「ゆったりと、穏やかに、こつこつと。」羊と鋼の森 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
ゆったりと、穏やかに、こつこつと。
山崎賢人の佇まいが、穏やかでとても素直な青年を演じるのに似合ってた。ただ、そこまで責任を感じなくてもいいんじゃない?というのが、正直な印象かな。
調律師は、ピアニストにとって名バイプレイヤー。でも、その存在自体は観客に感じさせてはいけないのかもしれない。例えればサッカーの審判のように。試合が終わった後に、選手全員や観客が審判の存在を忘れていたような、そんなゲームがグッドゲームなように、ピアニストにとっての調教師も、そうなんじゃないかと思うわけで。
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