劇場公開日 2018年5月11日

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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれたのレビュー・感想・評価

全53件中、1~20件目を表示

3.5皮肉な邦題をどう評価するか

2020年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

邦題からイメージするものとは程遠い作品だ。本作は、テロ事件で生き残った青年が、望んでいないにもかかわらずヒーローに祭り上げられてしまう物語だ。PTSD的な症状に苦しみ、母親さえもメディアやイベントに売り込もうとやっきになる。その孤独から人生に絶望する青年の姿を描いている。
しかし、駄目な邦題なのかというとそうではないかもしれない。非常時にヒーローを求めてしまう気持ちは誰にでもある。こういう映画を見に来る観客はまさにそれを期待するかもしれないし、邦題はそれを煽っているのかもしれない。観客が映画に求めているものが主人公を苦しめていることになる。その意味で、この邦題は強烈な皮肉になっている。まさにヒーローを期待して見に来た観客自身が、主人公を苦しめているようなものなのだから。
少なくとも自分はこの邦題だからこそ、自分の中のヒーローを求める気持ちについてより深く考えることになったと思う。

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杉本穂高

3.5より強く。

2018年5月30日
PCから投稿

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怖い

幸せ

『パトリオット・デイ』と同じボストンマラソンでの爆破テロの話だけど、むしろテロに遭った個人と元恋人の物語で、意外や『ビッグ・シック』と印象が近い。

邦題の「ボストン・ストロング」は、ボストン市民同士がテロに負けずに団結しようと呼びかけあうスローガンだが、実際に映画がフォーカスしているのは、「ボストン・ストロング」の象徴として英雄に祭り上げられてしまった主人公の葛藤だ。

原題は「Stronger」。「ボストン・ストロング」という標語でも「英雄」でもなく、ひとりの個人として悲劇を乗り越えるための「より強く」。その等身大な視点がこの映画の魅力だと感じているので、もし自分みたいに「感動を呼ぶテロの実録もの」という先入観を持っていたとしたら、その印象は一旦捨ててプレーンに観てほしいところです。

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村山章

4.0また君と2人で歩きたい

2024年7月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

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カズユキ

3.5人は誰かに支えられて人となっている。

2022年5月27日
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辛いときは自暴自棄になり、「もうどうになってもいい」
「自分なんて大切じゃない」 となる気持ちは痛いほど分かる。

どうになってもいいと思っているから、周りの人を大切にすることもできない‥

そうなった時に自分を正してくれるもの、自分を導いてくれるものは「こんな自分でも誰かにとって価値がある」と知ること。

僕自身、格闘家でありながら試合前の身体の痛みや減量の苦しみに何度も心が折れそうになる‥

さらに追い討ちをかけるように首が難病を発症し恐怖が常につきまとい、さらにさらには嫁に子供を連れて出ていかれて離婚するハメに‥

こんなに沢山の人がいるのに、とても孤独を感じる

全てを掘り投げて「いっそ楽になりたい」と何度思ったことか

それでも前に進めているのは、懸命に生きようと、懸命に自分の使命を全うしようと思えるのは、僕の姿勢をみて希望を感じてくれる人達がいるから

誰かが僕を見て希望を感じてくれることが、僕の希望にもなっている。

僕はこうして救われている。

救われた僕だから、誰かを救いたい。

誰かの、仲間の、子供の希望になりたい。

懸命に前に進むだけでいい。

進んだ距離ではなく、"前に進む姿勢"に人は希望を感じるのだから。

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Daichi Kitakata

3.0人の最良

2020年8月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ボストンマラソンで実際に起きた爆弾テロの被害者の苦悩を描く。
人の本質は分からないもんだなと感じさせられた映画だった。テロが起きる前の主人公(テロ被害)は約束は守らない様な、また仕事に対する責任感も希薄な気質を見せていたが、テロに遭遇した際の本人は、他人を気遣い、優先することができる愛に満ちた人間性であった。
苦しいときこそ本当の性格が出るというが、日頃から他人の良いところを見れる様になりたいと思った。また、自分も日頃から自分の最良を出せる様になりたいと思った。

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マルコ・ヨドガワ

2.5副題は失礼

2020年4月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

幸せ

ダメな僕だから英雄になれた、ダメ僕ってどういう事⁈
一人の男の葛藤のドラマに、くだらない副題つけるなよ‼️

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おのもん

2.0人の気持ちは難しい

2020年1月17日
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ずん

2.0「安心して見れる映画」だと思って見たら‥

2019年11月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ポスターとあらすじを見ると、内容を予想してしまう。
主人公も、それを支える家族、友人、恋人もみんなイイ奴らばかりで、
足を失った主人公を献身的に支え、それに主人公が応えて、回復する‥
みたいな話かと

でも違った。
主人公はダメ人間だし、家族も友人もイイ奴とは言えない。むしろイヤな奴だ。特に母親。
(唯一、恋人だけがイイ奴かな)
主人公の逆境に負けない強い心、みたいなモノより、
たまたま現場にいて、運悪く事件に巻き込まれただけで「英雄扱い」されることの違和感がメインになっている。
その違和感が強すぎて、他のテーマ(主人公の強さ)がボヤけちゃった印象。

