「これぞ黒船映画じゃー!」グレイテスト・ショーマン 疾走チェイサーさんの映画レビュー(感想・評価)
これぞ黒船映画じゃー!
アメリカの絵に描いたようなサクセスストーリーですが、ありえない話の中に大事なメッセージを分かりやすく入れてくれてるので素直に感動出来ました。
4回泣きました。
脚本が薄っぺらいといえば、それで終わりだけど、娯楽の範囲としては地上最大に楽しめます。
どぎついネタがなく安心して観れます。
人種差別も入ってますが、スリービルボードとは対照的な描き方をしている。これは好みの問題です。
実在の人物らしいですが、かなり破天荒。赤塚不二夫みたいな人です。特に最後の登場シーンはギャグです!サーカス団のみんなもバカ田大学の後輩っぽい(いい意味で)。
全体的にアメリカ人と日本人の仕事に対する価値観、ストイックさの違いが露呈した印象を受けました。
人間ドラマのシリアスさを求めると拍子抜けします。予告編とニュアンスが違います。パーナムの繊細な心理描写はないです。
馬鹿でかいホームコメディです。
日本人にとっては、そのデカさにカルチャーショックを受けるかもしれません。
これぞ黒船映画です!
全く関係ないけど、ヒュージャックマンは、シルクハットが似合います!
『みんなの“ほっとけない兄貴”』役。
いつか《ジェントルメンはハード》っていう下町人情映画の主演とかしてほしい。
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