「清々しい作品」羊と鋼の森 Tabibitoさんの映画レビュー(感想・評価)
清々しい作品
原作は、本屋大賞を2年間に受賞した小説で、映画を観る前にちょうど読み終えたところでした。
どうしてこの作品が本屋大賞を受賞したのかなあと考えていたところ、ピアノの調律師にスポットライドを当てたところが受賞ポイントかなあと思いました。
原作はひとりの青年がふとしたきっかけにピアノの調律師を目指し苦悩しながらも成長していくという、どちらかというと平穏な日々を過ごすストーリーでした。これを映画化するには抑揚が出るのかなあと心配(?)したのですが、私が読んだイメージよりずっと美しいもので感動的でした。
今年の2月に北海道旅行に出掛けていたこともあり、よりリアルに美しい風景が伝わりました。思わず監督は北海道出身かと調べました。
清々しい作品だったと感じました。
久しぶりにビアノリサイタルに出掛けてみようかなあ~
コメントする