でもそういう意味では、最初に書いたみたいな「ありがちなストーリー」にしなかった製作者側の強い意思を感じられる。

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みっく

4.0突然凡人から英雄になった男の話

2019年11月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

難しい

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Aran

4.0【ボストンマラソンの爆弾テロで両足を失った青年が、深い喪失感から再生していく姿を描き出す】

2019年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

幸せ

 被害にあったジェフ・ボーマン(実在の人物である)を演じるジェイク・ギレンホールの姿が心に残る。

 絶望、葛藤(何故、自分だけがこのような仕打ちを受けなければいけないのか)に打ちひしがれるジェフの心をジェイクが抑制した演技で見せる。

 それにしても、「パトリオット・デイ」でも扱われていたこの事件はアメリカにとっては衝撃的な出来事だったということを再認識した作品。

<2018年5月12日 劇場にて鑑賞>

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NOBU

3.5葛藤

2019年10月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

怖い

興奮

ボストンのテロに巻き込まれ、両足を失った主人公。
犯人を見たことで英雄扱いを受け、家族も便乗し、そんな気分ではない主人公の葛藤がうまく表現されていました。
ジェフを救ったカルロスとの対話は感動しました。
また、終盤に起きる前向きに何事にも取り組む姿に勇気をもらいました。

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たけお

3.0最後の最後で成長できた

2019年9月10日
スマートフォンから投稿

この人の被害は大変なものだったと思うけど、この人自身も家族もクズで酒浸り、脳天気、無責任、足がないのに無茶な運転をする、などなど見ていてストレスが溜まる登場人物ばかりで
優しい彼女が一人で汚物の世話など引き受けているところを見るのもまた苦痛で、
なのに避妊もせず妊娠をした彼女の倫理観も謎でいつ視聴をやめようかと思いながら見ていましたが
ラスト数分、主人公が改心するあたりからは良かったです。
でも周りの環境が悪すぎて実際は映画みたいに美談にはなってなさそうだなぁ。

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かみかみ

3.0醜いヒューマンドラマ

2019年9月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

主人公と母親が酷すぎて感情移入できなかった
あえて醜い姿を見せてると思うが、見せ方の問題だろうかどうも受け付けなかった

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tiso jack

3.5パトリオットデイを観た後で

2019年6月13日
iPhoneアプリから投稿

病室で目覚めた後にダン中尉とかそんなジョークが出てくるなんてと驚きましたが、前半は辛いですね。ジェフの母親がちょっとイラッとくる人でねそれに反して、責任を感じているとは思いますが、献身的な彼女エリンには感動しました。そしてジェフが前向きになれるところが良かった。

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サラ

4.0ドラッグもやるダメなジェフボーマンだからPG12

2019年5月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

幸せ

祭り上げられた英雄
それで辛い思いをしたのにまた実写映画化することに同意するなんて
ほんとに足が無いようにみえる
足が無いと踏ん張れずウンコも上手にできないってのは目の当たりにして気づく。ちょっと考えれば分かるはずなのに、人の気持ちになるっていうのが如何に難しいかがよく分かる
それにしてもエリンが天使というか菩薩様
えてしてこういう人がダメ男の犠牲になるのは洋の東西を問わないのか
ボストンの事件はリアルタイムで知っているので、冒頭のマラソンゴールシーンが辛い、何が起こるか知っているだけに。極力惨劇の描写を抑えめにしているのはやはり配慮か
ウンコとゲロ
コストコのイメージアップに貢献
ゲータレードはイメージダウン
レッドソックス野球とブルーインズアイスホッケーはボストン

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消されるので公開しない

3.0誰が英雄にしたの?

2019年4月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

ボストンマラソンの爆弾テロの犠牲になり、両足を失った男(ジェイク・ギレンホール)の実話。
この男、いつまでも子供っぽくてヒーローらしくなく、母親はアル中、父親は訳の分からない男など、よく映画化のOKが出たなぁ。
この男と恋人(タチアナ・マズラニー)との話がやるせない、というよりもうんざりする感じ。

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いやよセブン

3.0生きる力

2019年4月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ごくごく普通の人間だったジェフリーが、爆弾テロに巻き込まれ、両脚をひざ下から失ってしまう
しかし、犯人の目撃証言など、犯人逮捕に貢献する過程で、いつの間にか人々の英雄になってしまう

英雄的要素が彼の中にもともとあったわけではない
事故の記憶もまだ癒せず、両脚を失った現実は待ってくれず、そんな中、英雄として祭り上げられることにたえきれなくなっていくジェフリー
そんなとき、自分が助けられたと思っていたのに、
実は助けてくれた本人を救う力になっていたことを知る
そんな風に、見えない力が、たくさんの人びとを、また明日へと進ませる力になっていくことに気づく
プレッシャーに押し潰されきる前に、自分を介して、バトンのような力と救いが、人々に伝わっていっていることに気づく
それこそが、彼自身にも力を与える源のようにも見えた
誰かの差し伸べた手から、いつの間にか彼に伝わる力、
そして知らぬ間に誰かに差し伸べた手から、その知らぬ誰かに伝わる力
まるでバトンのように、ジェフリーのところにやってきて、彼からまた誰かに託される力
心に、やるせない気持ちと、優しい何かが残る

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yukarin

4.0コストコの宣伝かと思った序盤・・・

2019年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

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kossy

4.0ボストン ストロング

2019年3月31日
iPhoneアプリから投稿

ボストンマラソンテロの被害者の映画

初めは、ボストンの人の気質なのか周りの人達が利己的に見えた。

リハビリに嫌気がさし腐っていく主人公。
主人公のクズさに事故に遭った事を差し引いても腹が立ってきた。親や友達は結局どこまで主人公の事を考えていたのかはよく分からないが、みんなの根っこには優しさがあったかなと思わせるラストだった。

カウボーイハットの人の話は観ててとても心を打たれた。

自分は意外と思っても観ない所で人を救ってるのかもしれないなぁと観終わった後前向きになれる映画でした。

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ジョンソン&ジョンソン