グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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ミュージカル、楽しめるようになりました!
映画館で予告編を見てヒュージャックマンの手から武器が出てこないかと少し心配していました。昨年のLa La Landでミュージカル苦手意識を克服できたことの再確認の意味で挑戦してみました。感想としては、全編にわたって流れる楽曲が素晴らしく、映画館での良い音響での鑑賞をお薦めしたいです。ストーリー的にはなんだか去年観た『SING』を思い出しましたが、予想できる展開ながら素敵な結末で安心しました。山田涼介に似たフィリップが秀逸でしたし渡辺直美に髭生やしたみたいな彼女も良かったです。
びっくり。無感動でした。
『爆音映画祭』にて…♪♪♪
「爆音映画祭」にて初鑑賞♪
とても評判が良いミュージカル映画という事は知っていましたが、ストーリーは全く知らずにレビューもあらすじも読まずに観てきました。
評判通り、ヒュー・ジャックマンの歌と躍りがとても良かったです!
赤いコートにシルクハットが良く似合ってて…これぞエンターテイメント・ショーという感じでした。
スパイダーマンのコに似てるなぁ…と思ってたらやっぱりそうだった、ゼンデイヤもとっても可愛かったです♡
ストーリー的には普通かなぁ…と思いましたが、泣ける場面はいくつかありました。
そして今回は「爆音映画祭」という事で…その部分ではとっても楽しめたので大満足です♪
次は爆音絶叫上映にも参加してみたくなりました(^^)
心鷲掴み!活力が湧いてくる作品!!
凡作
音楽はとにかく素晴らしかった!
サントラも欲しくなる魅力たっぷりの楽曲ばかりだった!
OPから始まるミュージカル、これは凄い!楽しみ!という導入のテンション作りは上手い。
その後幼少期の出来事を曲になぞらえながら早送り。これもミュージカル映画としては良くあるしまぁわかり易くてよい。
問題はその後サーカスを作りはじめた以降から期待外れ度が加速。
主人公がフリークと呼ばれる人達と交流する場面は待てども待てども来ないし挙句には結局差別して閉め出し。しかもそれを恥じないし謝罪もない。あとほんとにとにかくSING実写版を見ているようだった。
SINGとストーリーの流れも殆ど一緒で会場が火事→野外でやろう!うーん、知ってた!って感じ
SINGも同じ人物をモデルにしているのかもしれないが似すぎていたしこっちの方が下手に人種差別を入れたから話も重たくて共感しづらい。
何よりラスト、ヒュージャックマンのあとすぐザック・エフロンが歌うとどうしても物足りなさがあって残念。しかも主人公はサーカスを人に預けて自分は引退?虫が良すぎるのでは?
なんだかモヤモヤ みんなほんとにこれでいいの?という作品
人対人
1980年代に活躍した興行師P.T.バーナムのアメリカでのキレイな部分での活躍を題材にした作品。
実際は政治的な活動を行ったり、所謂差別的な「見世物小屋」を仕掛けたり、金にものをいわせたりとかでも有名らしいし、幼少期の描写もかなり含めて実際とはかなり違う状況らしいけれど、エンターテイメントに特化した作風だから、そこは不問で。
貧困な幼少期&裕福ではないけれど幸せなサラリーマン時代少々から始まり、ミュージアムを開きショービジネスに転向して行く展開。
それなりに紆余曲折はあるけれど、基本的にはかなりあっさりトントン拍子で成功、活躍してしまいストーリーとしてはもの足りなさを感じる。
音の波やエンタメを堪能する作品で、映画と演劇は勿論違うけれど、「ミュージカル」を楽しめる音響が売りの劇場で鑑賞してこそという感じかな。
個人的にはミュージカル映画ナンバーワン!
とても良いミュージカル映画だった!
ショーのスタートと盛り上がるナンバーを見せつけ、観ている者の興味をグッと惹きつけるのオープニングからまず素晴らしい!
