キングスマン ゴールデン・サークルのレビュー・感想・評価
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カントリーロード
いや〜マーリン、あんた最高だったよ!マーリン!泣 詳しくは言わないがマーリンの例のシーンはマイベスト胸熱〇〇シーン集の上位にランク入りするレベルのものだった。ありがとう...
今回もめちゃくちゃな感じは健在、どころかレベルアップし、また満足することが出来た。道具やガジェットも四次元道具並なものがさらっと出てきてもはやカオスでしかなかったwいや、なんだよソレ、みたいなw前作を踏まえたエグジーの成長、それを取り巻くメンバー、新キャラも良い意味で相変わらず。作品内で殺すやつと続投するやつのセレクトが非情すぎて辛かったり、意外だったため笑えたり...
冒頭と、後半の盛り上がりは良かったのだけれど、少し苦言を零すなら、中盤かな。いわゆる中だるみというものが目立った印象。恋人同士の仲のもつれ、コリン・ファースの不調から出るミスのくだりなど、見てる人ならわかるだろうけど、あの辺りは盛り上がってた部分と比べればだいぶ失速していたと思うのだがどうだろうか?自分はそこらへんはかなりカットして良いかなと感じた。あとチャイニング・テイタムの扱いwあれじゃスパイというよりはダンサーだよw(見た人ならわかる。そして草生える意味もw)
ただそれを除けば、楽しさは倍増しているのであとは問題はほぼナシ。第三弾やスピンオフも決まっているらしい。MCUの成功でユニバース化に続くものが多い風潮もどうかと思うが、なんだかんだで出て大喜びするのは
俺!w
87点
マーリン、ありがとう!
王道のアクション
マーケティングミスとダークホース
見事ハリーの仇であるヴァレンタインを倒した1年後、エグジーは亡きハリーの後を継ぎ、ガラハッドとして「キングスマン」の一員を務めていた。
そんな彼の前に立ちはだかるかつてのライバルと凶悪な思想を持つ麻薬密売組織「ゴールデンサークル」の女ボス、ポピー。
壊滅寸前にまで追い込まれた「キングスマン」が新たな仲間「ステイツマン」の一行と共に「ゴールデンサークル」に立ち向かう姿と死んだはずのハリーの復活を描いた大人気スパイ映画のシリーズ2作目。
まず最初に文句から始めたい笑。
1作目が2015年の個人的No. 1映画だったため、今作はとても楽しみにしていた。予告編が出る前までは笑。
どうして予告編の時点でハリーの復活を全面に押し出すのか!!どうしてだ!!!笑
余りにも直接的なネタバレでヒドイ!
復活するのがイヤではなく(むしろ超嬉しい笑)、どうしてそこまでの過程をワクワクしながら観る機会を与えてくれなかったのか!!!訴えるぞ!!笑
こうもっとエグジーがいよいよピンチの時に駆けつける的な少年ジャンプ的な演出を超楽しみにしていたのに笑。。
とまあここまでにして笑。
公開直後からユニバース化やスピンオフなど大盛り上がりを見せる今作は「キングスマン」以外にも同じような組織が複数存在することを匂わせるスケール感を増したような内容に。
今回助けを求めたのはアメリカ版組織の「ステイツマン」。カウボーイ風のテキーラを始め、投げ縄を得意とするウイスキーにサポート役のジンジャー、ボスにシャンパンなど黒の組織顔負けのコードネームと実力で対立しつつも「キングスマン」一行との共闘を図る。
今回の敵には国際的な麻薬密売組織の「ゴールデンサークル」の女ボス、ポピー。
常に笑顔を絶やさず、穏やかな表情で人間をミンチにしてハンバーガーを作るなどガチのサイコパスを平然やってのけるジュリアンムーアに恐れ入る笑。
その手下に前作「キングスマン」の試験に落ち、やさぐれた元上流階級のチャーリーを従え、エグジーとの因縁の対決となる。
そしてもう1つのメインはまさか生きていたのかハリー、、!!(ヤケクソ笑)
どう見ても即死なはずの傷を負ったものの、「ステイツマン」の科学力により、一命を取り留めたものの記憶を失ってしまい、かつての夢であった鱗翅学者の気分で部屋に引きこもり本を黙々と読む老人のようになってしまっていた。
ショック療法と称して部屋を水で溢れさせればこれでもかというくらい喚き叫び、記憶を取り戻し見事復活するも体と感覚が鈍り、一般人にボコボコにされてしまう基本的に今作は無能な姿を晒す笑。
