「綺麗事」グレイテスト・ショーマン たろっぺさんの映画レビュー(感想・評価)
綺麗事
冒頭より嘘臭さ全開で画面や役者が彩られており、いつ裏返してくれるのかわくわくしていたのだが、ひっくり返ろうがシリアスだろうが、一向に舞台から降りてこない。
人間ドラマの安さが演出では無い事に愕然とし、子供の無邪気さに恐れを抱いた。
また、肝心の音楽も時代背景との乖離が著しく、残念に思う。
等身大の奇跡を魅せる為に、関係者各位に媚びへつらう監督こそ、ペテン師に相応しい。
上澄みで世界は躍動しない。
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