劇場公開日 2017年3月25日

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「妙に歪な作品。 北九州を題材にし、北九州の映画の灯を守りたい。 そ...」グッバイエレジー 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5妙に歪な作品。 北九州を題材にし、北九州の映画の灯を守りたい。 そ...

2017年7月13日
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妙に歪な作品。

北九州を題材にし、北九州の映画の灯を守りたい。
その想いは痛いくらいに分かる。
それだけに、北九州を代表する『花と竜』の玉井金五郎を吉田栄作の役柄に当てはめている。

それは分かる。

地方を舞台にした作品の場合には、その地域に根ざした文化・芸能を紹介する場合が多い。
当然この作品にも一部描かれており、同時に地元の熱狂的な映画ファンの人達も…。
しかし、余りにも当然だったから正直言って面食らった。
おそらく地元の商工会や、資金提供をしてくれた人達への配慮なのだろうが…。

また終盤には突如として、母親役の佐々木すみ江さんとの会話で戦争話が。この時の長回しによる撮影で、カメラが左右に移動。また更に移動…と。
一体遊んでいるのか?真面目に撮影しているのか?観ているこちらはどうして良いのやら?
そうそう!大和田獏の登場場面はまさに、ホラー映画そのままだろ〜!とゆう撮り方。
天才なのか?単なる力量不足なのか?と言ったところ。

全体的に歪な面ばかりが気になって仕方が無かった。

あ?話は普通に人情話で悪くは無かったです。

(2017年3月31日 スバル座)

松井の天井直撃ホームラン