「こんなアトラクションはいやだ!」海底47m kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
こんなアトラクションはいやだ!
メキシコでバカンスを過ごすリサとケイトの姉妹。海中の檻から野生のサメを鑑賞するというダイビングに誘われ、気乗りしないリサを説得しつつ、挑戦する2人。しかし、水深5mというハズだったのにワイヤーが切れて47mの海底へと落下してしまう。無線も届かない海の底。急激に浮上すると潜水病により命を落とすという危険、サメ襲来、そして酸素欠乏という極限状態に陥る2人だったが・・・
何ともまぁ恐ろしい状態。興奮して喋ると空気がどんどん減っていく。サメは突然襲い掛かってくる。クルーザーでは違法である撒き餌までしてるし、サメは集まり放題。なんとかサメを回避して逃げてくれと手に汗握ってしまう。それより助けは簡単に来れないのか?などと、スクリーンに目が釘付け。
水深30m付近まで行けば無線が届くとわかり、妹ケイトは果敢にも救助を要請する。ようやく光が見え、予備のワイヤーを持ったスタッフが助けに来るもののサメにやられて海中へと消えてしまう。そのワイヤーを括り付け、ようやく引き上げられることになったが、またしてもワイヤーが切れてしまうのだ。ケージに足を挟まれてしまったリサ。船からは予備のボンベが投下され、なんとかそれを拾うケイト。そしてケイトはそのままサメに襲われ、消息不明となってしまう。
終盤、酸素切れで幻覚を見てしまったリサ。幻覚の方がハッピーエンディングだっただけに、最後は気分が沈んでしまいそうになった。海底47mともなると海中も真っ暗となって捜索もままならない。ケージにはライトが付いていたため最悪の事態は免れた格好となったが、こんなアトラクションは楽しみたくないものだ・・・
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