「【”真のヒーローとは”定年間際の冴えないおぢさん、地球と愛する娘を必死に救う。高層ビルの間を高速ですり抜けるバーチャルシーンも見応えがあります。】」いぬやしき NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”真のヒーローとは”定年間際の冴えないおぢさん、地球と愛する娘を必死に救う。高層ビルの間を高速ですり抜けるバーチャルシーンも見応えがあります。】
ー 定年間際の冴えないおぢさん、犬屋敷(木梨憲武)は会社でも家庭でも阻害される日々。そして、ある日末期癌と通告まで受けて・・。
一方、高校生獅子神(佐藤健:初悪役!)も、母(斎藤由貴)の病を知る。
世間に対する不条理さを覚えていた二人だが、ある晩墜落事故に巻き込まれ、機械の身体になる。-
◆感想
・歪んだ思いから、大量殺人鬼になった、獅子神と犬屋敷との高速飛行映像が今作の一番の見所なのは、間違いない。
- 凄い迫力であった。ナカナカ邦画では、観れないよ。-
・だが、今作は人間の本質は善なのか、悪なのかというテーマにも迫っている。
・印象的な俳優は、犬屋敷の父を馬鹿にした態度をとっていた娘を演じた三吉彩花であろう。
今作をステップにして、スターダムを駆け上がっている。
<シンプルな構成ではあるが、大切な娘を必死に守ろうとする犬屋敷の姿は、おぢさんには、少し沁みた作品である。>
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