劇場公開日 2018年4月20日

  • 予告編を見る

「痛快・爽快感99%!残り1%は…濱田マリが悪い!★7個は欲しいね!」いぬやしき 野球十兵衛、さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0痛快・爽快感99%!残り1%は…濱田マリが悪い!★7個は欲しいね!

2023年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

興奮

この作品ね、4DXで観ていなかったことを本当に後悔してるの。(そもそも4DX上映あったのかな?)
そしてね、何よりもそんな作品にレビュー書いていなかったことに、今さらながら驚いたの(笑)
マジ今さらかよ!って話です。そんな感じでアマプラで鑑賞しながら書くという、卑怯でなが~いビューになるです。
マイ・フェイバリット作品のひとつなので、レンタル落ちのDVDを買っても、繰り返し鑑賞したんですよ。
なのに今さらかよ!
いやぁ!参ったね!さすが佐藤信介監督の面目躍如って思ったの。
『GANTZ』シリーズ本当に素晴らしかったもの!
そうだよ!『キングダム』シリーズを忘れちゃダメだよ!
Ⅳが本当に楽しみです。
佐藤監督最ッ高!٩(๑´꒳ `๑٩)グッジョブ!←今さらかよ!

あっ、本作のレビューですよね。
見た目は生身の人間が、ラスト30分間ミサイルの如く新宿市街&上空を飛び交う戦闘シーンだけでも、必見の価値ありです。
ドラマパートで主演の木梨憲武&ヒール役の佐藤健。そして二階堂ふみ、斉藤由貴の演技が秀逸でした。
濱田マリが本当に憎ッたらしいポイズンワイフを好演なの!本ッ当に憎ッたらしい毒妻なのよん。あの視線がイヤだ!目が嫌いだ!濱田マリって、素のリアルでもあんな感じなの?って思わせるほどにポイズンワイフを演じ切っていらっしゃったの。だから余計に許さない!リアルすぎる!
逆に斉藤由貴は、生活に疲れ切った幸薄い、優しいお母さん役を好演でした。
三吉彩花は許す。自分を救ってくれたお父さんの正体知って和解してくれたから。
問題は、やっぱり濱田マリ。あと、名もなき、ニヤケポテチ野郎も許すまじ!ポテチの惨殺シーンはざまぁwって思ったの。作り事だとは言え、人の死を笑うなんてゲスですよね、私。
二階堂ふみの、内気なクラスメイト・しおん役は、とてもいじらしく、かわいく思えたのよん。惚れそう♡
本郷奏多も忘れちゃいけない!特に語ることはなかったのですが。←なら挙げるなし。
ついでに挙げるなら犬の花子も、いい佇まいだったの。捨て犬の風情をいい味出して演技?してたの。
そして何よりも、主役のジジィヒーロー役を、木梨憲武が超絶熱演だったの。一人称が“僕”ってのが、妙にかわいいの。
だから余計に泣けるの。土下座オヤジからの逆転劇なんて、本当によかったなーって思ったの。
そんなこんなの、家族からパーフェクト・フリーズ状態の情けないお父さんの逆転活劇なんですよね。
このあたり、つい先日やっとレビュー書いた『ゼブラーマン』と共通するなぁと思って。
情けないオッサンの、逆転サクセス活劇って本当に好きなの。アドレナリン大爆発なの。
『Mr.ノーバディ』にもそれを期待して劇場に観に行ったんですが、あれはちょっとちがったかな。
もう一方の主役とさえ言える佐藤健は、終始ダーク&クールでミステリアスな演技が、最高にかっちょよかったし。
物語ラストでは、鍛え上げられたお肌全開のサービスショットもあったし。女子ファンさん大歓喜ですよね。絶対に、だ!
演じていらっしゃった当時は29歳だったのですね。(計算間違いじゃなければ)なのに現役高校生役に全く違和感を覚えなかったの。
あんだけかっちょいいと、かなり妬いてやっかんでしまうのは本音なんですが。くそう。女装しても、かなりの美女になりそう。←おい!
佐藤さんファンの女性陣、しおんのエピソードで、自らに立場を重ね合わせて胸キュン♡だったんじゃないかな
(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡

宇宙人がさ、過失のフォローとしてもさ、何で二人をあんなマルチファンクション・ロボに改造したのかを問うのはナンセンスなんDA!
そうしなきゃお話進まないからなんDA!映画始まんないからなんDA!
生身の肉体からのトランスフォームが、ありえねー!レベルなんですが、そこ突っ込むのもナンセンなんDA!
そうしなky…なんDA!
『GANTZ』の超未来ウエポンを彷彿させる造形がかちょいいのなんの。佐藤監督って、暗い闇をバックに青白い光を灯す描写がお気に入りなのかな。とても美しい絵です。
(“彷彿させる”か“彷彿とさせる”どっちが正しいのか調べてみたんですが、どーにも答えがわからなかったです)
んなこたどーでもいいの。でもレビュー書いてると、こーゆー細かなことが気になってしょーがないのは私の悪癖。直さなきゃ。
あっ、そうそう!どーでもいい話ついでなのですが。チョッコー虐めしてたリーダー格のヤツ、何となく松田龍平の青年期に似てたのね。←直す気、さらさらないじゃん…

ごめんなさい。映画の話でしたよね。
特撮を相当拘って撮っていらしたと思うの。それがこの作品制作の動機に関わる部分だと思うのですけれど。
改めて見直してみるとね、決して『ゴジラ-1.0』にも負けず劣らずと思って調べてみたの。
やはり白組のみなさんが関わっていらっしゃったのですね。やっぱりか!←今さらかよ!
白組は、日本映画界の至宝ですよね!よね!←今さr…
白昼堂々、新宿の街中&上空の戦闘なんて、本当に凄いの。大げさを覚悟で言いますけれど、日本映画界随一のアクションシーンって評価なの。少なとも私的には。
なので、海外での評価はどうだったのかなーって気になるの。ハリウッドにも引けを取っていませんよね!よね!
アベンジャーズにも負けていないですよね!よね!←くどい

唯一、無理矢理に難点を挙げるなら、いかにも心を煽って泣かせにきている音楽が、ちょっとくどかったかな…って思った程度。なんだか『GANTZ』にも似ていたし。
私は嫌いじゃなかったのですけれどね。←なら挙げるなし。
つい先日公開で大好評を得ている『ゴジラ-1.0』を描き切った山崎貴監督の脚本に「説明的過ぎる」って酷評された方々なら、そういう苦言を呈すると思ったのよん。
いいんだよ!大衆娯楽としての映画は、そのくらいでちょうどいいんだよ!
映画をアートとして捉えるから、そーゆーのが、いちいちノイズに感じるんだよ!
翻って本作。ドラマパートとアクションパートの配分が絶妙で、説明過多にも不足にも思えなかったの。ちょうどいいバランス感覚って思えたの。
あとね、これは思いっきり無理っぽいんだけれど。ワイドショーのくだりは、やっぱり宮根誠司が演じるべきだって思ったの。あの人、あんまり好きじゃないから。(笑)←やっぱりゲスですよね、私。

ちなみに毎度ながら、原作は未読なのですね。宮根誠司のくだりはネットの拾い画像で知りました。
なのでこの度、改めてWikipedia先生に師事してみました。
なにこれ!映画の三倍ほども面白そう!ネカフェに行かねば!原作では奥さんにも正体を明かすのですね。
しかも、続きとして、あんなに感動的なラストまで描かれていたとわ!
さらに、アニメ版もあったとわ!残念ながらアマプラでは課金でしか観ることができなかったよ!くそう。
“奇跡の男”と“講談組”のストーリーあたりで、尺を伸ばしたり加えたりしてもよかったから、前・後編の二部作で作ってほしかったなぁ。
その上での『誰が為に編』の感動ストーリーも観てみたいなぁ。
今さら言ってもしょうがないじゃない。

野球十兵衛、