「【”暑い夏はヤッパリ、サメ映画だね!”突っ込みどころ満載のワンシチュエーションパニックサメムービー。サメを舐めてはいけません・・。 ダイビングを舐めてはイケマセン・・。】」海底47m NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”暑い夏はヤッパリ、サメ映画だね!”突っ込みどころ満載のワンシチュエーションパニックサメムービー。サメを舐めてはいけません・・。 ダイビングを舐めてはイケマセン・・。】
ー 可なり粗いストーリーと、自業自得感満載の、サメの怖さより、リサとケイト姉妹及びケージダイビング業者の安全管理の希薄さに、脳内で突っ込みまくった作品。ー
◆男に振られて、半ばヤサグレ気分のリサと臆病なケイトの姉妹は、メキシコで休暇中。そんな中、出会った男達に”シャークケージダイビング”に誘われて・・。
◆ダイビングには、危険が一杯(と、当時のフライヤーに書いてある・・)
・潜水病⇒急浮上は、脳障害のキケンを招き、最悪、死に至る・・。
・酸素欠乏
・窒素酔い⇒ボンベ内の窒素が血液に溶けて意識混濁
・水中ロスト⇒海底で、迷子になりパニックに・・。実際にダイビング事故では、多いそうである。
ー ここら辺、ラストで上手く使っている・・。ー
◆と言う危険がある中、ボロボロのケージに入って(しかも、ダイビング資格があると嘘を付いている・・)”シャークケージダイビング”に行くってどうなのよ・・。
◆面白かったのは、極限状態のケージのボロボロのワイヤーが切れて、海底に落ちた二人が体験する、現実と意識混濁になっている状態の描き方であった・・。
<サメを舐めてはいけません・・。
ダイビングを舐めてはイケマセン・・。
自業自得のバッドエンド、サメムービー。
鯱ショーで、おバカなことをして、暫く水族館出禁になった男が言うのだから、間違いない・・。
”今作は、サメに対する無防備なダイバー達への警鐘を鳴らすために、低予算で作られた映画である”と言われたら、信じてしまうぞ!
製作サイドは、ジャウム・コレット=セラの「ロスト・ヴァケーション」を観て、サメの怖さの演出方法を勉強するように・・>
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