劇場公開日 2018年2月16日

「これぞ黒船映画じゃー!」グレイテスト・ショーマン 疾走チェイサーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0これぞ黒船映画じゃー!

2018年2月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

アメリカの絵に描いたようなサクセスストーリーですが、ありえない話の中に大事なメッセージを分かりやすく入れてくれてるので素直に感動出来ました。

4回泣きました。

脚本が薄っぺらいといえば、それで終わりだけど、娯楽の範囲としては地上最大に楽しめます。

どぎついネタがなく安心して観れます。
人種差別も入ってますが、スリービルボードとは対照的な描き方をしている。これは好みの問題です。

実在の人物らしいですが、かなり破天荒。赤塚不二夫みたいな人です。特に最後の登場シーンはギャグです!サーカス団のみんなもバカ田大学の後輩っぽい(いい意味で)。

全体的にアメリカ人と日本人の仕事に対する価値観、ストイックさの違いが露呈した印象を受けました。

人間ドラマのシリアスさを求めると拍子抜けします。予告編とニュアンスが違います。パーナムの繊細な心理描写はないです。

馬鹿でかいホームコメディです。
日本人にとっては、そのデカさにカルチャーショックを受けるかもしれません。
これぞ黒船映画です!

全く関係ないけど、ヒュージャックマンは、シルクハットが似合います!

『みんなの“ほっとけない兄貴”』役。

いつか《ジェントルメンはハード》っていう下町人情映画の主演とかしてほしい。

疾走チェイサー