そこから過去のストーリーが始まり、幼いバーナムと将来の妻のお互いを想う気持ちを歌い上げるナンバーも微笑ましい仕上がりで彼らの良き人柄も伝わってくる様。
子供達と慎ましく微笑ましい生活を送っているバーナムは子供達の意見からアイデアを生み、サーカスという道を見いだしていく…
そこで彼が見出したのは、身体的コンプレックスを抱えていたり、好奇の目にさらされ、表から隠れていた者たち
彼らが表にくり出して、パフォーマンスを披露するナンバーも前向きさを感じる素晴らしいナンバーでとても良かった。
そこから彼は成功を追い求め始めていくのだが…
彼がフィリップを誘うナンバーもリズムが心地よく観ている者もノリ良く観られるし、歌姫が歌うナンバーもバーナムもより成功を求めてしまう心情にリンクするかのような歌詞で物語を彩っている。
”This is me”はホントに素晴らしいメロディと小気味よいリズムと前向きな歌詞が素晴らしい。
バーナムはもっと成功を求め始め、歌姫のプロデュースへと傾倒していき、サーカスの仲間たちや家族とも隔たりができ始めて…
端的に言ってしまえば、かつて貧困にあえぎながらも、家族と慎ましく生活していた男の成功とより成功を求めた上での挫折、そして再生を描くという王道コースのストーリーである。
だが、そこに彩られた素晴らしいミュージカルナンバーが物語を鮮やかにし、観ている者たちを、時に小気味よいリズムで盛り上げ、時に登場人物の心情を切なく歌い上げ、観ている者の感情をグッと揺さぶり盛りあげてくれる。
挫折し、全てを失ったバーナムに手を差し伸べる彼らがとても愛おしく、その後に再起をかけるように歌い上げられるナンバーも前向きなメロディと歌詞がとても心地よかった。
そして、再びサーカスを再興させ…ここでオープニングに繋がっていくのもこれまた素晴らしい展開であり、この素晴らしい王道コースを最高のエンタテインメントとして仕上げてくれる。
とにかく劇中で披露されるミュージカルナンバーがどれも素晴らしく物語を彩ってくれるのでとても心地よかった。
ポジティブなナンバーも多く、最後は彼らの幸せそうな表情で終わるので、劇中を爽やかかつ前向きな気持ちで後にすることが出来る素晴らしい映画だった。
ミュージカル苦手でも入りやすい作品
音楽はいいけど
想像以上に良かった。 ミュージカル映画特有の突然歌い出すシーンがあ...
浅くて単純な見世物小屋ストーリー
登場人物が多いのに、関係性を深掘りしてないので、感情移入しにくい。
話も単純で、
お金ないから何か始めよう→そうだ見世物小屋だ→成功!火事だ!みんなで立て直す!
なんて、非常にチープでひねりも特になし。
見る価値は無いかな
バリアフリーとは甘やかすことではない
ストーリーが終始不快だった。
男が女に惚れる瞬間は描かれているが、相思相愛になるきっかけがまるで描かれていない。
バーナムとチャリティ、フィリップとアン共に二人の間には身分、人種という障害があるがその葛藤がない。
コレコレこういう理由でこの人は素敵なんですという説明がないので、キャラクターがとても薄っぺらに感じてしまう。
そして男たちは女を裏切るが、なんとなく許されてしまう。フィリップの裏切り(ジェニーのショーの時に手を離す)は物語の根幹に関わる大きな裏切りだが、その件はスルー。許されるきっかけは事故による自己犠牲。(炎の中から現れたバーナムの拳からは三本の爪が出ていた)(嘘)
フリークスとバーナムの関係も同じで、思いつきでフリークスを雇い始めたバーナムをフリークスたちは簡単に信じ、信頼関係を築く。その瞬間にショーが完成している。
そして、裏切り、簡単に和解する。
どこがグレイテストなのか?
興行師という世界一怪しい商売の男をキラキラの笑顔で誤魔化して許容してしまうのはあまりにも甘すぎないか?
障害を持った人間をなんの葛藤もなく雇い、周囲を裏切り簡単に許される、そんな甘やかされた主人公から僕は人としての魅力を感じなかったし、フリークスがフリークスとして活躍しないショーも何のためのショーなのかが良く分からなかった。
バーナムをジャック・ブラックとかスティーブ・カレルとかコメディアンにゲスな人間として演じさせた方がもっと物語を掘り下げられたのではないか?
