しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスのレビュー・感想・評価
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よれよれの古い靴下のような二人。
急展開などはなく、じっくりと進むストーリー。
いつまでたってもぞんざいで口が悪い夫エベレットが、最後に見せる愛に胸を締め付けられる。お互いが求め合う愛の美しさを見せつけられた。
結婚式の夜の、二人で静かに踊るダンスも堪らなく素晴らしい。障害を患う妻のモードを気遣う足元を映し出した瞬間、どっと涙が流れた。
本人になりきったサミー・ホーキンスの迫真の演技に脱帽。「博士と彼女のセオリー」でのエディ・レッドメイン同様、役者魂のすさまじさたるや、すごいとしか言えない。
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絵は知っていたけれど。
あったまる。
静かな映画
人を変えるのは愛と信頼
しあわせに向かう入り江の一本道
久々のイーサンホーク!
この直前に見たのが、クリントイーストウッド監督の実話映画「パリ行き〜」で、主役三人がまさかの本人出演。
スター俳優の華に餓えた後に観たから、やっぱりイーサンホークがカッコよかった(笑)。最初はヒドイ男だったけど、少しずつモードに心を通わせていくところがとても良かった。
たしかにあんなに身体が不自由そうで、体力なさそうなオバさんが家政婦としてきても、まぁ断るだろうなと思えましたが、モードのひたむきさや誠実さ、時々はっきりモノを言うところなど、サリーがうまく演じていました。
モードの絵も全部可愛くて、暗くて寒々しかった家がパーっと明るくなって、本当に心温まる作品でした。
エンディングロールでも、モードの絵が色々見られるので、最後まで席を立ちませんように!
私たちの生活とアート
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