ワイルド・スピード ICE BREAKのレビュー・感想・評価
全70件中、1~20件目を表示
ポールの死から、少年ジャンプ的リセット。ヴィン・ディーゼル主導の新三部作をおっさんはこう見た。
前作「SKY MISSION」は何といっても、ジェームズ・ワン、ではなくして、ポール・ウォーカーの製作中の死につきる。この事件によって、シリーズは大きく舵を切ることを必要とされた。
ポール、すなわちブライアンを作品の中で「生かす」ために最大限に、苦肉の策を講ずることがまずは重要視された。
本作の論理はみなが言うように「ファミリー」。ただし、ポールが死んだ時点でその論理は変わる。
ブライアンはどこかで生きている。
そのために、「出演してほしくない人」、「生きてては困る人」「存在自体を忘れてほしい人」そして「作品のために『ファミリー』であってほしい人」。
プロデューサー、ヴィン・ディーゼルのお眼鏡にかなったものこそが「ファミリー」。
これこそが本作のキモ。
アホみたいな世界興行収入で右肩登りの本作。初期シリーズの思い入れなど、はっきり言って製作陣は気にしているものか。
何度も言うが、ポールが死んだ時点と世界的な大ヒットが重なり、すべては変わったのである。
「ワイルドスピード ICE BREAK」
・
・
・
ジェイソン・ステイサム。
彼が「味方」になることは、前作で次作である本作の展開は十分予見できた。(詳しくはオレの「SKY MISSION」のレビュー参照)。役割としてはブライアン以上の「適した」役割どころ。
普通にハンを殺したことをこちらが知らない、もっと言うと、右肩上がりの貢献者である観客層が知らなければ、こんなに優秀なキャラはない。
まあ、知っていたとしても、劇中後半、ディーゼルの、ステイサムとの握手の場面で彼なりの「ファミリー」理論でこちらはねじ伏せられたが。
シャーリーズ・セロン。
「MAD MAX怒りのデスロード」の影響をモロに感じる、本作の後半は砂漠ならず、氷上でのおっかけっこに直接参戦することはないが、まさしく「クール・ビューティ」な悪役を演じ、これまでのシリーズの「ラスボス」として君臨する。
のこりが2作、ということなら、彼女がラスボスなのは変わらないだろう。
「車」映画で彼女以上の「最強の敵」は存在しない。
ルーク・エヴァンス
やっぱりの参戦。前作でステイサムの「ファミリー」化が予見できた時点で、なんらかの登場は想像できたが、「格の違い」でこの程度。
F・ゲイリー・グレイ
前作「ストレイト・アウタ・コンプトン」を昨年の洋画ベスト1にあげたおっさんとしては、今作の期待値は半々だった。
「交渉人」「ミニミニ大作戦」「完全なる報復」など、の職人芸的な立場から、大きな一歩を踏み出した一方の、再度「やとわれ」的な作品として不安はあったが、本作だけでいうと、あくまでむちゃくちゃなうえでだが、シリーズ中、最も真っ当。
実際、超主役級の4人をそれぞれ見せ場を作り、きっちり役作りもさせ、うまくまとめている。
アクションの見せ方は、前作のワンに大きく劣るものの、ワンのアクション演出を見事にパクリ、シリーズをうまいこと継承している。
これまでになく多少ダークなトーンに胸騒ぎを覚える
主演俳優の死という悲劇を乗り越え、見事な秀作に仕上がった前作。これを機にシリーズに幕を降ろすという選択肢もあったろうが、それでもなお製作陣とキャスト陣によって切り開かれた境地は、これまでに比べてややダークな作風となった。
オープニングのハバナでのレースを始め、のちに続く様々なアクションシークエンスも全てが一定のレベルを超え、カタルシスは十分。ただ今回は、悪役のシャーリーズ・セロンが非情さを際立たせ、劇中まったく人間味を感じさせない怪演を貫いているため、やや謎は持ち越しとなる。
