エル ELLEのレビュー・感想・評価
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日本人には理解できません
全く面白くなくって、とっても退屈でした。この手の映画に高い評価を与えてる人ってとても理解できない。 これがフランスの人たちかい。アメリカ人の行動は割と理解できるのだけどこういう人たちの行動ってさっぱりわかりません。 公開劇場が小さな劇場なのだからやはり一般受けしない映画だと思います。 劇場の中にあった解説文を読んで、えええ!あれって彼女の復讐だったの。って感じでした。 フランス映画じゃなくてアメリカで制作してたらもっと面白い展開になってたと思うのですが。
ユペールにしか出来ない〜
確かにこの役、イザベル・ユペールしか出来ないよね〜〜 もともと役に挑む姿勢がいつもチャレンジングな女優さん。 平静を装いながら、変態チックな出来事の全て飲み込むこの役は アメリカ的倫理観の女優さんには難しいかも〜。 演技の上手い下手ではなく、イザベル・ユペールが 育って来た欧州文化の「懐の深さの差」だと思う。 女性を力ずくでレイプする様なバカな相手を 最後は飲み込んでしまう! 単純な復讐よりもさらに強烈なこの一撃! そして社会に対する彼女の凜とした生き方! 被害者だから落ち込んでなきゃいけないのか? 加害者の娘だから隠れて生きなきゃいけないのか? 「世間様」という言葉がある様に とかく世間体を気にする今の日本では 彼女の生き方は眩しすぎるかもしれない。 でも、自分の生き方は自分で決めて何が悪いのだ!! 自分のお金と足で立っているのなら怯む理由などどこにもないはず。 ポール・バーホーベンの映画も実は「ロボコップ」しか観ていないが その中の所々に漂う、女性への優しさを信じて観に行った。 その監督がラストに用意した気持ち良さったら!! ああ、監督を信じて良かった!と思わせてくれた。 大人の女性同士で、ビールでも飲みながら観てほしい。 そして改めて「男ってほんとにバカやろ〜〜」と あざ笑ってください(笑)
エル ELLE
2017年83本目の劇場鑑賞。 ある日突然、 正体不明の覆面男にレイプされたヒロインが、 自らの手で犯人探しをする予測不能の復讐譚を通して、 モラルや常識で捉えることのできない複雑なヒロイン像が浮かび上がってくるさまをスリリングに描き出す。 女性が苦しむ声だけが聞こえる変態的なオープニングから始まります。 てっきり暴行犯を見つけ出して復讐する話なのかと思いきや、 ミシェルのやりすぎ行動がブラックコメディ風に随所に見せられる本作。 ストーリーが二転三転するラストまで先が読めない展開は良かった。 息子のヴァンサンとジョジーの間に赤ちゃんが生まれたシーンで、 何故か赤ちゃんの肌の色が違うのが一番面白かった。 赤ちゃんを見て何も疑わないアホなヴァンサンも最高。 レイプ物の映画でありながら、 ミシェルという強烈な個性を主人公にすることで、 従来のものとは全く違った作品に仕上がってました。 79歳で本作を監督するヴァーホーヴェンは素敵です。
セックスとか云々より
セックスとか性癖とか人間関係とかなんだかんだありますが、ともかく息子が阿保なのが一番面白かったです。阿保揃いだけど、息子が特に阿保。 人間って嫌らしい、厭らしい、イヤらしい生き物ですね。生きなくちゃいけないんだからしょうがない。
狂人たちの集まり
ポール・ヴァンホーベン監督作品を久々に鑑賞。 相変わらずの、エログロ描写に拍手。こうでなくっちゃ。 狂人と思われる映画の登場人物ですが、実社会でも同様。 ここ、東京、いや町内会をみたら変な人間がウヨウヨしております。 そんな中で生活している自分も変な人間なんだろうな。 とにかく楽しめた作品でした。
この映画がフランスで国内アカデミー賞を取っているとしたら、仏文化と...
この映画がフランスで国内アカデミー賞を取っているとしたら、仏文化と日本文化との間にはとんでもない隔絶が有る事の証明である。一言で言うとさっぱり解らない。
狂気とエロティシズム
冒頭のレイプシーンから一気に引き込まれていく。自由奔放な恋愛観が実にフランス人らしく、この相関図は複雑怪奇で興味深い。レイプ犯を弄ぶ心理には狂気を感じるが、これはもはやブラックジョークを通り越したブラックコメディ作品と言える。 イザベル ユペールはどのシーンも美しく 艶やかだ。ゆったりとした流れにやや中だるみを感じるが、終盤は緊張感のある展開に最後まで目が離せない。 バンホーペンの女性像は、強く、魅惑的、それに対して男性はいつもクソ野郎。今回は特に男のクソさ加減に謝罪の念が込み上げて来るのである。 レイプを警察沙汰に出来ない、ある種の闇を感じざるを得ない。
もっとバーホーベン!
