アイム・ノット・シリアルキラーのレビュー・感想・評価
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サイコパスの映画ではないです。
バックトゥーザフューチャーで老け役を演じていたクリストファーロイド以外僕が見たことのある俳優は皆無。タイトルからサイコパス、ソシオパスの映画だと思っていたがそうではなかった。主人公が(一度失敗したとは言え)何故警察を頼らないのか理解できなかった。てっきり殺人鬼にもっと殺して欲しいのだろうかなどと考えながら観ていたがそうでもなかった。色々不満は多いが、観る者を怖がらせるということに関してはそこそこ成功しているのではないか?最後はSFだった。
かなりの変化球
何となく『ゴールデンボーイ』(観ても読んでもいないけど)のイメージを持っていたが、どんどん想定から外れていくストーリーに思春期のカオスな心情がマッチしていて、思っていた以上にまとまっていた。ただしあのデザイン造形はちょっといただけなかった。
『ジェーン・ドゥの解剖』でもそうだったが、葬儀屋さんは解剖もする(こちらは解剖医なのかはよくわからない)のは珍しくないのか。単なるエンバーミングの一環としてなのか…。ピンクのは防腐剤? 妙に細かいディテールが気になる。
クリストファー・ロイドは、BTTFの時が老けすぎだったようで、今作では本当のおじいちゃんになっていた。
ん?!
シリアルキラーの文言に惹かれ鑑賞。
取り合えず サイコパスは出てこないし
タイトルの「I Am Not a Serial Killer」は、お隣の爺さんの心の叫びって所かな。
何だか 設定とか…全てにおいて中途半端で、最後のシーンは “んんッ?!?!” って感じです。
え?そういう作品?! って少々呆気にとられました(笑)
主役の男の子は、綺麗でした!
言われてみれば確かにタイトル通り
雰囲気と設定にミスリードされたと言うか…
"愛のため…"
なるほど、切ないね。
しかし、ソシオパス要素や周りの人間関係、環境があまり生かされてない気がする。
好きだけど惜しい。
鬱屈した青春モノかと思ったらホラーかよ
臓物がいっぱい出てくるのでPG12
遺体の防腐処理もする葬儀屋の息子は高校生。
ミステリーかと思ったら人外のホラー。
眠たい
ノースカロライナ州クレイトン、田舎町
アイム・ノット・シリアルキラー
死体や殺人に異常な関心を示す少年が、
近所で起きた連続殺人事件の解決に乗り出し、
殺人鬼と対決する異色の青春サスペンス・ホラー。
全篇16ミリフィルム撮影で独特の粗い映像と田舎の素朴な風景が、
独特な世界観を醸し出しています。
ソシオパスvsシリアルキラーというサイコスリラーかと思ったら、
全く違うジャンルで終わってました。
基本的に事件の捜査に警察が介入しなくて、
ジョンの視点だけで進むので途中が退屈でした。
犯人がどうも人間離れした存在のように見えてきたころから、
犯人が怪物なのか、
それともジョンの空想オチで実際はジョンが手を下しているかと思っていたら、
そのまんまだったので、
もっと現実味のある終わり方の方が良かった。
想像をはるかに超える結末でした。
近年稀に見るオチの酷さで賞。
『ソシオパスvsシリアルキラー』という題材はユニークなのに、肝心の主人公がまるでソシオパスでないので、そもそもこの映画の醍醐味が成り立たない。
主人公が何故殺人や死体に興味を持つのかが掘り下げられず(母親の仕事が死体清掃だからという感じでもないし)、複雑な家庭環境という設定は活かされないならそもそも不要。クリストファー・ロイドとの死闘にそのぶん力を入れて欲しかった。
…と、ここまで書いておきながら、ソシオパスキャラの確立が成されて殺人者との死闘もスリル満点だったならこの作品は良かったのか?と問われると確固たるノーを述べたいし、『エイリアン爆☆誕』とサブタイトルをつけたくなる衝撃と粗末が同居したエンディングはこの映画をB級のみならずZ級まで蹴落とす。オー、ファック!
