ドリームのレビュー・感想・評価
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自分の道を進む
この映画を語る上で、黒人や女性に対しての強いたげられてきた差別の部分に目がいってしまうだろうが、この映画はそれだけでなく、いかにして自分の探求心を仕事で発揮して能力を開花していくのかが描かれていた。
主人公のキャサリンは計算能力が高く、気になり出したら計算せずにはいられない気質で、それを上司のハリソンにみいられ、重要な会議にも出席を許可される。
その会議の場でパイロットにも実力を認められ、ロケットの打ち上げの前の計算の確認にもキャサリンが指名される。
ウキペディア情報では彼女たちが働いていた時期には、トイレを差別するような極端な差別は無かったようだが、最後のロケットの打ち上げ直前の計算の確認にパイロット自ら、キャサリンを指名したのか、実際のところがすごく気になった。
集団の中で自分の力を出すのは難しいものだけど、でも自分を圧し殺すのではなく自分の進みたい道を進む姿勢はなくしたくないと感じさせる映画だった。
Great movie but title is badly translated
The original title of this movie is Hidden Figures, is means that these three women did their job amazing but don't want any credit for that, just as lots of other staffs that we don't know their names but have essential influence in human's history.
Dream?? Well, it's not wrong but why Japanese company always want to create a Japanese version that apparently not good as the original one!!
Same as fast and furious!!....
評判通りの良作でした。 60年代のアメリカでは、アパルトヘイトのよ...
評判通りの良作でした。
60年代のアメリカでは、アパルトヘイトのような人種差別が当たり前だったんですね。
人種の壁を跳ね除けて、努力して夢を実現した彼女達に感動します。
火種
雑なCG処理であろうと、聡明さが感じられない演技であろうと、ロケットの打ち上げには問答無用で童心に返らせる効果がある。
また、多様な楽曲に物語を預ける事で爽やかな作品に仕上げている。
暴力的とも言える不当な扱いに対して、直向きに知性と理性で立ち向かう姿勢は、パフォーマンス型の抗議が蔓延る現代社会からすると眩しく映る。
その光により、東京は焼け野原となるのだが。
多分、キング牧師に掛けているんだろうタイトル
元々のタイトルは『ヒデュン・フィギュア』。これを和訳すれば“隠された数字、形、型etc”転じて慣習ってことなのだろうか?何重にも意味付がされている単語だから、これを日本語にするのはかなり難しいってことで、手っ取り早く“夢”なんて付けたのだろうが、どうにもナンセンスだと思うのは自分だけだろうか?高学歴の映画会社のお歴々が雁首並べて、この程度の題名しか付けられないとは。。。しかも、当初、『私たちのアポロ計画』だなんて副題がついていたことに驚きを通り越して、呆れてしまう程だ。なんせ、地球周回飛行計画は『マーキュリー計画』なのだから。
作品そのものの評価だが、差別のやり方が余り深刻にならない 専門的な話が多くついていけない ラングレー(NASA)所属の人達のベースがが秀才ばかりなので状況変化に見事に対応している等々、とにかく、頭脳明晰な人達は、結局合理主義を推し進めると、差別という壁をどちらも超え合わなければ、先に進めないという至極簡単な方程式に気付き、朝礼跋扈の如く、踵を返して主義を変化させていく柔軟性を備えている能力を存分に発揮する生き物だということがイヤと言うほど表現されているストーリーなのである。
翻って、それ以外の人間には、はっきり言って共感できない内容なのではないだろうか?意識と感覚という人間には最も重要な要素の、例えばボリュームのツマミの如く、人それぞれその音量が違う中で、より感覚、感情が強い人達、正直に言うと自分のような人間は、この作品、はっきり言って選民思想の何ものでもないと思えるのだが、如何だろうか?
造りそのものは秀逸なので、単純に高評価なのだが、何だか『鼻につく』という表現を敢えて示したいと思う。
邦題にダマされずに、黙って観てください❣️
邦題に最初「私たちのアポロ計画」と入っていたものの、内容はマーキュリー計画のことじゃないかということで問題となり、結局「ドリーム」に落ち着いたんですが、これは作品には全く罪はなく、単に配給会社(20世紀FOXジャパン)にヤル気と知恵が無かったからです。
縁あって映画館じゃないトコロ(国際線フライト)で二度観たんですが、本当に良作!
感動場面は無数にあるんですが、特に感動したのは、NASAエンジニアに合格するために白人しか受講が認められていない州立大学講座を受講すべく主人公が裁判所に訴え、その合否審査が行われる場面。 主人公が白人判事の前で「私自身が前例となれば、その前例を切り開いた判事ともども、百年先まで語り継がれる。 今日の判例の中で そのように世紀をまたいでまで語り継がれるモノは他にありますか?」と訴えるシーン。.... 歴史の1ページが確実に塗り替えられた瞬間.... アフリカ系米国民のみならず多くの人々の深い感動を誘う場面と思います。
物語もモチロン素晴らしいし、モデルとなった3人の女性たちの近影などが最後に出て来るんですが、後にはその素晴らしい功績を讃えられて 正当に評価されたり懸賞されているのがまた素晴らしい。 やれ レイシストだの オルタナライトやの トランプやのと クダラない様相が目立つ傾向の最近の米国なんですが、他方でこういう真っ当な態度も示していて 救われる思いがします。
上述した通り、配給会社にはもう少し工夫と情熱を加えて最適な邦題を付けて欲しかったですね。 「ドリーム」なんて.... プロの仕事じゃないでしょ!
