「余韻…」三度目の殺人 ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
余韻…
劇中で語られる真相のようなものは、キャストから事前に予想していたものとピタリ同じ。しかし、この映画はそれが真相なのか、けして観客を安心させることのない余韻を残す。まさにそれことが狙いなんだろうと思わせる。
そして『三度目の』というタイトルの意味とは…?
観終わったあとも、観客が真相を考え続けるようなリアリティは役所広司の圧倒的な演技力あってのものだし、是枝監督の確かな演出力によるものだと思わせられる。傑作…
あと、広瀬すずは『チアダン』みたいな生命力そのもののような役から、本作のような陰のある役も出来るところが素晴らしいですね。
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