新感染 ファイナル・エクスプレスのレビュー・感想・評価
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ゾンビものにヒューマンドラマが加わった傑作品
あまり積極的に見ることはない韓国映画だが、やはりアクション系はアジアの中では群を抜いて見応えがある作品を輩出している。
この作品もゾンビものという事もあって当初はアクション作品と思っていたがヒューマンドラマが加わった目新しいゾンビ作品である。
ゾンビ作品は映画そしてゲーム作品ととても好きで色んな作品を目にしてきたが、ゾンビを派手にそして豪快に銃を乱射したり、その他の武器で倒していく描写にやはり爽快感が堪らない。
この作品においてはそれらのような銃でゾンビをバンバン倒していく描写はない。
その爽快感よりもゾンビに感染する者への心情や自分や大切な人を守る心情、そして同じく感染から逃げようとする者への心情…時には優しく温かく、時には冷淡で醜くとゾンビを使って人間の持つあらゆるパターンの心情描写をとてもうまく描かれており見応えがある。
この作品内のゾンビはとにかく走る。その為ホラー作品のようなジワジワくる恐怖は他に比べると弱いが、
同時に視力以外の気管は弱く視力もまた暗闇だと全く見えないという設定が中盤のゾンビだらけの車両を抜けていくシーンではジワジワくる恐怖感が楽しめる。
また主人公とその娘が助かる事を強く願いその視点が強くなると序盤から中盤にかけての主人公たちのモタモタさが妙にイライラさせてくれて作品に没入でき楽しめるのがこの作品の魅力の一つである。
またあのバス会社のおっさんの身勝手さのイライラさせてくれるキャラクターも良い。最後の最後まで主人公側のキャラクターを死なせる事しかしなかったからね。とても不快なキャラとしては良いキャラだ。
そしてなんといっても娘の純粋かつ絶対的正義、平和の強い価値観は時に自分たちの立場を危うくしたり序盤はハラハラさせたりイライラしたりもしたが、終盤で身勝手な行動してきた人間は生き残れず、みんなの安全平和を最後まで強く持っていた娘と妊婦が生き残ったのは心温まる。
この主要キャラクターが次々と息絶えて生存者が少ないのもいい意味で裏切られとても楽しい作品である。
戦闘シーンは韓国映画らしく拳と拳でゾンビで戦うシーンが多く、他の作品のゾンビ作品の世界観が強いとその戦い方大丈夫かよ…なんて思うシーンも多いが拳と拳の戦いはそれはそれで見応えある。この辺は韓国作品の良さが出ている。
派手に薙ぎ倒していくゾンビ作品も良いが、こういうヒューマンドラマを絡めたゾンビ作品もまた良い。
この作品の世界はまさに今の時代と何か置き換えてみる事ももしかしたらできるのではないか。その時自分だったら自分の命が危険に晒されても、見ず知らずの人を助ける事はできるのか…自分に置き換えながら見られる楽しさもある。
とても見応えのある作品であった。続編も是非見たい。
アニメ監督だからこその映画
実をいえばこの映画を見るのは最初は怖くて見ることができなかった。
その2年後に、見ることとなった。
まぁ生々しいシーンも多々あったが全体的には面白かった。
また同時に初めて韓国映画を見たこととなる。
さて、本題に入るが、今回監督を見れば元々アニメ監督だった。
これが面白いポイントともいえる。
アニメ映画を見ると感情的なシーンが多い。
それが新感染とリンクしている。
ネタバレになってしまうが、ソグが最後娘と生き別れするシーンがある。
これである。
これは個人的意見になるが、このシーンで泣けたと言う人は多かったと思う。
実写ばかり担当してきた監督が映画で感情シーンを入れるとどうしても薄味になってしまう。
これも見終わってから、思ったことだが、最初に感染した女性はソウルステーションの主役であるヘスンではないか、と思った。
バイオハザードも面白いがこれはこれで面白く感じられた。
怒涛の118分、大号泣のクライマックス。
ゾンビ映画はグロい印象が強く避けていましたが、気になって初めて見させて頂きました。