最後に一点追加。 挿入曲がいずれも素晴らしい。 音楽センスもまた秀逸ですね。 ロケット打ち上げ直前のほんの5ー6秒だったんですが、マイルスの So What が流れるのにも驚きです。
前に突き進む姿を描いた感動作
まだ差別の激しい時代に、黒人のしかも女性という立場でありながら時代の先端に立って前に突き進む姿を描いた感動作。
3人の女性を主軸にするも、特にそのうちの一人に大きなスポットを当てていますが、他の二人も歴史的に大きな意味のある役割を担っています。
ロケット開発での宇宙進出に合わせるように飛び出してゆく彼女たちの生き生きとした躍動が画面いっぱいに広がります。その姿に決してオーバーな描写ではなく、また差別にありがちな迫害や暴力描写を極力排して丁寧に描いている点が好印象。
見終えて清々しい気持ちになれる優良作品でしょう。
アパルトヘイト
教科書で南アフリカで当時現役だった COLORED / WHITE のベンチの写真を見せられたのが、1980年頃。
その二十年前には NASA にも同じ状態があったのは衝撃であった。
それは、NASA Langley が南軍側の Virginia にあったからだろうか。
北軍側の隣接州 West Virginia ではどうだったろうかと思う。ベンチやバスの席のような目に見えるものはなかったとしても、人々の意識の上で。
数年後に WV に住んだが、その時の実情を両親に訊く機会を逃した。話したくないような状況があったのかも知れない。
一方、NASA の「計算係」は白人黒人ともに女性しかいなかったように見えた。
NASA にとって供給が足りなかったから仕方なく黒人に門戸を開いたのではないかと想像した。
白人にも優秀な女性はいただろうに、その人々がここに来なかったのは、もっと厚遇される職業に門戸が開かれていたからか?
その職業は何だろう。待遇はよかったとして、その人々の才能を活かすものだったのだろうか?
計算係は、その必要性に比して地位が低かったのだろうから、白人の計算係が女性だけだったのはまだわかるとして、黒人の男性が採用される余地はなかったのか?
この作品と出会えて本当に良かった!
「素晴らしい!」の一言に尽きます!
黒人の女性が、NASAで素晴らしい功績を残していた事に驚きました!
白人至上主義の冷戦時代、差別が一番激しかった時代の中で、黒人でしかも主婦の女性がこんなにも頑張っていたなんて!
今まで、自分がこの事実を知らなかった事にショックです。
でも、この映画を観たことで、彼女たちの努力を少しでも理解できたことは、本当に良かったと思っています。
この映画の見所は、何と言っても彼女たちの頭の良さ!
NASAの計算係として抜擢された女性が、男たちを差し置いて、次々に計算力を発揮して行くところが実に痛快です(笑)
理不尽な嫌がらせにあっても、黒人のトイレが40分先の建物にありタイムロスに阻まれても、それでもめげずに我武者羅に計算する姿に感動しました!
同じ女性として実に誇らしいです(笑)
黒人用トイレを上司がハンマーでぶっ壊し、「これからは白と黒の区別はつけない。肌の色は違っても、おしっこの色は同じだ」といい去って行く姿にジーンとしてしまいました。
素敵な上司と、仲間の女性たちの力で、徐々に周りからも認められて行く姿に、努力はいつか実を結ぶのだと実感しました。
こうして、彼女の計算によってロケットが大空を飛び上がり、無事に帰還した瞬間は、涙が止まりませんでした!
彼女たちの功績が、これから先もずっと語り継がれて欲しいと思います!
素敵な作品をありがとうございました‼︎
良い史実ドラマ だが 映画としては? 全体のリズム 間が悪い だか...
良い史実ドラマ だが 映画としては?
全体のリズム 間が悪い だからなのか 挿入される「黒人」らしい音楽も活きてこない 実話でアメリカの国に関わる事で三人の人生なので 描かなければいけない事が沢山ありすぎるのは 確かなのだが… 人物像がボヤけている その分 説明シーンが増えてしまっている
「アンビリバボー」再現ドラマを贅沢にした感じ
「鬼の」上司役 ケビンコスナーも今一つ そして、主演女性三人の絆が全く感じられない。
飛行士側から描いた映画「ライトスタッフ」と比べると 至極 残念だった!
もしかしたら 最初から啓蒙映画 学校かなんかで見せる事を考えて作ったのかもしれない。
それにしても最近 ワンダーウーマン にアトミック ブロンド 女性活躍物が多いのは なぜ?
邦題他に無かったのか 悩み抜いた上でのこれなのか 酷すぎる
アポロ計画ではない
元々の邦題は「ドリーム、私たちのアポロ計画」だったらしい。映画はアポロの前のマーキュリーなので、アポロのアの字も出てこない。ドリームという題名はどうかと思うが、原題の"Hidden Figures"は「隠された人/数字」とダブルミーニングなので確かに邦題は難しいかも。
内容は素晴らしいの一言。人種差別に対して知能とウィットで対抗する主人公の黒人女性たちの頭脳明晰さに感動を覚えた。
コンピューター黎明期に手計算でロケットの軌道を計算していたことも凄い。家族全員で見るべき一作。
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