ドリームのレビュー・感想・評価
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前に突き進む姿を描いた感動作
まだ差別の激しい時代に、黒人のしかも女性という立場でありながら時代の先端に立って前に突き進む姿を描いた感動作。
3人の女性を主軸にするも、特にそのうちの一人に大きなスポットを当てていますが、他の二人も歴史的に大きな意味のある役割を担っています。
ロケット開発での宇宙進出に合わせるように飛び出してゆく彼女たちの生き生きとした躍動が画面いっぱいに広がります。その姿に決してオーバーな描写ではなく、また差別にありがちな迫害や暴力描写を極力排して丁寧に描いている点が好印象。
見終えて清々しい気持ちになれる優良作品でしょう。
この作品と出会えて本当に良かった!
「素晴らしい!」の一言に尽きます!
黒人の女性が、NASAで素晴らしい功績を残していた事に驚きました!
白人至上主義の冷戦時代、差別が一番激しかった時代の中で、黒人でしかも主婦の女性がこんなにも頑張っていたなんて!
今まで、自分がこの事実を知らなかった事にショックです。
でも、この映画を観たことで、彼女たちの努力を少しでも理解できたことは、本当に良かったと思っています。
この映画の見所は、何と言っても彼女たちの頭の良さ!
NASAの計算係として抜擢された女性が、男たちを差し置いて、次々に計算力を発揮して行くところが実に痛快です(笑)
理不尽な嫌がらせにあっても、黒人のトイレが40分先の建物にありタイムロスに阻まれても、それでもめげずに我武者羅に計算する姿に感動しました!
同じ女性として実に誇らしいです(笑)
黒人用トイレを上司がハンマーでぶっ壊し、「これからは白と黒の区別はつけない。肌の色は違っても、おしっこの色は同じだ」といい去って行く姿にジーンとしてしまいました。
素敵な上司と、仲間の女性たちの力で、徐々に周りからも認められて行く姿に、努力はいつか実を結ぶのだと実感しました。
こうして、彼女の計算によってロケットが大空を飛び上がり、無事に帰還した瞬間は、涙が止まりませんでした!
彼女たちの功績が、これから先もずっと語り継がれて欲しいと思います!
素敵な作品をありがとうございました‼︎
良い史実ドラマ だが 映画としては? 全体のリズム 間が悪い だか...
良い史実ドラマ だが 映画としては?
全体のリズム 間が悪い だからなのか 挿入される「黒人」らしい音楽も活きてこない 実話でアメリカの国に関わる事で三人の人生なので 描かなければいけない事が沢山ありすぎるのは 確かなのだが… 人物像がボヤけている その分 説明シーンが増えてしまっている
「アンビリバボー」再現ドラマを贅沢にした感じ
「鬼の」上司役 ケビンコスナーも今一つ そして、主演女性三人の絆が全く感じられない。
飛行士側から描いた映画「ライトスタッフ」と比べると 至極 残念だった!
もしかしたら 最初から啓蒙映画 学校かなんかで見せる事を考えて作ったのかもしれない。
それにしても最近 ワンダーウーマン にアトミック ブロンド 女性活躍物が多いのは なぜ?
邦題他に無かったのか 悩み抜いた上でのこれなのか 酷すぎる
アポロ計画ではない
元々の邦題は「ドリーム、私たちのアポロ計画」だったらしい。映画はアポロの前のマーキュリーなので、アポロのアの字も出てこない。ドリームという題名はどうかと思うが、原題の"Hidden Figures"は「隠された人/数字」とダブルミーニングなので確かに邦題は難しいかも。
内容は素晴らしいの一言。人種差別に対して知能とウィットで対抗する主人公の黒人女性たちの頭脳明晰さに感動を覚えた。
コンピューター黎明期に手計算でロケットの軌道を計算していたことも凄い。家族全員で見るべき一作。
いい映画でした
黒人差別の問題、女性差別の問題を分かりやすくストレートに描き、アメリカンサクセスストーリーを心地よく感じさせてくれる作品です。
シンプルなストーリーなので中・高学生の学校単位で観に行って欲しいくらいだ。
ホント良かった
もっと黒人差別を深く描いた地味な作品かと思っていたら、やたら評価が高いんで観に行きました。とっても良かった、今年一番です。
黒人差別もしっかり描いていて、本当こんなにも差別が日常的で一般にまで浸透しているとは、根が深いなと。ただ、それだからといって、決して話は暗くなくむしろハッピーな映画です。