中盤のある人物を敵だと決めつけ、殺そうとしたシーンは本気でダメになったんだと思ったが、後半では本来の力を取り戻し、エグジーと共に師弟コンビが長回しで暴れ倒すシーンは必見だ。
今作はアクションシーンに定評があるが個人的に自分がアガッたのは「ステイツマン」との共同任務としてチャーリーの元カノに接近する際にグラストンベリーフェスティバルに向かう件だ。
グラストンベリーの名を聞いた瞬間血が沸騰した笑。そんでめちゃくちゃ笑えたのが世界最高の音楽の祭典をたとえ一瞬でもシーンに映したにも関わらず、まったく関係のないシーンかつ本人役でエルトンジョンを起用し、後半をほぼエルトンジョンのおとぼけで済ますところだ笑。
そのお方は出たことはないみたいだけどもそのフェスのヘッドライナーを飾ってもおかしくないクラスの人なのにそんな贅沢な使い方あるのか笑。むしろあえてかなこの演出は笑。
まあ続編としては満足な出来ではないかもしれないけど及第点ではあるかな。
「キングスマン」のロゴに「ステイツマン」も含まれてる的な感じがあってまだまだ他の諜報機関があるような予感もあったし、何より次作の敵にドウェインジョンソンを起用したいという噂もあって期待も高まる内容にはなっていた。
ロック様絶対仲間になる気がする笑。
007のパロディらしいが 自分は子連れ狼とか座頭市なんかを思い出し...
同時代的なテーマ
テーマが同時代的なところがいけてる。
一作目より少し上品に、より時事的なテーマを盛り込んできた。
カウボーイモチーフの使い方がいけてる。
ヨーロッパ階級社会のモチーフもさらっとうまく扱っている。
アクション、バイオレンス、社会性、時事性、人間関係など、複数の難しいテーマを破綻させずに品を保って上手く処理してる。映画として、芸術として、エンターテイメントとして、大したものだ。
ひとりひとりのキャラがくっきりと際立っていて、それぞれが被ってない。キャラ立を徹底するとアニメみたいになりかねないがギリギリのところで自重している。そのキャスティングと演出がお見事。
2作目でこういう展開にしてくるとは、なかなかやるではないか。なかなかお見事ですよ。
ド派手でテンション上がる
残念
なんか妙なコメディに成り下がってた。
なんでだろか?
前作の英国紳士的な振る舞いと、任務とのギャップが独自のスタイルを確立してたように思うのだが、そこはナリを潜め…とても残念な仕上がりだった。
「ステイツメン」っていう同じような組織が海外にもあるってのは面白い設定だったんだし、彼等が扱う武器も国の特色が現れてて楽しくはあったのだが、どおにも気に入らない。
前作にあったような超絶アクション中にもポーカーフェイスを崩さない紳士然たる振る舞いもなく…続編としては方向転換しすぎに思える。
なんとなく三作目もありそうなんだけど…もう独自性というか、特異性はないような感じ。
アクションは総じて楽しかった。
米英同盟?
前作からのキャストはほぼ全員登場。今作から、チャニングテイタム、ジェフブリジッズ、ハルベリー、そして大物シンガーエルトンジョンがまさかの参戦。豪華だからと思い観てみたが、やはり一作目は越えられないかな。前作みたいなインパクトのあるような死に方がなかったな。まぁ、でもマーリンことマークストロングのカントリーロードが聞けたので良しなのではないか?
魅力が散らばってる感じ
前作のゲイリーの成長、キングスマンとはなにかってわかりやすいテーマの中に、強烈な異物を混ぜた刺激的な作品だったと改めて思い出しました
今回はキャラクターといい、ヴィランといい、ばらばらに現れて、散っていったり、こういう物語がありまして、ここにキャラクターをはめ込みましたみたいな印象
そりゃ、映画なんだからそうなんだけど、もうちょっと絞った方が良かったんじゃないかなぁ
魅力的なキャラクターが多かったのにもったいないなぁ、と
ゲイリーの悩みってそれで解決したの?
復活したからってなぜ気が付いたの?
そりゃかっこいいけどさ
ステイツマンって主体がいるなら、最初っからそこから始めればよかったのになあ
と色々思いましたが、ぐっとくるシーンもたくさんありましたので、面白かったです
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