「オチまで体がもつか」海底47m O Tさんの映画レビュー(感想・評価)
オチまで体がもつか
設定としては踏襲されつくしたサメ+パニックもの。パニックになっている人の描写が苦手だという人は見ない方が良い。
酸素ボンベを背負っており、残りの酸素量も気にしなくてはならない状態なのに、叫ぶわ喋るわ、メチャクチャである。パニックになると人間はあんな風になるのか。
またライセンスも持っていない登場人物が、中盤以降、突然ボンベ交換が出来たりとツッコミどころも非常に多い。
書き出すとキリがなく、とにかく主人公とでも言うべきか、女性の悲鳴混じりの台詞に段々と血圧が上がり、キンキンと頭痛がしてくる。
オチはそこそこ納得できるだけに、それに至るまでの時間、耐え抜けるかどうかである。映画館という箱に閉じ込められて、悲鳴を聞かされ続けるこちらもまたパニックなのである。
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