F・ゲイリー・グレイの手堅さも相まって、一本の映画として十分な合格点ではある。ただ、シリアスに振り切れるストーリーが気になりすぎて、個人的に大迫力のアクションをなかなか素直に受け止め切れないジレンマも感じた。これはこれで次への布石であるのは確実だが、「ワイスピ」に爽快さと笑いを求める人は心の準備をしてみてほしい。
ステイサムとの落とし前。
今回はなんとヴィン、ザ・ロック、ステイサムがほとんどトリプル主演状態。しかも全員がそのまんまに見えてちゃんと劇中のキャラとして機能している。これは「5」以降キャラを大事に育ててきた本シリーズの利点であり、アクション以上にキャラへの愛がシリーズを支えているのだと再認識。
ただ、「ワイスピ」シリーズが大好きで、本作も思い切り楽しんだ上でファンとして苦言を言わせてもらうと、ステイサムとの共闘はいいとしても、何らかの形でハンの一件の落とし前はつけて欲しかった。ショウ兄弟のせいでハンとジゼルを失った悲しみはわれわれ観客もそう簡単には癒えないのだ。いくら認め合っても、ドムとデッカードには握手なんてして欲しくないし、せめてあと2本くらい後にしてくれと思ってしまう。
とはいえステイサム扮するデッカードのさく裂する魅力には抗いがたく、今後もぜひレギュラーで参加して欲しいし、まだまだこのシリーズには付いて行きますよ!
シリーズ第八弾‼️
冒頭のストリート・レースのシーン、ホブスとショウの脱獄アクション、ドミニクvsファミリーのカー・アクション、白銀の世界を舞台にした対潜水艦のカー・バトルまで、今回も荒唐無稽でド迫力なアクション・シーン満載で楽しませてくれます‼️今回はドミニクにエレナとの間の息子がいた事が判明、息子を人質に取られたことで一時的にファミリーを裏切る事に‼️それを仕組む今回のヴィラン、シャーリーズ・セロンのサイファーが怪演‼️まぁ、フュリオサほどではないにしろ、ファミリーやホブス、ショウらを一人で相手に出来るかもと思わせてくれる‼️前作であれだけの戦いを繰り広げたショウが、ファミリーに加入するのもどうかと思うのですが、ヘレン・ハント扮する母親に振り回されたり、ドミニクの子供をお守りしたり、お茶目で人間臭い新たな一面を見せてくれてる‼️そしてドミニクの息子‼️名前はブライアンと命名‼️でも、映画の中ではブライアンは生きてるんで、その命名はちょっと違う気がする‼️「ワイルド・スピード」の世界の中では、ブライアンは存在してるんです‼️
アクションはすごい
................................................................................................
主人公が突然仲間を裏切り、ロシアの核ミサイルを奪う。
実は子供がいて、それを人質に脅されてたからだった。
先読みしていた主人公が手を打って仲間が子供を助け、
その瞬間急に仲間のもとに戻り、共に戦い勝利。
................................................................................................
劇場で見た。アクションはものすごい。
車の雨を降らすとことか、あれCG?まさに驚き。
ただ敵がいつも同士討ちをして死に、味方が誰も死なないのはさすがに出来過ぎ。
そして相変わらず内容がない。
ってか主人公が精神的にタフ過ぎて、同調できんのよな。
その意味、弱さを持ったポール・ウォーカーにはよく同調できてたんやけど。
過去1迫力がある!
•車を操って大量に動かしたのやばすぎ!
•車の雨を降らせたのは最高だった!
•もっと最高だったのはジェイソン•ステイサムが赤ちゃんを抱えて戦うシーンだ!赤ちゃんめっちゃ可愛いし、赤ちゃんに一言言うたびカッコいいし面白い!
•ママ呼びは笑った‼︎
知り合いじゃなくて 友達じゃなくて オレたちはFamily〜♪ これが実写版『ONE PIECE』ちゃんですか?
カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズの第8作。
キューバでレティとのハネムーンという幸せな時間を過ごしていたドム。しかし、とある女性と接触したことにより彼の運命が狂い始める…。
○キャスト
ドミニク・トレット…ヴィン・ディーゼル(兼製作)。
デッカード・ショウ…ジェイソン・ステイサム。
ルーク・ホブス…ドウェイン・ジョンソン。
レティ・オルティス…ミシェル・ロドリゲス。
ローマン・ピアース…タイリース・ギブソン。
ミスター・ノーバディ…カート・ラッセル。
オーウェン・ショウ…ルーク・エヴァンス。
○新キャスト
最強のハッカー、サイファーを演じるのは『ハンコック』『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』の、オスカー女優シャーリーズ・セロン。
謎の女性、マグダレーンを演じるのは『RED』シリーズや『モンスターズ・ユニバーシティ』の、レジェンド女優デイム・ヘレン・ミラン。
過去作は全て観てきているにも拘らず、今が何作目なのかさっぱりわからない。そう、それが『ワイルド・スピード』シリーズ。これって8作目?7作目?
シリーズの立役者、ポール・ウォーカー亡き後に作られた初の作品でもある。
まぁぶっちゃけ、ポール演じるブライアンが居なくても物語的には全く問題はない。
何故なら、このシリーズは筋肉ハゲ1号ことヴィン・ディーゼルを中心に回っているからである。
最初はポール・ウォーカーが主人公だったのにねぇ…。
薄々気付いていたのだが、今回この『ICE BREAK』を観て確信した。
自分はヴィン・ディーゼルが、というかドミニク・トレットというキャラクターが苦手だ…😅
なんでこの男に人を寄せ付けるカリスマが備わっているのか、よくわからない。
だって、終始顰めっ面で辛気臭いじゃないですかっ!
意外と神経質だし、いつもタンクトップだし、避妊はしないし…。
「ファミリー」が大事とか言っておきながら、ジゼルとかエレナが死んでも大してダメージ受けてねぇじゃねぇかこのハゲッ!
今回は隠し子が拉致られるという、ドムにとっては過去一でシリアスな状況となる。
その為、本作のドムはいつも以上に顰めっ面で辛気臭い。
シリーズの顔であるドムが辛気臭いので、どれだけ派手なアクションが展開されようがなんかいまいち盛り上がりに欠ける。
ニューヨークでの「ゾンビ・タイム」や、原子力潜水艦とのバトルなど、殆どギャグと言ってもいいほどに荒唐無稽なカーアクションは楽しいっちゃ楽しいんだけど、なんか爽快感が無いんすよね〜…。
ドムが辛気臭い分、筋肉ハゲ2号のホブスと筋肉ハゲ3号のデッカードがすごく頑張ってくれた👍
いくらなんでも、あれだけの騒ぎを起こしたデッカードが仲間になるのはNGだろっ!とか思わんことも無いんだけど、まぁ楽しいからオッケーです🙆♂️
この映画、殆ど少年漫画と同じノリだしね。
ホブス&デッカードのイチャイチャこそが本作の最大の見どころ。
特に今回はデッカードのキャラの掘り下げ…というかギャグ化が進んでおり、彼の登場シーンは軒並み楽しくて良かった。
単純に、ザ・ロックとステイサムが大暴れしさえすれば、私はどんな映画でも満足出来るのです😆
そうなると、『ワイルド・スピード』シリーズじゃなくても良いやんって話なんだけどさ…💦
シリーズ最大の悪役であるサイファー🦹♀️
過去の悪役の裏には全て彼女が存在していた…!ナ、ナンダッテー∑(゚Д゚)
これまでの敵は、なんだかんだ言っても可愛げのある奴ばかりだったけど、今回はマジでヤバそう。
正直、シャーリーズ・セロンはオーラが凄過ぎるので、良い意味でガラクタ感のある『ワイスピ』シリーズにはマッチしていないような気もするが…。
人間離れしたルックスとスタイルを持ち、殆ど瞬きをしない。もしかしてシャーリーズ・セロンってサイボーグなのかも?
シナリオはいつも通りめちゃくちゃだけど、そこはもう突っ込んでも仕方ない。
『ワイスピ』はそういうものなのです!!
