グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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素晴らしいエンターテイメント!
最近はすっかり「X-MEN」色が濃くなっていたヒュー・ジャックマンだが、否が応でも名作「レ・ミゼラブル」を思い出させられました。
その素晴らしい歌唱力、すっかり忘れていましたね。
ショウビズの色鮮やかな世界にある光と影、物語としてはよくあるサクセスストーリーなんです。
しかしその予想がつく展開なはずなのに、次の瞬間瞬間にとても目を奪われてしまうのです。
正に綱渡りのような世界をとてもうまく表現しており、次のカットには今見ている幸せが壊れているのでは無いかと、観ていて気が気でないのですね。
ここら辺は脚本の妙で、駆け抜けるような半生を描く為、あえて落ち着いて考える隙を作らなかったのではないでしょうか。
最初から最後までずっとスピードを落とさない展開、その中でもしっかりとある緩急、見事としかいえない演出とカメラワーク、そして何より一つ一つ魅了する楽曲、「心踊る」とは正にこの事でしょう。
観ていてこれ程ワクワクしていた作品はいつ以来でしょう、ミュージカル作品としてエンタメとしてこれ程完成された作品はそうない事と思います。
私には素晴らしいとしか言いようがありませんでした、この夢のような時間を是非劇場で体感してみてください。
音楽は…
話題となっていますので鑑賞して参りました。
主人公のバーナムを演じるヒュージャックマンは歌も踊りも魅せ方が素敵でさすが!と思いました。
曲も歌詞も素敵で、一曲ごとに拍手しそうになりました。またダンスも圧巻でした。
ですが肝心の内容はとてもベタでした。夢を叶えて更に欲が出て周りが見えなくなって結局全て失った結果大切なものに気づく。万人ウケは良いのかもしれないです。
あとバーナムとチャリティが結婚することを父が許したのも??って感じでしたし、バレエの発表会のくだりも凄く中途半端な描かれ方をしていて、疑問に残る点が多々ありました。
人種問題も取り上げている点は、多様性が求められる今の時代には相応わしいテーマだったのではないかと思います。
最後に映画上映中にスマホいじるのは本当に迷惑です不快でした。
家族で観れます
ザック・エフロンの進むべき道
絢爛な美術と美しい衣装、派手なミュージカル・パフォーマンス。視覚的聴覚的にはとても楽しく充実したミュージカル作品であったのは間違いないのだが、作品の内容を考えるとどうも物足りないものがある。感性的にはなぜか充実感が足りない。
P・T・バーナムという実在したショーマンを主人公に据え、当時不謹慎と言われていたサーカスを成功させる様子を軽快に描いた作品で、それ自体はとてもいいのだけれど、ミュージカルシーンの華やぎとは別に、物語自体が持つ内容がまったくそれに追いついていないような印象。ただただ、サーカスを起こした男の話であるというだけに過ぎない。ホラ話やハッタリなどを自在に操ってショウを成功させたその折々の巧みな話術や裏技やテクニックなんかがまったく描かれず、とにかくミュージカルシーンを挟めば何もかもうまく行ってしまうというような強引な展開。「フリークス」と呼ばれることもある、個性的な特徴を持った人々を起用していく様子や、彼らと心を通わせるようなシーンがあまりにも粗雑にしか描かれないため、終盤で彼らがこのサーカスのことを「家族だ」とまで言い切ったその言葉を素直に受け止められるだけの裏付けが物語には備わっておらず、P・T・バーナムと彼らの間にある絆がまったく見えなかったのは大きな痛手。
映画のテーマには、現在ハリウッドだけでなく世界中で叫ばれている差別や偏見といったタイムリーな内容を擁していながらも、物語として繰り広げられる考察や導かれる結論には目新しさはなく、それを補うのが主題歌「This is Me」だというのは、映画としては不本意であるべきことだ。「This is Me」には、人と違うことやマイノリティであることを含めて、ありのままが自分自身だと謳う実に力強いメッセージが込められた一曲だが、このたった一曲がストーリー以上に多くを物語ってしまった。この一曲を前に、ストーリーが完全に希薄に感じられてしまったのは誤算であるはずだ。
P・T・バーナムという、嘘とハッタリを駆使して繁栄した実在の人物を演じるに、ヒュー・ジャックマンは少々ミスキャストな気もする。善良なイメージの強いジャックマンがハッタリ屋であるというのがなかなか結び付かず、もっと下俗的な胡散臭さをポジティブに表現できる俳優が相応しかったのではないかと思う。ジャックマンが演じるとP・T・バーナムがまるで英雄のように見えてしまいがち。もちろんP・T・バーナムは悪人ではないが、どこか狡猾さやずる賢さを孕んだ役者の方が似合う役柄のように思う。無論、ミュージカルスターとしてジャックマンの起用が表目であることは疑いようがなく、パフォーマンスには大満足なのだけれど。
一方で、ここ数年はお下劣なコメディ映画の出演ばかりが続いていたザック・エフロンが、久しぶりに「ハイスクール・ミュージカル」のころを彷彿とさせるような作品と出会ってくれたことは個人的にとてもうれしい。ヒュー・ジャックマンと繰り広げるバーでのミュージカルシーンの掛け合いは、ミュージカルスターの先輩と後輩の楽し気なバトルのようでもあり、エンディングなどまさしく先輩から後輩へのバトンタッチそのものだった。これこそがエフロンの進むべき道であり、この出会いを機に、ミュージカルスターであるヒュー・ジャックマンの正当な後継者として突き進んでくれないだろうかと私は真剣に願っている。歌唱力とパフォーマンス力、そしてスター性を持っているのだから、今からでも遅くないからブロードウェイ・ミュージカルなどでどんどん経験を積んで、次世代のヒュー・ジャックマンになってくれないかなぁと、この映画を見ながら本気で思った。
レビュー
ザ グッド ショーマン
素晴らしい!
