「引きずっている自分に気付く」ディストピア パンドラの少女 mayurandyさんの映画レビュー(感想・評価)
引きずっている自分に気付く
ゾンビ物は出尽くした感があるが、それと知っても見がちなのはやはり、ゾンビというモチーフでいかようにも人間の本性や在り様を炙り出せるからなんだなと思う。
主演の女の子がグレンクローズとがっぷり四つに対峙していた。それはグレンクローズの作品への真摯な向き合い方から来るものなのか。
ラストはオヨヨな感じがするが、全体のテーマは日常では感じにくい人間のむき出した面がグサリと刺さる作品だ。
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