ラスト・シフト 最期の夜勤のレビュー・感想・評価
全15件を表示
枠組みは『四谷怪談』、方法は「お化け屋敷」、内容は尻切れトンボ
警察署の夜勤という設定は面白いが、人間が幽霊たちに手玉に取られるという枠組みは、例えば『四谷怪談』の昔からいくらでも繰り返し作られていたパターンで、新味はない。
さらに始まってすぐから奇怪な現象のオンパレードがラストまで続くというのは、お化け屋敷そのもの。趣味の問題もあるだろうが、リアルな怖さを追求する映画が増えてきた中、こうして次々にお化けだぞ~、怖いぞ~とやられては、ホラーファンはそっぽを向くに違いない。
幽霊に操られて、最後に人間が悪事を働いてしまい、地獄に転落するというのもたくさんあったパターンだが、悪人がやられて自業自得だと観る方も納得するのが普通。
本作の場合は、幽霊たちに父親を殺された気の毒な女性がやられるというのだから、心理的にも「なんのこっちゃ」という尻切れトンボの気分になる。丁寧に作ってあるだけに、もったいないと思わざるを得ない。
最高に面白かった!(主怖がりです
お化け屋敷の映画版!って感じでした!
人のいない広い場所、しかも初めての場所に1人ってだけでも怖いのに、
かかってこないはずの電話、いるはずのない人、
あるはずの無いもの、もう、最初から最後まで、
息着く暇もありませんでした!
とりあえず、いつも出口は確保しろと言ってるのに
何回も部屋に閉じ込められるのが、おばかさんね、とは思いましたが...w
疑問。
1.最初は未使用っぽかったメモがいっぱい破られた跡があること。
モニカの件と、新庁舎の人の内線番号?だけのはずなのに...
2.途中でタバコを吸いにきたマリーゴールドは、どうして今日来たのか?あの事件からちょうど1年後なのを覚えていたから?
3.勤務途中でかかってきた、ママからの電話。
本当のだったのかしら?
だったら、愛してるも最後まで伝えられなくて可哀想...
どなたかお分かりになる方コメントくださいー!
しかし、主人公は可哀想だったな...
あと少しで、夜勤明けだったのに...
まぁ、業者が来てなくても、巡査部長を撃っちゃってたかな...
もし彼女があのまま亡くなっていたとしても、彼女の名誉は守ってあげたい...
案外面白かった。
警察官としての始めての勤務先が、取り壊される予定の庁舎で、深夜に女性1人で警備をするという…しかも、そこはかつてマンソン・ファミリーの様なカルト教団の教祖や信者が自殺を図った場所で、夜な夜なその霊が現れると言われる、カナリの“いわく付き物件”と言うから、それはいくら何でも恐ろしいでしょ(笑)。
結局、カルト教団のメンバーも亡くなってるから実体はないんだけど、ポルターガイスト現象や、幻覚とか幻聴とか…その繰り返しで狂っていっちゃうって言うね。
父親もそのカルト教団事件で亡くしているし…色々とトラウマを抱えてる部分はあるんだけど、電話して助けを求めたくても「お前、警察官だろ?」とか「クビにする」とか、パワハラ上司が圧を掛けてくるから、彼女も自分の気持ち(恐怖心)を素直に出せない。これはツライ!
「…来るか!?…来るか!!」とか「こっちに来るな!来るな!」のドキドキ感みたいなものはあって、それなりにマジメに作られてたと思う。
女優さんがほぼ1人で出てるけど、ダレるシーンもなくテンポよく進んでいくので飽きなかった。
ただ、お漏らしのホームレスのオッサン…謎なんだよな〜(笑)。
冒頭出て来た警察官(巡査部長?だったかな?)の存在も良く解らないし…って言うか、とり憑かれてる建物って知ってんなら、なんとかしろよ💢
ボロな警察署
レビュー
シビれる低予算!
なかなかテンポ良い
全15件を表示