熱量が高い映画で楽しめました!
先日の某テレビ番組でLiLiCoさんが号泣してたVTRを拝見して「観てみようかな?」から「絶対に観よう!」と決めた映画。
ハードルは上がった状態だったけど見事飛び越えてくれました!
まずミュージカル映画の特有かもしれませんが、観客を早く映画の世界観に引き寄せるためのオープニングの演出は見事でした!
本当にカッコ良すぎた‼︎
そのオープニングですっかり心が奪われたまま、ストーリーに入ったので脚本の内容が薄いとか、それぞれの役の深層心理まで描いてほしいという気持ちは置いといて、純粋に楽しめる映画でした!
月並みなメッセージかも知れないですが
「名声よりも、お金よりも本当に大切なものってなんなんだろう?それは〇〇だ!」
ということを120%の熱量で伝えてくれる映画でした!
意外とミュージカル系面白い
音楽はいいけど、物語が消化不良で主人公も好かん。
冒頭のシーンとか、子供バーナムと子供チャリティが歌うシーンとか、ミュージカルシーンは結構好きです。あと若夫婦時代のバーナムとチャリティが屋上でシーツの間を踊り回るシーンとか大好きです。
でもオペラはオペラ歌って欲しかったし、ザックとゼンデイヤの紐でくるくるシーンの歌詞はダセーって思った。
this is meはちょっと泣きそうになったけど、「フリーク」と呼ばれる彼らの物語が踏み込まれなくて残念。
ミュージカル映画は大概長いのに105分と短めなので、物語が浅いのよねー。それに尽きるわー。その割にテーマがいろいろあるからどれも消化不良って感じ。
あとは、バーナムが嫌な奴で、好きになれなかった。
あいつをあの程度の謝罪?落ち込み?で許すって、団員も家族も甘いわ。
ヒューが歌って踊れるのは知ってたけど、ミシェルウイリアムズも歌えるって知らんかった。か細げな声が良かった。屋上ダンスは多分早送りでしょうけど、それでも見応えあった。
オペラ歌手役の人、すっごく綺麗で声も美しいかった。触りだけでもオペラ歌うとか、つかあの曲をオペラ調に作ってほしいかったなー。あれじゃ21世紀のバラードやん。
this is meのメインボーカルやった方の声すごく素敵でした。
笑いもあるけど終始見てて泣ける今年高評価の映画です
先にサントラ盤を購入その後に試写会と開演日に見に行きました、簡単な言葉でいうと、凄いの観ました!というしかないです。
ありがちに見えるストーリーの中で、偏見に立ち向かう、立ち向かえる強い信念を心に持ってる人々とその人たちが歌う強い歌。それだけでなく、人間の脆さとか、本来の素直さとか。ユニークな人たち”は「親から、社会から、“隠された”こと」に傷ついてる人たちだったわけで。彼らは自ら“バーナムの博物館”に見世物になりにやってきた。 「たとえ見世物になったとしても、障害者が自分の仕事に誇りを持ってそれをしているならそれを奪う権利は誰にもない。
外野が「差別だ」とその仕事を奪ってはならない」
様々な人間らしさが詰まった、感動しないわけない作品でした。
最後に「貴方は居場所を家族をくれた」の言葉ですごい泣きました。
ミュージカルとしてもすごいし、人間としての成長模様とか、少しの恋愛模様。それらがバランスよく噛み合っていって、何回も見たくなりました。
特に歌が、頭から離れない…はっきり言って中毒性あります(´∀`)見ててスキャットマンジョンを思い出してしまいました、亡きスキャットマンジョンに捧げたい映画です
No.1ミュージカル映画!!