互いの存在を知りながらも目的は双方分からないまま探り合い進んでいく展開はスリルがあったし、クリストファー・ロイドの咆哮もなかなか秀逸だったけれど、ここまでオチが転落すると最後は何だったんだという気持ちしか残らない。重油には何の意味が…回収してくれ…。
怖い
アメリカ中西部の町にある葬儀屋。16歳になる息子のジョンは、遺体の防腐処理を手伝う影響からか、死体や殺人に異常な関心を示し、ソシオパス(社会病質者)と診断される。ある日、町で連続殺人事件が発生した。無惨にも切り裂かれ、内臓の一部が持ち去られた死体を目にしたジョンは、殺人鬼が近くに潜んでいることを実感し、その存在に強く惹かれていく。自ら周辺の調査を開始したジョンは、殺人現場を偶然に目撃してしまうが、猟奇殺人犯(シリアルキラー)の正体はジョンの隣に住む老人だった。この老人の中には石油のような物資でできたクリーチャーが巣食っていたのだった。というワケのわからないオチが付いていてがっくりする。
正統派B級ホラー
いきなり松竹のオープニングロゴが3次元立体線画のようなSFチックなイメージの富士山で始まったので気になったのだが、どうも今作も含めて、松竹の新しいレーベルというか新機軸らしい。『ブルーラインとは、「新たなクリエーターの発掘、若手監督・プロデューサー等の育成を目的として、製作、公開してきたチャレンジ企画作品」。』とのこと。この作品がそれに当てはまるのかどうか分からないが、第一印象は、表題の通り。奇を衒わない演出なんじゃないかなとは思う。勿論、最後のクリーチャー出現も含めて、作品通してずっとそういう匂い(お化け&怪物等、この世にいないもの)をさせずに、最後に引っ張り出してくる演出は、今ではどの監督でも枚挙に暇がない。勿論、最後だけのシーンだから、SFXの費用が安く抑えられるという利点もプロデュース側の利点なんだろうけどね。直近だと、やはり韓国映画『コクソン』なんだろう、酷似モノでは。
主人公の白人少年は、気持ち悪い程の美男子だ。なぜかというと、まるで口紅を付けたような赤い唇。これも演出なんだろうか?吸血鬼ドラキュラのような正統派ゴシックの流れ?かもしれない。『ソシオパス』という病理も又、アメリカらしく全てを病気に片付けてしまうやり方に、却って微笑ましくなりさえする。
対する老人は、今作品売りの一つでもある『Back to the Future』のドク役のクリストファー・ロイド。日本だとめちゃくちゃ認識度は高い。どのような狂気な演技をみせてくれるのかと期待大であるが、その期待通りの殺戮振りであった。最後の得体の知れない生物が巣くっているから、あんなヨボヨボな殺戮となると水を得た魚のように軽やかな仕草で殺していく。
ポエトリーも含めて、極めてキリスト教感が強い作品であり、そのベースに触れないと理屈がわからないのだろうなと消化不良のところもある。只、殺人鬼はああいう怪物を心の中に飼いながら普段は従順に暮らしていて、自分も又もしかしたら、重油のような体液を吐出すのかもしれないと恐怖におののくプロットは非常に解りやすい。
主人公役のマックス・レコーズは今後、どんな俳優人生を進むのか、日本で言うところの天才子役の成れの果てみたいなことにならないことを祈る。
なんだコレ
観終わったあとのなんだコレ感がすごい。
ジョンのソシオパス設定が全く活かされてなくて残念。
殺人や死体に異常に惹かれるさまがちゃんと描かれないので彼の心理や行動がかなり分かりづらい。
なんか複雑っぽい家庭の事情は本筋に関係ない上に中途半端すぎて観客置いてけぼりだし、話のテンポを悪くしてるだけなので無駄なシーンとしか思えなかった。
特に恐ろしさのない殺人鬼おじーちゃん、獣のような咆哮はちょっと好きだった笑
そして爺さんの身体から出てきた最後のアイツは何なんだまじで…
いきなりすぎるしゴキブリ人間みたいなその造形に笑うしかない。
爺さんの本体がアイツで、人を殺して臓器を取っていったのは人間として生きるためとかそういうことなのかな。
だったら何人も殺さず一人から臓器たんまり貰えばいいのに。
いやー全然分からないな…
ソシオパス少年VSシリアルキラー爺さんって設定は面白そうだったのに全然楽しめなくて残念。
描写や演出をもっと丁寧に観せて欲しかった。
パンダ
煽っているけれど主人公の少年は全然サイコじゃないし、殺人犯にしても…結局オカルトですか。
警察が絡んだら最後の選択肢は確かにあり得ないけれど一度失敗したからって自分で何とかってのもムリがあるし。
結果論だけどあんなに簡単なら婆さんダシにする必要もなかったし、殴るかなんかして気失わせて拘束したら終わりって感じじゃないの。
眠し…。
ソシオパスの少年の心理もよくわからないし家族関係も半端な描き方だから物語の関連性も薄れちゃって全体的に消化不良な仕上がり。
殺人犯も何だかよくわからないし。この話なら今に始まったわけではなく過去も関連事件があってよいものだけどそんなん一切ないし。
ホラーなんだかサイコなんだか、なんとも半端な出来上がりでした。
この奥さんがいちばんかわいそうかも。
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