IT イット　“それ”が見えたら、終わり。のレビュー・感想・評価

Movix堺で映画「IT イット“それ”が見えたら、終わり。」を見た。

2017年製作／135分／R15+／アメリカ
原題：It
配給：ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日：2017年11月3日

ＩＴはスティーブン・キングの代表作の1つ。

ホラー映画は好きではないし、ほとんど見ることはないのだが、
スティーブン・キングの作品は見てみたい。

過去に見た作品もほとんど全部面白かった。

朝一番の上映回。
チケットを買った時点では観客は我々夫婦だけだったが、
上映開始時刻には全部で１０人の観客になった。

舞台は米国のデリーと言う静かな架空の田舎町。
そこでは２７年ごとに大事件が起きていた。
１９８８年には児童失踪事件が相次いで起きていた。

学校と言えば社会の縮図だが、それぞれの児童はいじめや親からの虐待、偏愛、無理解、思春期特有の恋など悩みや問題を持っていた。

少年や少女たちが目撃する「それ」はピエロの姿をしていた。
ピエロがなぜ児童たちを襲い、そして殺すのか、理由は明らかにされない。

そして児童たちはおびえながらも勇気を振り絞り、ピエロと相対し、
相手をやっつけてしまう。
ラストシーンではこれが第１章に過ぎないことがわかる。
続編がいつあるのかはわからない。

上映時間は135分。
長いが、長さは感じなかった。
満足度は５点満点で４点☆☆☆☆です。

個人的に洋画のホラーはあんまり怖くない。邦画のリングとか呪怨は怖いから日本人の感覚とは少し違うのかも。
この映画も寝るのが怖くなる感じじゃない。

逆に洋画はストーリーと効果はしっかりしてるから怖いところは怖いんだけど、メインキャラのピエロがイマイチかな。

食べられたりのも、宙に浮いているのも感覚的に良くわからん。

ストーリーうんぬんより、ハラハラしたいとかドキドキしたいという単純な欲求には申し分なく満たされると思う。怖い絵本を再現したような映画かな？？

エルム街の悪夢みたいな映画だったな。ストレートにお化けが出てくる。最近の映画はジャパニーズ・ホラーの影響か心理に訴える恐怖演出が多い。予備動作なしのモンスター登場な演出が８０年代っぽい。

原作はもっとノスタルジックな内容で、読後は味わい深い。内容も現実的な人間の成長を描いていて、狂気でハードだ。どうもエンターテイメントの実写にするとただのホラーになってしまう。子供たちの背負っている背景や現実社会の不条理を描こうとすると娯楽にならないし、長尺になるんだろうな。

原作「ＩＴ」はホラーであるけれど名作文学なのでおすすめ。

一応、Rが付いてるからもうちょっと遊んでもよかったかもしれない
音だけで驚かしてる感が凄くてthe・ホラー映画って感じ
ピエロをもっと怖い感じに出せたらいいホラー映画だと思った

ホラーなのか？
前作は時代的なものか、いまでもよかったというイメージがある。
ただ今作に関してはホラーではないファンタジーだろ。ファンタジーや良作だ！ホラーっていう感覚で見ると物足りなさを感じることがおおいのでは？どうせホラーでみるならゲットアウトを見てもよかったかな。笑

確かにこういう映画だったかも。
怖さは克服して消えるか。

ホラーだけではなく、子供達の友情的なとこも描かれていて個人的には良かった！
ただホラーだけだったら飽きてたかも。

怖いというか驚くところが多かった。
けど、自分は絵の女性だけは怖かった。

第２章が楽しみ！

キング原作映画はいくつ観てるがホラーを軸にジャンルを横断するようなテイストで本作もそう。ジュブナイル&恐怖。
序盤から展開が早い。原作では詳しく描いてるのだろうなという箇所多し。繊細さとハッタリ効いた場面のメリハリは嫌いじゃない。ピエロのペニーワイズが超キャラ立ち。

ヒロインのソフィア･リリスはいかにも80年代にいそうなルックスでグッときた。ルーザー軍団ではデブっちょ君に感情移入したな。思いを寄せてもｱｳﾄｵﾌﾞ眼中な感じの切なさに。

ホラー部分は個人的にはちょっと…。いわゆるファンタジーなホラーなのでそこには乗れない性分で。キャラ立ちさせたのは成功してたとは思うが、ホラーのみ期待してる人にはちょっと物足りないでありましょう。

何回も驚き跳ね上がったのに、最後の場面ですごく泣きました笑
映画館じゃなかったらもっと泣きたかった

驚かせる。ただそれを追求した映画の様に感じました。
物語の内容はツッコミ所満載で、後半にかけて雑さが出てきます。
初めから最後まで驚かそうと作ってありますが、なれてきます。
あとの方はきっと笑って観れる。そんな気かましました。

突然の大音量や、奇怪な動きをするペニー・ワイズには驚いたが、予想がつくのであまり怖くはなかった。ホラー映画というよりも、子供達が恐怖である『それ』に打ち勝とうとする、ひと夏の冒険と青春を描いた作品だった。

極限の恐怖で、寒くないのにブルブルしてた！

スタンド・バイ・ミーとグーニーズを足して、いくつで割ったら良いか分からない感じです。
驚かされたのは確かなので、まぁ楽しめました。
家で見たら、驚きは半分でしょうか。
音響は、大事ですね。
女子高生３人で行くのが、丁度いいのでは。

映画評は他の方のおっしゃるとおりなので、
単純に感想を言えば、怖かったです。

それは間違いない。

今年見たホラー映画、
「こどもつかい」
と比べれば、圧倒的恐怖であったことだけは間違いありません。

味わいたっぷりです

初めてホラー映画を見たけどそこまで怖くはなかった

ジワジワくる恐怖ではなくて、ビクッとする恐怖を求める人にオススメです

小さい頃前作をみてまじ怖かった記憶があるが3時間以上あるので見直してはない。
思春期の女の子を意識する感じや、仲間を作る感じがホラーというテーマにうまくハマり独特の世界観がある。子供は怖がり故に怖いものに立ち向かえるのだ。大人は怖がりではない故に恐怖から逃げる。
アメリカらしいホラー演出は幼稚にも感じられるが主人公たちが子供だからそこまで気にならない。
続編やるとしたら彼らが大人になった後なのだろうか？そしたらそれはもうITではないと思うが。

　「音楽とびっくりだけ」というご意見もありますが…自分は本当にビビリなので、十分でした。ホラーらしいホラーを劇場で見たのも初めてなので、途中から、「これもう絶対来るやん…眼鏡外そ…来るやん…来るやろ…、……ヒェッ！　ほら来たやろ！」を繰り返していました。
　ですが、少年少女の青春部分はすごく素敵でした。みんな色々あるよね…というのが、大人になったらそうそう分からなくなってしまいますが、子供の間はその弱みを素直に出せたりするんだろうな…と、淡い恋愛模様も微笑ましく見ておりました。
　何にせよホラーのピエロはアカンことを再確認できました。今後ピエロが近づいて来たらとりあえず顔しばこうと思えるような映画でした。