ポール・バーホーベン監督が久しぶりに一線に現れたと思わせる作品。イザベル・ユペールの熱演と相まって、期待感を抱かせたが。 残念ながら、僕には響いてくるものが何もなかった。 ミシェル(ユペール)の過去にあった凄惨な事件、本人の身の上に起こった事件、会社のパソコンにされたいたずら。そのどれもがうまく機能しない。 ミシェルの本性をえぐるようなエピソードがちゃんとあればまだしも、それも半端だし。 思えば、登場人物の内面をじっくりと描くという作品があまりなかったポール・バーホーベン。これまではエキセントリックなストーリーの中で人物がどう動くかで映画を構成していた。それでいうと本作はそのエキセントリックさが足りなかった気がする。 世間的には評価が高かったようなので、ポール・バーホーベンの次なる作品をすぐに観ることができるであろう。
ポール・ハーボーベン マジック
ストーリーテリング上手い! 普通の世界にモラル崩壊した人々。 でもちょっと待てよ。 ミシェルの息子の一般常識を逸した夫婦は若いから許されるなら、もう若くない50を過ぎたミシェルも、それでも良いのかも。 歳食ったら大人にならなきゃ行けないって誰が決めた?って言ってるような。 やっぱり歳食ってもロボコップもスターシップトゥルーパーズの辛辣な皮肉もありありってことで。
登場人物達は大丈夫なのか?
「この人達ちょっとおかしいよね」っていう人ばっかり出てくるよ。
考えようと思ったら色々考えられる話なんだと思う。でも考えないでボーッと観た。「イザベル・ユペール可愛いなあ」と思って観てると観れちゃうんだよね。
アンヌ・コンシニも綺麗だったなあ。フランスの女優さん達の年取っても魅力的なところは凄いね。
ストーリーではね、ラストのレベッカの「パトリックに応えてくれてありがとう」に震えた。登場人物そんな奴ばっかりかよ。
いろんな機敏があるんだなぁ
一人でみてたら、‼️‼️‼️。 何?何?何?だったけど、一緒にみた女友達は、すっきりした!と。 さすが、いろんな生き方があることを見せつけるフランス映画。 女性のいろんな感情を一人に投影するとこんな感じになるのかな? 社会通念に縛られないと、人は自由になれるんだろう。 しかも彼女は自分で責任を取ってると思った。 日本ではまだ社会が許さないのかもしれないけど、個がたってるフランスではありなのかな。
理解不能
実によくわからん。
彼女の事が、だ。
お国柄なのか、彼女が特異なのか…彼女の行動は常に???だ。
物語の冒頭は衝撃的ではあったが、その事自体は彼女には大した事ではないようだ。
常に冷静で、常に無感動だった。
彼女の生い立ちや何かを考え、その辺りに関連付けて観る事が出来れば何か違うのかもしれないが、その刹那に彼女がやってる事は、常に受け入れ、常に流れてる、もしくは流してる。
そんなものだから、良く分からないのだ。
声を出して笑ってる観客もいたが、俺はクスリともしなかった。
なんか…男好きのするおばさんが、不幸な人生を…男運のとてつもなく悪い人生を…いや、要約すると俺には何が面白いのか、何故映画にしようとか思ったのかすら分からない作品だった。
作品の中では、49歳の設定だったけど、日本人と比べると60歳を超えてる裸体にもみえて…あちらの人は肌が汚いなあと、そんな事が印象に残った映画だった。
一言で言うと
「つまんない」だ。
彼女は全編にわたり、彼女の本心を露わにしない。
観客を選ぶ作品なのだろうな、きっと。
ラストシーンは墓場だ。
そこで彼氏を寝取られた親友が、彼女に「一緒に住もうか」と提案する。
その事を絆と捉えたレビューもあったけど、完全犯罪を目論む復讐と捉える事も出来る。
実にあやふやな作品であった。
実際は64歳なのだとか。
もう、おばあちゃんやん。
解釈が難しいです。 主人公の行動が理解出来なくて困惑…。周りの人み...
解釈が難しいです。 主人公の行動が理解出来なくて困惑…。周りの人みんな不可思議で困惑。タイトルの意味も分からず…。 解説みたら印象変わるかなぁどうかなぁ。
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