猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のレビュー・感想・評価
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osar to the Ape
前二作と比べるとおとなしめ
シリーズ物として秀作
よくできたリブート三部作だけど
面白かったです
人間の愚かさと傲慢さが破滅へと導く
切なかったなぁぁ
シーザーに苦悩が増える程、かわいい、かわいい赤ちゃんシーザーを思い出し、
違うんだよ。
本当はシーザーは人間のことが大好きなんだよ
と、心の中で語り続けた140分
そこから見えてくるのは、人間の愚かさと傲慢さ
未知のものに対する恐怖心から、猿や疫病を恐れ、自分たちと異なるものは全て抹殺し、自分たちだけが生き残ろうとする
そして、本来ならば助け合うべきはずの人間同士が殺し合い、自ら地獄を作り出す
人間たちは、これまで
ホロコーストや、ベトナム戦争から何も学んでなかったことがよく分かる
そして、そこには戦争により気が触れた指揮官による地獄の黙示録が待っている
ジェームズ・フランコが猿を使って実験なんかしなければ…
と思ったけど、世界はこうなる運命だったんだろうな
そして、チャールトン・ヘストンの宇宙船が不時着するんだな
成田のIMAXならでは
初期シリーズのように人間が特殊メイクで類人猿になるという手法ではなく、CGとパフォーマンス・キャプチャーという人間の動きとCGを連動させる方法で類人猿が登場する。下半身や乳房は上手く隠しているものの類人猿は基本的に素っ裸。
IMAXの絶大な効果で、冒頭から類人猿の住む森に迷いこんだような感覚。森のささやきのような音も聞こえて臨場感がもの凄いスタート。
物語が進むにつれて大味な展開になってしまったのが惜しまれる。戦いの末に新天地に到着しながらも新世界を見届けることが叶わないのは旧約聖書のモーゼみたいだと思いました。主人公の名シーザーですが。
人間同士にも戦いがあり、類人猿との戦いもあるという三つ巴。戦争は遠い先のことではないかもしれない今日、それぞれの勢力に現実世界の国々を当てはめてみた。世界反対が当たり前でない世の中になってしまったが、やはり戦争は避けるべき。そして自由な世界であるべき。という事を考えさせる部分があるというのが救いだった。
壮大さが足りない
とても面白かった「創世記」「新世紀」に続く
「猿の惑星」新3部作の終章。
まぁ面白いのは面白いのだが、何か物足りない。
猿の繁栄と人類の終焉を思わせるような
壮大さが足りない。
前2作ではいかにして猿が進化してきたかを
描いており、説得力のある脚本と設定に
魅せられあっという間にのめり込んだ。
それぞれ猿が進化した起源と、
どうして人と猿が戦うことになってしまったかが
わかる傑作だった。
しかし本作は「新世紀」の
延長に過ぎないと思う。
シーザーの物語の締め括りとしては
悪くないが「猿の惑星」として観たときに
どうにも消化不良だった。
「あぁ、ついに猿の惑星になってしまった…」
と思いたかったのにそんな場面もなく、
モヤモヤした。
それと個人的な願望だが出来れば
ラストはあの自由の女神のキラーカットで
終わって欲しかった。
それをやってしまうと
あざとくなってしまうとも思うが。
バッド・エイプがイマイチ好きになれない。
彼のおかげでクスッとできる場面はあったが
この映画にコミカルさは求めていない。
むしろ作品の雰囲気を損ねているとさえ感じた。
3部作の中では好き!
猿と人類の境目....
2017-71
原西ゴリラいたよね?
感想は、
ハッハ、ハーハッハッハ。
ヘフ、ヘッヘッフ。
ハッハッハァハハア。
日本語にすると、
初猿です。
バイオで感染したワンちゃんとか、バンバン撃ってるくせに、
動物を殺す映画はなんとなく苦手で、これまで避けてきました。
なにも知らないので、ポテンシャルだけで挑みましたが、モーマンタイでした。
レッドがめっちゃ原西ゴリラだったな🦍
原西さんにしか見えなかった。
小林さんっていうゴリラ顔の知り合いがいる人は要注意。
でもやっぱり猿が殺されるシーンは、作り物とわかってても、あまりいい気はしない。
現代でも、人間のエゴで動物が捨てられたり、殺処分されてる現状となんだか照らし合わせてしまいました。
子猿の可愛さと、ノヴァを演じた女の子の透明感が癒しでした😍
ということで。
寸法あえへん。←これがやりたかった。
つまらなかった…
最高の映像で魅せる戦争映画
久しぶりに大満足
字幕版を見ました。元々ほとんどが字幕な映画なので、どうせならオリジナルをと。
全体的なペーシングや脚本、演技や演出など、なんら違和感を感じることがなく、最初から最後まで映画の世界に入り込めて見れました。文句の付け所がほとんどありません。シリーズ3部作ですが、前の2作は見ていなくても、きちんと話についていけます。シーザーも主人公としてすごい存在感を放っています。ともかく猿側を応援しまくることになるでしょう。人間としてはちょっと悲しい立場ですが(苦笑)。
基本的に猿側の視点で描かれているのでしかたがないのですが、人間側にも人間としての事情があり、人間側の大将が「悪」なのかと聞かれたらちょっと違うのだと思います。
なんだかんだで人間にとっての脅威である猿のリーダーであるシーザーの対応が最後あたり甘々(と思う私が鬼畜なのか)。そこに視点の関係で描き切れていない、人間側の葛藤が現れているのかもしれません。人間側の事情が垣間見れるシーンに、滅び行く種族の焦りと不安と悲しみがわずかながらも表現されていると思いました。軍人しか出てこないので、社会的な逼迫感が見えないのが残念なところですが。
さておき、猿も表情がすごいというか、CGの技術スゲーというか、まさに猿達が動いているとしか思えない出来栄えです。どうなってんだろう。メイキングが見たいw
ともかく見て損はありません!久しぶりに大満足です。
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