グロ要素は勿論あり悲惨すぎるシーンに目を瞑りたくなる場面も多かったですが、それ以上に次はどうなるんだろう、皆生き残れるのかな、と想像を掻き立てられるような映画でした。
日本語吹き替え版での鑑賞でしたが、俳優さん声優さん共々演技力が素晴らしく惹かれる所が多かったように感じます。
あわよくば、主となって乗客を助けようと必死に動いてくれた方全員が「生存者」として助かってほしかったと思ってしまいますが、そうはいかないのが現実なんだ、と深読みしてしまうほどです。
この映画を見て一番考えさせられたのは、本当の敵はパンデミックでも感染でもなく、同じ「人間」だと言うことです。
極限まで追い詰められた人の心理状態はとても脆く、そこで如何に人の為、愛する人の為となれるかが重要なのだと思い知らされました。
長々書かせて頂きましたが、初めてレビューというものをさせて頂くぐらい多くの人にこの映画を見てほしいと感じる作品でした。
鑑賞の際は、いつもより多くのティッシュをご用意ください。
韓国のゾンビ映画
ソウルのファンドマネージャーとして働く主人公。
仕事に追われ家族そっちのけ。妻とは別居中。
娘がいるもなかなか相手に出来ないが
翌朝、高速鉄道で妻に会いに行くことにする。
しかし車内でパンデミック発生。
冒頭から既に怪しい雰囲気。
最近では珍しくなくなった走るゾンビ。
感染力も早い。
グロさはそんなに無い。
わんさか湧いてくるゾンビの数は結構迫力がある。
助け合う者もいれば
他人の命を捨ててでも自分だけ切り抜けようとする者。
老若男女、登場人物の年齢層も幅広い。
自分のことばかり考えてる主人公も
他人に助けられたり
娘との会話で次第に自分を見つめ直していく展開。
ラストはかなり切ない。
残された希望という感じで妊婦と子どもが助かる。
前半の子どもの歌が最後に生きてくるとは…
なかなか良かった。
かなり見応えがあった。
今だから見るゾンビ映画その2
ゾンビ映画。バイオハザードに続き、今だから見てみる。
感染者がどんどん増えて暴れまわる。危機に際して登場人物それぞれの生き方があらわになる。
自分を犠牲にして妻と妻のおなかにいる子どもを守る夫。どうあっても自分は生き延びようとする男。感染してしまっても姉をいたわる妹。娘を守るために、感染した自分を始末する男。
生きようとどんなにあがいても、数百人はいたであろう高速鉄道KTX101号の乗客で、生き残ったのは若い妊婦と少女の二人だけだった。ゾンビとアクションと、ベタと言えるわかりやすいドラマ。常々ベタは最強だと思っているが、そういう意味でよい物語。
主人公の娘である10才ぐらいの少女スアンの印象は不思議だった。
始めのうちは無表情でかわいいと思えなかったのだが、父が危機に立ち向かう姿を見て心の距離が近くなったのか、父に自分の気持ちを話すようになり、父との関係がよくなるのとともに、かわいらしく見えてきた。監督が意図したものなのだろうが。
角田信朗の肉体を持つ葉加瀬太郎現る!?
中高年は、BARにも行ったらアカンようですし、この感じで、劇場で観なかったシリーズを楽しむかない。
auマンデーですが、TOHOシネマズに行ける状況ではないので、Netflix
コレ公開前の予告で、邦題含めてB級以下って思って観ませんでしたが・・・
意外に評価が高いので、エッて感じで気になってました。
でも予測通りの**映画(-。-;
映画の中だけでもウィルスに勝ってスッキリと思ったのに・・・何だコレ(p_-)
見所は、悪いヤツ風なのにやたら優しく強い!角田信朗みたいな肉体を持った葉加瀬太郎風俳優さんの活躍がツボでした。
ただゾンビになっても妻と子供を守るシーンを期待してしまった^^;;
それ考えると『コンテイジョン』は、よく出来てますね。
MVPは…
コン・ユ目当てで鑑賞。
しかし妊婦さんの夫がMVPです!
めちゃくちゃいい働きしてる!
最初はなんだこのオッサン、と思いましたが、とにかく強いし女子供のみならず周りのみんなを助けるし男前すぎる!
