「タイトルなし」怪物はささやく lilyroseさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
イギリスの作家パトリック・ネスの
ベストセラーが原作
J・A・バヨナ監督が映画化
スペインのゴヤ賞で9部門受賞した
ダークファンタジー
.
病に冒されている母
その事実を受け止めきれない少年コナー
祖母・父・級友を遠ざける姿から
少年の不安や孤独・悲しみ・怒りが
痛いくらい伝わってくる
孤独な少年は
現れた怪物(癒しの木の精?)と交わした
真実の物語を通し
閉じ込めていた想いを解き放つ
.
孤独から逃げたい
苦痛から逃げたい
それが人間
真実の辛さを和らげるためには
素直な気持ちを話すだけ
.
不条理
矛盾
孤独・闇
善悪だけではないのが現実の世の中
3つの物話を通し
少年の心に語りかける
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