キングスマン ゴールデン・サークルのレビュー・感想・評価
全457件中、421~440件目を表示
スクリーンX
ジャケット着用で
痛快。
風船
死に至る新種のドラッグを世界中に蔓延させるゴールデンサークルというカルテルに攻撃されて2人を残し呆気なくやられてしまったキングスマンが、アメリカの同盟スパイ組織ステイツマンに協力を仰ぎ対峙して行く話。
前作に引き続き派手なアクションと、軽妙で面白おかしく少々の毒もある展開。
しかしながら小気味良い笑いは殆どなくてキャストのキャラ頼みな感じが強い。
又、内容の割にシーンが多いし、一つ一つのシーンが長くて飽きてくる。
最早中盤40分ぐらいまるまるなくても良いぐらい。
決してつまらなくはないし、エンタメ作品だから生々しさまでは求めないけれど、弛みが酷くスカッとしないし、盛り上がりに欠ける。
ムダに膨らませてグダらせるぐらいなら、100分ぐらいでテンポ良くみせてくれた方が良いのにというところ。
楽しい!
コメディー?
無理矢理の先にある、痺れる程の面白さ
最高にアガるスパイ映画
冒頭からエンジン全開、ハイスピード展開で最っ高に楽しめました。
武器やメカが、前作からさらにパワーアップ、ハチャメチャ度も倍増!
しかし、世界観は前作から全くブレていない。今回の舞台は米国・ケンタッキーですが、英国スタイルのスーツに身を包んだエグジーのかっこよさには磨きがかかっています。
そしてケンタッキーであの人との再会も…?
痛快なガンアクションとコメディで、楽しくて気分爽快になることまちがいなしの一本です。
続編の厳しさかな…。
面白かったけど
前作観てから観る作品!
それでもやっぱり面白い‼️
トランプ大統領的なものやネット企業の寡占化への恐れと皮肉を込めた作品と受け取りました。
・ひとつの事象を強調することで、全体もそうであると短絡的に決めつけること(メキシコやイスラム教圏の人びとや難民への対応等)がいかに社会から多様性というものを奪い、結果的には多くの善良な人びとの尊厳や自由を損なうものであるか。置かれた環境や状況次第では白人のエリート官僚だろうが、王女様だろうが、この映画のようなことは起こり得るのに、チャンスも与えられなくなる窮屈な社会となることへの恐怖。
・社会の行動規範が個々人の価値観の集積でなく、ネット(映画では麻薬に置き換えている)を介して均一化されていくことへの恐怖。
ジュリアン・ムーアがたった一人で世界を牛耳れる可能性を示したのは、正にその象徴。
今やAmazonやGoogle等の寡占企業の出現により、社会通念や行動の前提が、我々が無自覚のうちに、私企業の収益や株価の上昇のための誘導で作られている(例えば、Siriによる分析や提案が既に多くの人の行動に影響を与えている)。
前作に比べて物足りなさを感じる人が多いのは、このようなメッセージ性の強さ(本当の敵はジュリアン・ムーアではなく、多様性が奪われ、価値観が均一化されていく社会)が、映画的なダイナミズムを減殺しているからだと思います。
なのにつまらない時間は1分だってなかったのは凄いとしか言いようがありません。
開始5分でドキドキが止まらない。
全457件中、421~440件目を表示