評価:★★★★★ 100点
予告編を観た時点で、傑作であることは間違いないと思っていたが、全編を鑑賞後、私は立ち上がって拍手を贈りたくなるほどの神の領域の作品であった。
この時代に、この年齢で、そして映画館でこの作品に出会えたことを心から感謝したい。
この作品を通して感じたこと
①魅了される音楽の力
まず冒頭の「The Greatest Show」が流れ出す瞬間から、心を鷲掴みにされ、監督、そして主演ヒュー・ジャックマンの映画という名のショーに引き込まれる。
この作品全ての流れる音楽がとても魅力的だ。それもそのはず『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞歌曲賞を受賞したコンビが曲を担当しているのだ。
個人的にお気に入りは、子どもから大人へと成長する「A Million Dreams」、酒場でヒューとザックコンビで歌う「The Other Side」、涙腺が崩壊した「Never Enough」、そして「This is Me」である。
②役者達の圧倒的な演技力
ヒュー・ジャックマンの偉大さを改めて感じる作品である。彼の芯のある歌声のかっこ良さに鳥肌が立ち続けていた。
もちろん演技力もヒューがレベッカ・ファーガソンの本物のショーに魅力され、上流階級・批評家に認められた瞬間の顔が本当に忘れられない。
そしてヒューを支える妻役のミシェル・ウィリアムズは女性の美しさを見事に体現化し、家族を愛し、包み込んでいて、彼女の一つ一つ言葉が凄く心に刻まれた。
たくさんの役者さん達が素晴らしくて、ここまで一人一人をベタ褒め出来る映画って正直ほかにない。
③物語の構成
物語は王道的なストーリーで、時間も105分と短く、テンポも良い。びっくりした点はショーの練習シーンを一切映していないこと。それは鑑賞者達にこの映画というショーを楽しんでもらう為ではないかと感じて、監督がより好きになった。努力している姿を見せないからこそ、カッコよく、そして美しいのだ。
キャラクターの心情も凄く上手く描けていて、主役のヒューと仕事パートナーザックの人生対比の描き方は見事。ヒューは底辺からの成り上がりだからこそ、上流階級が提示する本物のショーに惹かれ、そして溺れ、ザックは上流階級育ちだが、底辺の偽物といわれるが個性的で笑顔になるショーに惹かれていく。ラストの冒頭との繋がり、そして入れ替わりの歌唱は私の涙腺を崩壊させた。
この映画は1から話すと1時間以上話せてしまうので、
総評とし、改めて音楽の力の偉大さに気付く、私の中のNo.1ミュージカル映画である。
本国アメリカでは評論家から酷評されているようだが、それこそがこの作品の真骨頂。この映画はぜひ大きなスクリーンで観て欲しい、私はあと4回は観るであろう。
2018年映画はまだ1本しか観ていないが、すでにトップは決まった。オススメです。
良かった以上の言葉が出てこない
それぞれのミュージカルシーンの絵の美しさと迫力、歌詞の言葉選び、素晴らしかったです!
カラダが火照ってました。
それでも星が1.0なのは、ストーリーが微妙過ぎたから。
○ー○ー○ー○ー○
ミュージカルシーンが丸○だとして、他のパートは細い線ー。
大きい丸を細い線で繋いだみたいな歪な進行。それもかなり駆け足。
バーナムはクズ男、どん底に手を伸ばしてもらえても上から目線。
アンは女神、恋に落ちる…では表せないくらいに美しい何かに囚われる。
マイノリティの人たちにももう少しスポットライトを当てて欲しかった。本当に残念。宣伝の仕方がずるい、違う映画じゃん。
批評家から酷評される理由がわかったよ。
私は批評家じゃないけど、これは好みじゃなかった。
ストーリーに不満を抱きつつも好き!って人もいるから、好みの問題なんだろうな。
私の中でのベスト1ミュージカル作品
久しぶりにテレビ放送されてるのを観たけどやっぱりイイー!2018年劇場公開のときに映画館へ観に行きました。あの感動は今も変わらず、素晴らしいの一言で胸がいっぱいになる。ヒュー・ジャックマン目的でそのときは観に行って、冒頭のダダダン!っというリズムと歌声、壮大な風景、笑顔の観客は忘れない。私もかれらと全く同じ顔してたと思う。
歌手が胸に刺さるのなんの。全ての曲が大好きで、円盤も買ったしアルバムもフルでダウンロードして、未だに聴いてます。男同士のデュエットなんて最高じゃないか!ミュージカル映画でここまで好きな作品はもうお目にかかれないことでしょう。永遠のベスト1です。
全ての楽曲からパワーを貰える
全1267件中、181~200件目を表示
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