「夢を追いかけた男の人生」グレイテスト・ショーマン 中野祐治さんの映画レビュー(感想・評価)
夢を追いかけた男の人生
ミュージカル作品の中でも大作とされるグレイテスト・ショーマン!
アメリカに実在する興行師、P・T・バーナムの夢とロマンに生きた半生を元にした作品であり、
同じ事業家という観点でとても興味深いものでした。
子供の「お父さんの博物館は死んだものばかり…。」をアイデアとして取り入れ、生きた人間の中でも珍しい特徴を持つ人々のショーを開催したこと、
その発想から珍しい特徴を持つ人々を集めるに至ったこと、
ジェニー・リンドに目を付けビジネスパートナーとして渡米に成功させたこと、
その興行のためにピアニストや指揮者を仲間に引き入れたこと
など、多くの観点で目を引く作品でした。
現在、私自身も多くの仲間が居てその仲間と共に事業に取り組んでいます。
最初は仲間になるところからスタートでした。そんな経緯もありバーナム氏の仲間作りの巻き込み方には共感したわけです。
映画でバーナム氏の財政難を救ったのは、フィリップ・カーライルでしたが、
現実では幼少期からショーに出演していた親指トム将軍だったとのこと!
そして、そのときからビジネスパートナーとなり、その後の興行を続けたそうです。
雇う側の人間として長くかかわっていた親指トム将軍が、共に事業に取り組める仲間となったのはとても嬉しいことだったに違いありません。
これからも仲間と共に「志事」していくことに活力がみなぎる時間となりました。
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