「C.スチュワートファン必見」ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏 KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
C.スチュワートファン必見
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改めてこの作品内で表現されてることが実話ベースである事に驚いた。
いくらなんでもいつかはバレるのは客観的に見ててもわかるのに…なんて事を時折思ってしまう。
この作品の面白いところは架空の人物リロイに対してローラもサヴァンナも魂を与え過ぎて返って自分が傷ついたり苦しんだり振り回されてしまうところだ。
特にサヴァンナ演じるC.スチュワートの苦しむ姿は、実際の彼女をまるで見ているようでとても引き込まれる。
実話ベースとはいえこの出来事は恥ずかしながら僕は知らなかった。
その為映画を楽しみながらこの話を知るわけだが、ストーリーはまぁあまり大きな展開もなく予想通りな展開でやはり嘘は良くない。人を騙すことは同時に自分を傷つける事になるといった流れで最後まで淡々と話が進む。
あまり知らない俳優さんが演じてればあまり魅力ある作品には思えなかったかも知れないが、上にあげたとおりC.スチュワートが演じることでリアリティが増し作品の面白みを増した気がする。
そうなるとローラが作中で拘ってたイメージというのはやはり大事になるんだなと実感する。
C.スチュワートには是非こういった役をこれからもどんどん演じて欲しい。
今こういう役を魅力ある演技をしてくれるのは彼女が一番な気がする。
美しくカッコよく、そして切なく…彼女のファンなら是非観て欲しい作品だ。
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