「ボストンという土地柄」パトリオット・デイ ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
ボストンという土地柄
冒頭からボストン訛りの話が出てくるように、ボストンという土地柄が果たす役割は大きい。
被害者達の日常を丁寧に時間を掛けて描き(それだけ退屈でもあるが)、いざ事件が起こってからは誰もが皆「このボストンでこんな事件を起こした奴は許さない」とばかりに犯人を追い詰める。
それはそれで感動的なんだけど、一方で犯人達が何故こんな事件を起こしたのか、特にメリッサ・ブノワ演じる彼女がなにを考えていたのかについては迫りきれない…ボストンのそうした文化が彼らを排斥していたのでは?という思いも拭えないままだが、実際にも分かっていないのかな…
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