最期は死なないで〜〜〜!!!って感じでした。
あと影のMVPとして途中参加の運転士さん。
自分の仕事をきちんと全うしようとするし、嫌な奴でも身を挺して助けようとするいい人でした。
アグレッシブなゾンビたちも良かった。
暗闇で大人しくなる姿はちょっとかわいかったです。
下手するとB級映画になりそうなのに面白く出来ていたのはゾンビたちの動きが良かったのも大きいと思う。
ゾンビになると本音を喋るというのもいい感じにゾッとしました(特におばあちゃん)。
けっこう色んな人たちがバタバタ死んでいくのでハッピーエンドとは言いづらいですが、娘と妊婦さんだけでも助かってよかったです!
様々なゾンビ映画を見てきましたが、こんなに泣いたゾンビ映画は初めて...
様々なゾンビ映画を見てきましたが、こんなに泣いたゾンビ映画は初めてです。
他のゾンビ映画と違って、細かい設定があまりないところが少し気になりますが、
韓国ならのではの、スピード感に引き込まれます。
配役もとても素晴らしく、、
コンユ様はおすすめです🥰
面白かっただけに辛い
面白かったけど、、面白かったけど、、女の描き方がほぼ記号(なんならあの強強おじさんも腕っぷし強くて気概ある男性っていう記号)だったのが、途中からあれおかしいな、なんか辛いぞとなった。
主要登場人物(女)は主人公の娘、野球部員を好きな高校生、妊婦だったんだけど、劇中ずっと叫ぶ泣く請う耐える忍ぶ怯えるでなんの活躍もなかった。知恵を働かせて戦ったのは全員男だった。あのホームレスのおじさんだって最期は戦ったのに。女のかっこいいシーンも作ってくれよ。健気なシーンなんか見たくねえ。
ずっとこの調子だから女が唯一行動した(記号じゃなかった)シーンがすごく印象的だった。老姉妹の姉がギリギリ扉が開いたのに逃げるのを諦めてゾンビに喰われたのを見た妹が、人間サイドへの怒りと諦めと憎しみで扉を開けた場面。悲しくもあると同時にすごくスカッとしたし、気持ちもすごくわかる、この映画で一番好きな場面だ。
ほんの些細なことだけど「父は仕事で家庭を守らなきゃいかん、嫌われるのは仕方ない。いつか娘さんもわかってくれる」って強強おじさんのセリフもん?ってなった。
ラストはよかったよ。授業参観でお父さんがいないから最後まで歌えなかった歌を、お父さんがいなくなった後ひとりで歌い切る、めっちゃいいシーンじゃないか。
何度も見てみたけど…
んー……
ハッキリ酷評するととんでもないハズレ映画。
嫌韓とか以前の問題かなー…
むしろこれを面白いって言ってる人は今まで何を観てきたの?って笑ってしまうほど…
今まで数百本観てきた中でも下から数えた方が早いくらい…
まずはご都合主義が過ぎる
映画には良くあるけど、それにずっと甘んじてる感じ
俳優さんによっては良い味だしてるのに、ひたすら数を重ねるご都合主義で台無しに。
ゾンビ映画にリアリティー求めるのはどうかと思うけど、あまりに非現実が過ぎる。
胸糞な配役の人も、映画自体がつまらなすぎて本気でただの胸糞キャラのまま…
あと言葉選びが下手で、あれじゃあ娘役の子がただの無神経で苛つくだけのガキに…
あれじゃあ、可愛い目の配役が可哀想。
総じて
「ゾンビ映画の(つまらなさ)最高峰!!」
と言う感じ…
イナゴの大群
ゾンビ映画ってパニック→落ち着くの繰り返しで、途中中だるみしがちだけど、新感染は最初から最後まで飽きなかった
・主人公の親子
後述
・秋山似の多分格闘家と超美人の夫婦
コメディ要素も良かった
・高校生カップル
女の子が一方的に好き?
・老姉妹
なんで逃げなかったんだろう?時間稼ぎに犠牲になった?