ホント良かったんで是非観て欲しいです。ファレルの音楽もGOOD
製作にも関わっていて流石。
ただ邦題名はNO GOOD
なぜ日本版はカットされているのかな・・・
とても後味の良い元気が出るストーリー。黒人女性達の苦労、努力、知恵、勇気がボジティブに描かれている。
しかし日本版は何ヶ所かカットされたシーンがあり、がっかり。いいシーンであり、大切なシーンでもあるのになぜカットしたのかな。いい映画だけにノーカットで公開すべき。
「頭が良い」という複雑な魅力
頭が良い人が好きだ。
絵を描く人、小説を書く人、音楽を作る人と同じように、「頭が良い」は感性に由来するタレントだと思う というかむしろ、全ての「感性に由来するタレント」を有する人間は「頭が良い人」だと思う。人が魅力的な時、それは「頭が良い」のだ。と思ってる。考えるから、それが表に出るから、魅力的だ。
この映画、分かりやすく爽快ながら演出はエンタメに寄らずあくまでドキュメンタリー風味でワントーン落ち着いた感じ。「非白人用トイレ」の存在などの事実は知らなかったので相当ショッキングだった。最初かわいそうだったけど、泣きながらみんなの前でタンカ切ったシーン、その後の部長がトイレの看板ぶっこわしてくれるシーン、良かったなあ
3人組の一番スタイルの良い女性、向こうの歌手だかなんだかだって。すごく綺麗でかっこよかった。自信に満ち溢れているかんじ
「頭が良い」ってやっぱ最高にかっこいい
やる気スイッチ、ONになる映画
全ての働く女性、
部下を抱える上司に見て欲しい!(>_<)
この映画を観て、
やっぱり仕事は『人』なんだ!
って思った。
偏見や差別が完全に無い
会社、社会は有るようで無い。
だって、それは
無意識に発生していて、
本人に悪気がないのだから
変わるはずが無い事。
それでも誰かは
気付いてくれるし、
認めてくれる。
尊敬できる上司がいれば、
理不尽な事があっても
踏ん張る力が湧いてくる。
ちょっと仕事の事で凹んでたけど、
この映画みたら
まだまだ頑張れるって思えた。
自分との戦いに勝って、
それを誰かが認めてくれたら嬉しいな。
働く人に、
元気や勇気をくれる映画です☆(*^^*)
内容も良いけど音楽もGood!です!
内容自体は実話を元にした
「立場の弱い人が持てる力と強い意志で周囲の人々を変えて行く」話。
こういう映画は大好物なので手放しで褒めます!!(笑)
話も良いけどこの映画は
「ハッピー」でお馴染みのファレル・ウィリアムスが手がけた
1960年代風の音楽が最高に良い!!
初っ端から乗りの良さで思わず体が動いてしまった。
映画の冒頭、異常なほど警官を恐れる主人公達の態度から
どれほど当時の差別が激しかったが伝わって来る様な
人種と女性と言う二重の差別の映画でありながら
黒人の人々の明るいパーティーシーンや
「ヘルプ 心がつなぐストーリー」を彷彿とさせる
黒人の本音シーンなどは音楽と相まって小気味よく
暗い気持ちに支配されることなく、楽しく観れます。
それとケビン・コスナー演じる上司が
単純に良い人というのでは無く、大きな仕事を成し遂げる為には
「差別など全く非効率なもの」として排除してゆく姿は
仕事でちゃんと人を評価するいかにも「仕事人間」っぽくて
観ていて信用できる!!
また、オクタビア・スペンサーと白人女性上司とのやり取り。
「差別はしていないわ」と言う白人女性に
「解ってる。〜そう思い込んでる事も」
ああ、痛い!
自分も思い込んでいるだけではないだろうか??
思わず、胸に手を当ててしまう!
3人の女優達はみなそれぞれ流石の名演技でした。
キャサリンを演じたタラジ・P・ヘンソンさんは
セリフだけでなくあの数式を覚えて黒板に書くのは
きっと大変だったろうな〜〜
とにかく、爽快でスカッとする映画です。
絶対観て!!!!!
★もう一度観るなら?「映画館で2度観た!!」
ありきたりのストーリーをいかに盛り上げるか
題材は王道のサスセスストーリーであり、ハッピーエンドはわかっている。となると、いかに盛り上げるかが大事だと思うのだが、もう一歩、二歩だった。
数式とか理論とかをもう少し説明があるとよかった。
ラブストーリーは無しの方が良い。アメリカ映画は「恋愛要素を盛り込まなくてはならない」という契約条項が必ずあるのだろうか。
ケビンコスナーの本部長はよかった。
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