終始甘やかされた主人公の作品に「this is me」と言われてもな。
金をかけたPV集のようでとても空虚な映画だった。
史上最悪のミュージカル映画の一本‼️
この作品は大嫌いなので、あまり多くは語る気にはなれませんが、この作品は何年か前まで批判されてきたハリウッドにおける白人至上主義を象徴する作品だと思います‼️やはり一番は主役のバーナムのキャラ描写‼️フリークスの人々を巻き込んでサーカスで大成功を収めるのですが、金のために手段を選ばない男であるバーナムは、スウェーデンの歌姫の海外公演に力を入れ、フリークスはほったらかし‼️しかも給料未払い‼️その天罰が下りスキャンダルになり、海外公演は中止し、失意の中戻ってきたバーナムは自分のサーカス小屋が放火で跡形もないと知る‼️そんなバーナムをフリークスたちは許し、再建へ・・・‼️そんな簡単に許すなよ‼️人間以下の扱い受けてんだぞ‼️一人一人のフリークスたちのキャラ描写も個性に乏しければ、バーナムの目的達成のための捨て駒のような扱い‼️フリークスの方たちにバーナムを批判する機会も与えられなければ、バーナムがホントに心から反省してるようにも見えない‼️主題歌の「This Is Me」はアナ雪じゃないですが、ありのままの自分を愛せよとか、そういうテーマの曲だと思うのですが、ある意味この作品に最も合ってない主題歌だと思う‼️あげくに焼け落ちたサーカス小屋はあっという間に復旧し、ザック・エフロンが歌い踊ってるラストへ‼️もうワケわからん‼️確かにヒュー・ジャックマンの歌と踊りは素晴らしい‼️しかしこの作品はサーカスを絡めたものなので、本来なら歌と踊りとサーカスのショーが融合した迫力ある見せ場にならなければならない。しかしサーカスのショーが見せ場的に魅力不足なので、手放しどころかまったく賞賛できない‼️タイトルの元ネタになったデミル監督の「地上最大のショウ」の爪の垢でも煎じて飲ませたい‼️そしてフリークスの方たちへの深い愛情が感じられる、1932年の映画「フリークス」の爪の垢も合わせて煎じて飲ませたい‼️
モヤモヤが残る映画
知人から非常に良かったとの勧めで見に行ったのですが、私はモヤモヤが残る映画となりました。
いわゆる『見世物』である社会的身分の低いマイノリティの方達を、家族のための金儲けの道具として使用し成り上がっていった男の物語。
ユニークな(ヒゲが生えた女性や、けむくじゃらの犬人間、背が異常に高い人や低い人、その当時奴隷として扱われていた黒人の兄弟など)人たちを団員として集めて、最高のショーにしようと共に歩んでいく映画なのかなと思っていたのですが、そんなシーン全くない。全然団員に寄り添っていない。
むしろ、その人たちを捨てて本物の歌手の公演を手がけて、その公演を見たがる団員を立ち見席に通す。(自分の家族は超良い席)その歌手の打ち上げにも見世物だからと入らせない。この仕打ちを受けて団員達がお互いを鼓舞し奮い立つ。(⇦ここでのthis is meだったので非常に残念。私の想像の中では主人公が団員達を鼓舞し励ました後の曲だと思ったので。)
そして、その歌手の全米公演を手がけ、嬉々と劇場を違う人にまかせ出かけていく。そしてその公演中に劇場が火事、歌手とのスキャンダルと借金の差し押さえで家族に捨てられ、絶望していたところに団員たちが慰めに行く。(⇦ここ美談すぎ!団員もっと怒れよと思いました。実際そんな良い人たちいるの?)
そして、サーカスを再建しハッピーエンドでした。
私の感想は()にも書いていますが、とりあえず美談、美談、美談で薄いストーリーでした。
団員達の背景ももっと描写して欲しかったし、LGBTや黒人差別問題に力を入れているアメリカだから人気があるのかな?とか思ったり。マイノリティは映画に出ていた人以外もたくさんいるわけで。身体障がい者やろうあ者、盲者もいる。その人たちは当時のサーカス団にいなかったのかな?
友人は『映画界の歴史を変えた!』と大興奮していたのですが、私はあんまりです。むしろ見おわってこんなモヤモヤが残る映画初めてかも...。
とりあえず、音楽は良かったのにストーリーが、、。とても残念ですし、起用されたヒュージャックマンが不憫...。(⇦役柄にイライラしてました。)
以上のことを踏まえて音楽−ストーリーで星2点にしました。
最高のミュージカルと感動!
とても良かったです!俳優の演技もとても良く、ストーリーも感動してさらに曲までいい!
特にThis Is Meが流れた時は、鳥肌たちました。
ヒュー・ジャックマンの歌は、初めて聴いたのですが、とても声が綺麗で上手でした!
ストーリーも感動できてとても良かったです!
映画を見ることが好きになった当初を思い出させてくれる
最高のミュージカル
夢想的
貧しい少年のサクセスストーリーではなく、おじさんの人間的な成長が主題。
サーカスシーンやフリークの場面はとても良かったです。
音楽が無個性。
ストーリーが安っぽすぎる。
あまりに楽天的で夢想的。
文句はいくらでも言えますが、結局問題なのは主人公だと思います。
おじさんがお金を稼いでピンチになって復活する。これに問題はないのですが、描き方は問題だと思います。
まず、分かりづらい。この人の人間的な成長が主題だと、相当時間がたたないと気づきませんでした。
そして、センスがない。成功して調子に乗るのは分かるのですが、その表現がすごく不快です。
そしてどうしてもこの人を好ましく思えません。
まず、この人は疑い用がなく差別主義者です。
上流階級を小馬鹿にしつつ、仲間入りしたくてしょうがない、その器の小ささ。
サーカスのメンバーを称賛しつつ、自分が主役のパーティーには呼ばない。
サーカスのメンバーを「目立つから」と立ち見席に案内する。
パーティーの席での義父への発言。
様々な点でイヤな人間ですが、それが特段責められるわけでもなく、修正されるわけでもなく普通に踊ってハッピーエンドを迎えます。
それが1番違和感を感じるところです。
映像や音楽も、芸術性や革新性のカケラもなく、「これやっときゃ喜ぶだろ」といった意識をありありと感じました。
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