・ホームレスっぽいおじさん
なんでこの人まだ生きてんだろって思ったら、やっぱり盾扱い。
・運転手
日本版なら小日向文世
この主要メンバーが新幹線の狭い車内で、迫り来るイナゴの大群(ゾンビ)から知恵をこらし、時にぶん殴り、それぞれのドラマが交わりながら、ワンチームとなって生き延びようとする。
バスの常務のおじさんは糞すぎて腹立ったけど、なにをしても生にすがりつくのは、人間の弱さとか恐怖の象徴として良かった気がする。
因果応報を越えてお前早く死ね!って思ったのも事実。
ラスボス。
ありがちだけど、主人公であるパパが困難を乗り越えて人間性が変わっていく様もすごい良かった。
俳優さんの力量もあると思う。
日本版なら東出くん。
唯一の癒しである娘ちゃん。
秋山夫婦とのほっこりシーンが悲劇を悲劇足らしめる。
新幹線の閉鎖空間でこれだけの壮大な内容に仕立てあげられる韓国映画はエンタメの宝。
邦題は微妙だけど。駄洒落じゃん。
仮に現実世界で同じ状況に置かれた時、自分だったらどの登場人物に近くなるかな、と思って観てました。
実際には画にも映らないとこで、既にイナゴ化してるんだろうなあ。
ゾンビ映画は嫌いだけど
この映画は本当に楽しめました。
ただひたすら人々がゾンビになっていき人間を食い荒らす!恐怖のパンデミック!ってだけじゃない。
それぞれに個々の性格、また背景があって成り立っている映画。
中盤で、主人公率いる生存者たちに「出て行け!」と他の生存者たちが大合唱するシーン、まさに韓国の国民性を表しているような気がします。
ところで本編とは少し関係ないかも知れませんが、わたしは個人的に野球部のヨングクくんとジニちゃんに感情移入してしまいました。
ヨングクくんがゾンビと化した仲間に手を出せないでいるシーンも、ジニの好きな人を最後まで信じてついていく姿もどちらも胸が苦しくなりました。
この二人、高校生役だったんですね。ジニ役を務めるワンダーガールズのソヒさんは26歳なのですが、違和感なかったです。
話が逸れてしまいましたが、わたしのようにゾンビ映画はあんまり好きじゃないな・・・という方にむしろお勧めしたい映画です。
ゾンビ映画によくある薄っぺらいベタな設定や展開ではありません。そしてあなたは映画を見終わったあと、マドンソクに惚れてしまうことでしょう。
韓国ゾンビ、堪能してしまった
アクション多めのパニックサスペンスであろうと思って、軽い気持ちで観てみたら、ゾンビ映画でした。しかも、理屈抜きに十分に怖いし面白くて、手に汗にぎる展開でした。親子の絆のストーリーも上手く溶け込んで、「お涙頂戴」的なわざとらしさもありませんでした。自然にほろっときました。
わりと最近、元祖のゾンビ映画(ジョージ・A・ロメロ)を改めて久しぶりに観たのですが、人間が機敏に行動すれば、ゾンビからは逃げられる範囲内の「のろさ」です。新感染では、ゾンビの足の速いこと。しかも、人数が半端じゃなくてうじゃうじゃ群がって、感染力も早い。途中、『ゾンビに弱点はないのかなあ』(たとえば、進撃の巨人だったら、うなじだったり)と、ヤキモキしていたら、暗闇で静かになるということで、トンネルに入るとゾンビがおとなしくなり、ちょっと笑ってしまいました。ゾンビが群がる中、9号車から13号車まで、テープ巻いて腕力だけで突き進むというのもすごかった。
主人公のコン・ユは最後まで残るのかと思ったら・・・娘が生まれた頃のあたたかな記憶が走馬燈のように頭によぎりながら、ゾンビになって、散ってしまいました。
自分だけ助かりたいオジさん、生に対する執着が強すぎて、自分が感染してるの気付いてなかったようでした。笑
韓流の良さってヒーローに好感もてるんだよね。泣けた(´;ω;`)
すぐゾンビスタートでこのまま最後までぶっちぎるのかなって思ったけどロバート秋山さん似のおじさんがもう勇敢すぎてかっこいい。一緒に逃げる人皆いいやつ。まさかラスト手前、主人公パパ噛まれるとは(´;ω;`)自ら線路に落ちていく影に泣けました。後にも先にも泣けるゾンビ映画はこれしかないでしょう。主人公パパのゾンビになりかけてるときの子供の出産を振り返ってる間の表情...ほんといい。ロングセラーっ書いてたけど何かわかるきがします。
レビュアーは嘘つきだらけ
評価が高いのでネットフリックスで鑑賞
ここのレビュアーは節穴か?
