「愛着が湧かない主人公の物語は、何をやってもダメ。」MEG ザ・モンスター ソビエト蓮舫さんの映画レビュー(感想・評価)
愛着が湧かない主人公の物語は、何をやってもダメ。
サメ映画というよりも、デッカイバケモノに襲われる、水中モンスターパニック映画だった。
主人公が過去の失意から、タイで自暴自棄な呑んだくれ生活をしていたのだが、
いきなり飲酒運転してて早くも興醒め。だから仲間も簡単に死なせたんだなと納得。
その後、研究所から緊急事態の協力要請が来て、お迎えにきた人たちに、
不信感と苛立ちをぶつけて「俺はお前らを絶対助けない」と啖呵を切ってたのに、
数分後には海中に潜って救出活動してたので、「あ〜コイツ、マジで信用できね〜し嫌いだわ」
となって、没入感の入口をシャットアウトされた感じになる。
主人公に愛着が湧かない物語は、何をやってももうダメな感じ。
次第にうつろうつろとしてきて、人が襲われてる悲鳴を聴きながら、スヤスヤと脱落。
悲鳴を子守唄にした自分が、一番のモンスターだった。
↑アゲ٩(*ФдФ*)وアゲ↑
観る予定だった続編も回避。
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