レッド・スパローのレビュー・感想・評価
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【緊張感漲る哀しきスパイ映画。シャーロット・ランプリングの鬼教官振りや拷問シーンの数々が怖すぎる作品】
ハニートラップ・スパイ養成機関って、そんなのあるのか?と思いつつ、シャーロット・ランプリング扮する鬼教官振りが凄くて、”うん、あるかもしれないね。怖いです・・。”と納得してしまった私である。
脚本は良く練られていて、かなり見応えがあるし、幾つかの拷問シーンはアクションが殆どない今作をスパイ映画として成り立たせている。(但し、かなり痛そうなので、観る方はご準備を・・。だって、あんな事されたら私ならコンマ2秒で全て話しますよ・・。)
ネイト・ナッシユ(ジョエル・エドガートン)はドミニカ(ジェニファー・ローレンス)のハニー・トラップに嵌ったのか?
[印象的なシーン]
・シャーロット・ランプリング扮する鬼教官VSドミニカ(ジェニファー・ローレンス) シャーロット・ランプリングは幾つになっても目が怖いし、ジェニファー・ローレンスの女優根性も凄い。
・ジェレミー・アイアンズ扮する、コルチノイの謎めいた言動。この人がいるだけで、映画はぐっと締まる。
・そういう性癖はないのだけれど、記憶に残ってしまっている拷問シーンの数々・・。痛そうだよ、怖いよ・・。
<ラストシーンの解釈は観る人に委ねられるが、私は二人に未来があるという見方をしました・・・。>
<2018年3月30日 劇場にて鑑賞>
如何にもアメリカ作
美人設定に違和感
美しいジェニファー・ローレン
ジェニファー・ローレンスが主演の映画は、昨年公開され期待した割にはがっかりさせられた『パッセンジャー』以来で、今度こそはと期待していたが、その期待以上に身体を張った作品だった。
この作品のジェニファーはとても魅力的で、はまり役と言える。
しかし、冒頭のバレエのシーンは、踊りは見事だが、どうにも身体がゴツすぎて、プリマドンナとしてはちょっと違うかなといった印象。
下着姿と違い、バレエの衣装を身にまとうと、やたらマッチョに見えるのが残念。
さて、肝心の内容だが、女スパイと言えば、やはり昨年公開の『アトミック・ブロンド』が記憶に新しいが、あれほど激しく派手なアクションシーンが連続するわけでもないし、主人公が超絶に強いわけでもなく、バレエの舞台上で大怪我を負ったところから、一転して不幸の中を生き抜かなければならない、そんな女性の物語。
まぁ、想像を絶する訓練や任務が出てるわけで、肉親は非情だし、騙し騙され、誰が敵で誰が味方なのか、最後までわからない、よく出来た脚本だ。
ただ、ロシア人なのにロシア語じゃなく、英語で会話してるってどうよ?
これは語学が堪能でない私でも違和感を覚える。
140分と少し長めの作品だが、劇中の音楽も手伝って、ずっと重苦しい緊張感が続くため、中だるみする事なく鑑賞できた。
この作品を人様にお勧めできるかと言うと、目を背けたくなるような、けっこう強烈にグロいシーンもあるし、人によっては不快感を覚えるシーンもあるので、心臓の弱い方は控えた方がよいだろう。
ジェニファーローレンスのサービスショットを見逃すことなかれ
足の大怪我によりバレリーナとしての夢を絶たれたドミニカは、叔父のワーニャの紹介という名の罠にはめられ、女スパイとして生きる道を選択せざるを得なくなる。
女性としての武器を最大限に活かした女スパイとして活躍するジェニファーローレンスを描いたエロティックバイオレンススパイアクション。
話は長く複雑で、暗い雰囲気のまま140分も続く今作だが、それを帳消ししてなお余りあるジェニファーローレンスのナイスバディだけで観る価値があるといえよう笑。
突如として女スパイとして生きることになったこともあり、次々と課せられる恥じもプライドも捨て去らなければならないミッションの数々に抵抗しながらも抗えないジェニファーローレンスを拝むことで今作の評価は大いに上がる笑。
そのため正直ジェニファーローレンスのサービスショット以外の記憶がない笑。
ジョエルエドガートンがカッコ良くてなかなか良かったのと叔父のワーニャ役の俳優が不気味な雰囲気を醸し出していてよかった。
ただ水攻めの拷問シーンや生皮剥がしなど微グロもあるのでちょっと注意。
身体能力で圧倒するわけではない新たなスパイジャンルだったなと思った。
ぜひ他のキャストで量産してほしい笑。
🇷🇺
成長したジェニファー
雀の目にも涙...
こういうジェニファー・ローレンスもいいです。
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