トゥー・ラビッツのレビュー・感想・評価
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うぅーん…
確かに、時間軸を入れ替える手法はタランティーノ的と言えるのかもだけど、この人多分タランティーノフォロワーではないと思う。
とにかく映像がガチャガチャうるさくて話が頭に入ってこないし、字幕ではとても見てられない。
ストーリーの方も後出しジャンケンの繰り返しで、途中でうんざりする。単純に上手くないって思った。
説明だらけで溜め息がぁ
なかなか物語の核心に触れもしない序盤の自己紹介的なナレーションに凝った映像の数々。
中盤以降から後付け感満載な説明ばっかりで話は進んでウザくなって此方の興味も薄れてしまう。
実はこうデジタ!?的な時間軸を行ったり来たりな演出に飽きるし腹も立ってくる。
用意周到に準備した計画の割にミスをする事柄に納得が出来ないってか無理!矢理!感!満載!
コレ、100回観ても「パルプ・フィクション」には及ばない何がブラジルのタランティーノだヨ!!
久々に途中退出したい気分になった数少ない映画。
後半は特に気持ち良い
急に手描きのカットが入る、ゲーム風の画面になる、全編にわたって主人公のナレーションで語られる、空撮のサンパウロの映像が場面の切り替わりに使われる、話のポイントでロック系の音楽が使われるなどなど、わかりやすくポップで「派手に魅せる」こと重視な映像は、ブラジルの緩くてどこか危うげな空気とマッチして見てて飽きない。ただそれだけでなく、段々種明かしをする話の展開が巧みだなとも思う。どんどん人物が増えて話が唐突に進行するので、前半は何が起きてるのかよくわからないのはわからないのだが、後半一気に話を回収する。しかも結構スケールがでかい。細かく見てけば穴はありそうだが、こんがらがった糸を解くような楽しさがある。やたらスタイリッシュな映像は前半もしっかり見させることにも繋がってる。コメディっぽくもあるがギャグにはならず、バイオレンスだが痛々しくなく、勧善懲悪だがハッピーエンドじゃない。派手なだけのお祭り映画ではない、結構まとまった佳作って感じ。
まどろっこしい
素直にみせればそれなりだろうに、大して意味のない時系列の違うシーンの差し込みや、同じシーンの繰り返し、シーンの飛ばし、説明セリフや説明シーンの連発でテンポが悪い。
軽快なつくり何だろうけど愉しさは感じられないし重厚さは勿論ない。
お国柄の違いかねぇ…残念だ。
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