために手放し、虚栄を得るということが僕たちの日常でもよくあることだろう。
主人公の努力が実り実現したオペラ舞台のシーンは観ていてとても感動的だが同時に登場人物たちの心情や価値観が対比的に描かれていて、人の悲しい性を感じた。
そして皮肉なことに主人公の価値観は、180°変わり自分を見失う。
それでも、大きい挫折や逆境において自分にとって大切なものを一つ一つ取り戻していく。
物語の最後に主人公夫婦が愛娘のバレエ舞台劇を妻と静かに鑑賞するシーンがある。その時、もう1人の愛娘が舞台の隅で可愛らしい木の姿でにこやかな表情で妹を見守る(?)姿がとても愛くるしい。
映画中盤のオペラシーンのような強い感動はないが暖かく落ち着いた気持ちにさせてくれた(^^)
歌のパワーだけが頼りで…ホンマにがっかり。
貧しかった幼少期、仕える屋敷のお嬢様との恋、貧乏でも構わないと結ばれた幸せ、娘も二人誕生、倒産解雇から勢いとアイデアで始めたショービジネス、虐げられていたフリークスたちをスカウトし掴んだ成功、有能な若きパートナーとタッグ、それを離れて歌姫に傾注した興業、意見も聞かず儲け主義に独走、劇場の火事焼失、スキャンダルに呆れて娘を連れて出て行く妻…
歌にストーリーの重要な心情を乗せるのはミュージカルだからやむを得ない?としても、これだけの要素と展開に「なんで?」「はぁ?」連発。これらを吹き飛ばすラストは特に「おいおい!」と静観。心が踊らない。ゾウさん、もう勘弁してよ〜!
唯一良かったのは“木の役”熱演でした…あはは。
映画観ててご機嫌でした。
舞台としてなら良いと思う
感動作!だけどあえて一言
ミュージカル映画は大好きなので
今時、真正面からこういう映画を作ってくれた
その心意気に大感謝!!
冒頭も中盤も最後もダンス、ダンス、ダンス!!
「ラ・ラ・ランド」ではちょっと物足りなかったミュージカル要素が
尻尾まであんこの詰まった鯛焼きの様に堪能できました。
ヒュー・ジャックマンが唄とダンスに堪能なのは
「レ・ミゼラブル」で実証済みなので、安心して観られました。
そして何よりこの映画の一番大きなテーマ
「This is me」と言う曲の持つパワーが半端ない!!
先年の「アナと雪の女王」の「Let It Go」と同じく
自己を肯定して正面向いて生きようと言うメッセージの曲だけど
大勢のダンサーが実写で歌い踊る迫力は流石に強力!!
自然に涙が出てきました。
滅多に映画館に行かないから外したく無い!
と言う人には十分にお薦めです!!
で、月に10本ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
主人公が、日陰にいた人々に今まで散々
自分たちは仲間だ!あなたこそが素晴らしいのだ!
と言ってきたのに、あるところまで成功すると
人間、名誉や権威が欲しくなって
うっかりとそこまでやって来た道を踏み外してしまう。
その時の仲間の落胆の表現がイマイチ浅い!
ここで、もうワンカットで良いから彼らの落胆をもう少し
強調するシーンがあれば〜
そして、主人公が考えを改めて、
またサーカスの仲間とやり直すシーン。
サーカスの仲間が主人公を許す感じがちょっと簡単過ぎね??
もうワンカット、何かあれば
内容がもうちょっと深くなった気がする。
後、2分か3分足せばできると思うんだけどね〜〜
って、偉そうにあんた何者だよ〜〜(笑)
でも、自然に涙が湧いてくる映画です。
それと奥さんのチャリティ役のミシェル・ウィリアムズは流石!!
圧倒的な歌唱力で観客を魅了する歌姫ジェニー・リンドの
「Never enough」が流れている間、
舞台袖で成功を確信しながら、
歌い続けるジェニーに魅了され、目が離せなくなっているバーナム。
そのバーナムを、
何かを感じ取った不安な表情で見つめるバーナム妻のチャリティ。
とても繊細な良いシーンだと思います。
3/6付
鑑賞から日にちが経ってやはり気になったので追記してます。
この映画は「興行師バーナム」を主体にした表の話で
正直、異型の人たちを見世物にするってどうなんだ?!
と言う側面から考えると結構厳しい内容だと思う。
できるなら「エレファント・マン」も、いつか観て欲しい。
見世物にされることがどう言うことなのか〜
ミュージカル映画として楽しむには素晴らしい出来だと思うが
この世界の裏にも目を向けて欲しいと思う。
★もう一度観るなら?「三月中にはもう一度映画館で!」
ずっと泣いてました。
ほぼずっと瞳が潤っていたように思います。
想像していたストーリーと全く違い、良い意味で期待を裏切られました。
予告が残念なくらい。推しポイントがずれています。
とにかく歌が素晴らしく、またそれを歌い上げるキャストの歌声がものすごく感動的でした。
かといって違和感なくスッと歌に入っていくところがすごい。
そしてフリークス達の力強さにも感動しました。
いろいろなメッセージや、愛が詰まった映画でした。
ぜひ、大切な人と一緒に見てほしい作品です。
偉大なるショーマン
竜頭蛇尾っていうと厳しいかな…。
開始早々、ジェットコースターのような怒濤の勢いで、主人公のサクセスストーリーや素晴らしい歌声が、観客の心を鷲づかみにしてしまう。これはものすごい傑作だと思わせたのだか、中盤以降物語が失速し始めた辺りから、また再び輝きを目指して再出発を図り、怒濤のラストまでか、前半の三分の一ぐらいのボリュームにしか感じられず、「あれ、もう終わり?!」と、拍子抜けしたような感覚だけが残ってしまった。前半が非常に素晴らしかっただけに、余計に物語のしまい方の稚拙さが目立ってしまうと言う、非常に勿体無い映画。それにしても楽曲は、前作「LA LA LAND」を超えるくらいのバワフルな仕上がり。映画の評価とは別に、サントラ盤が欲しくなってしまった。
素敵なミュージカル!
期待ハズレかもー
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