人生で間違いなく一番イラついた映画
見てはならない映画殿堂入り
ゾンビの設定を
どうこう言うつもりはありません
襲われる人間たちの行動がありえないのです
行動も設定も全て
噛まれて人伝えで感染して行くのだけど
新幹線より感染スピードが早い
これから向かう街が全滅
要は新幹線より走るのが早い?
車内の扉の向こうにゾンビが山ほどいるのに
バリケードも作らず、席でゆっくりするシチュエーション
扉を閉めてゾンビを遮断し続けていたのに
球児は殺される為に最後は扉を閉めずにいる?
ダッシュできる妊婦
座席上の荷物棚を移動できる妊婦
成人男性と同じスピードで走れる妊婦
韓国映画にしては
珍しく駄作
最後も軍隊撃ち殺せよ
そしたらまだマシな気がした
非現実的な行動を取る構成に
OKだした脚本家、監督、興行主
しっかりしろよ
泣いた
友達の家で何げなくさらりと流していたのだが思わず見入ってしまった。
2時間という短い間にヒューマンドラマが詰め込まれていた。
最後のお父さんが娘と妊婦さんを助け飛び降りるシーンでは大号泣。
ストーリーは良かったがもう少し主要キャラクターのバックグラウンドを掘り下げて欲しかった。
感染して電車に飛び乗って来た女の子はなぜあんなに謝っていたのか。
足の悪いホームレスは一体どこから来て
何に怯えていたのか。
なぜ感染者をヘリコプターからばら撒いたのか。
冒頭の鹿のように動物にも感染するのか。
あとは皆さんも書いているようにあのひねくれクソ親父にはもっと残酷な死に方をして欲しかった。
こいつのせいで生き延びれた人達が亡くなってしまったのだから。
ただのゾンビ映画じゃない
そんなにゾンビ映画を観たことある訳ではないが、得体の知れない何かに恐怖する作品としては「ミスト」を思い出す。
「ミスト」も「新感染」も、所謂バケモノへの恐怖より、移ろいやすい集団心理の表現が上手い。
ラストがアンハッピーである事も似てる。
まあ韓国映画でハッピーエンドって期待できませんが。
更に、ヒールとしてのあのバス会社役員は、かなり観客を熱くさせてくれる。グッジョブです。
ハラハラドキドキだけじゃない、様々な感情を揺さぶられるゾンビ映画。とても楽しめました。
今までのゾンビ映画にはない怖さがある映画
これは韓国で初のゾンビ映画らしく、カンヌ国際映画でプレミアム放映したところ、20世紀FOXやソニーなど名だたる映画スタジオがリメイク権を争奪しあうほどインパクトがあった映画なんです。
そんな新感染の舞台は、釜山行きの電車内。主人公が乗った電車に感染者が同じ電車に紛れ込むところから始まります。
その感染者をきっかけに電車内でどんどん広がっていくみたいな感じで、ここまではよくあるゾンビ映画の展開です。
しかし、ここで一点他のゾンビ映画と違う箇所があります。それは、ゾンビとして襲ってくるのは「今まで一緒にいた仲間」なんです。今までのゾンビ映画で身内が襲ってくるってことがなかったので、かなり新鮮さを感じました。大概のゾンビ映画ではなかなか感じられない恐怖感を味わうことができました。
また人間がゾンビ化して襲ってくる場合、ゾンビの動きってかなりゆっくりなことって多くないですか?
なので、なんとか逃げ切れそうな安心感ってあると思うんですけど、新感染のゾンビってまじで足早いんですよ。常にギリギリの戦いをするので、見ているこっちの緊張感はずっと続きます。
韓国映画って興味ある人しか見ない印象なんですけど、この映画は韓国映画とかそういうの無しに楽しめる映画でした。
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