「一見、アホ映画」スイス・アーミー・マン ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)
一見、アホ映画
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スイスのアーミーナイフのように、体の各部位が色んな機能を持ってて、主人公のサバイバルを助けてくれる人、というのがタイトルの意味。死体やけど。生き返るけど。演じるのはハリー・ポッターやけど。
その機能ってのが、ガスで水上スキー、口から水のタンク、腕がナタ、指が火打ち石、口で噴射・発砲、そして局部が方向を示すコンパス!映研の男子大学生レベルの発想!
しかしもう一つ重要な役割を持ってて、会話によって主人公に気付きや勇気を与えるんや、コレが。
人妻に恋して盗撮したりして、少しヒネ気味な主人公やけど、生き返って記憶をなくした死体の根源的な質問に、誠実に答えたりして、ほんとは良い奴。ポール・ダノ、こういう役ハマるよなー。
スタッフの中に妻のゾーイ・カザンの名前あり。
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