ただ、元々はただのチンピラだったドム一家が、世界を救う為に戦うというのはちょっと抵抗感がある。
これまでは恩赦を得る為だったり、敵の方から襲ってきた為だったり、何かしらの理由があって行動していたのに、今回はなんかみんなの中に正義の心が芽生えてしまっていた。
悪党は悪党だからこそ輝くものだと思うんだけどなー。
主人公がカリスマ的な魅力の持ち主だったり、かつての敵が仲間になったり、アウトローたちが世界を救ったり、最後は宴を開いたり…。
これは実質『ONE PIECE』の実写版なのでは?
このマイルドヤンキー的なノリが段々とキツくなってきた〜💦
知り合いじゃなくて 友達じゃなくて オレたちはFamily〜♪
持て余すほどの切り札を使い切った、ワイスピきっての良作
シリーズを通してのラスボス「サイファー」が登場し、主役であったはずのドムがファミリーに背を向ける。
全く同じと言うのは無いが、どこかで聞いた設定の繰り返し。
それが悪いとは言わないし、いい意味でもシリーズ内で異色の作品となった。
まず「ドムが裏切る」だが、これに関してはメタ的な意味を込めても、絶対本心じゃないのは明らかだし、既に前々作で「レティの復活」と共に描いた既出演出。
意外性もクソも無い設定だが、まぁ主役が敵側に着き、レギュラー陣が悪戦苦闘する様はある意味意外で面白かったので、結果的に良かった。
次に
1つ目の問題点として、この作品最大の悪手「デッカードの仲間入り」だ。
これは個人的主観もあるが、前作でステイサムがデッカードとして出演した時点でこうなることは見えていた。しかし世間はそれをよしとしないし、ドムのファミリーの概念からもかけ離れている。
作中でもレティやテズが「お前は仲間じゃない」と悪態をついていたが、その割には背中を預けて戦闘していたし、最終的にドムはデッカードを信頼して、「リトルブライアン」を救出する作戦を任せる。このリトルブライアン救出作戦の演出は大好きだし、ステイサムの無双シーンが見れて個人的には満足だが、如何せんこのデッカードは元ファミリーの「ハン」を殺している。
デッカード本人も、償いどうのこうのと言っていたが、正直この罪はそう簡単に償えない。
自分としては、これの次回作で「実はデッカードはハンを殺しておらず、水面下で行動を共にしていた」と言う大どんでん返しが待っているものだと勝手に期待して納得していたが、全然そんな事も無かったし。
そもそもデッカードほどのプロが、殺した"と思っていたが実は逃げていた"なんて事態を見逃すはずもないし、あれだけの時を共に過ごしたドムが、日本からハンの遺体を輸送するときに"本人かどうか見分けがつかない"はずも無いし、この件に関しては色々と設定や脚本に無理があった気がする。
何の説得力も無い個人的意見としては、デッカードはハンを殺しておらず、実はデッカードとドムは東京でコンタクトを取っており、以降の敵「モーゼ」ひいては「サイファー」を倒すために敵同士を演出していた。ハンはドムと共に東京から戻ったが、サイファー(当時は登場すらしていないが…)の件が片付くまで身を顰めることにした。
これならすべての辻褄があうし、無理も無い。まぁあくまで個人的妄想だが。
最後に
2つ目の問題点として「不要人員の退場」だ。
これを聞いてピンときた方もいるかもしれないが、本作で退場した唯一のレギュラー陣「エレナ」だ。
本作のキーキャラクターでもありながら、シリーズを通して不要と判断された彼女は、何の見せ場もないまま敵の手によって殺されてしまう。
初めて見た時には、身近なキャラクターの死…と言う衝撃的な内容から何も思わなかったが、後々考えてみるととんでもなく酷い退場方法だ。
どうせなら「ジゼル」の様に見せ場を作った英雄的退場でも良かったのに、レティに子供を産ませない為と、ドムの復讐心作りの為に、何の見せ場も無いまま無残にも殺されてしまう。
だが、そんな悪手も帳消しにしてくれる最大の見どころが、「金を使ったカーチェイス」「見ごたえの良い復讐」だ。
まず「金を使ったカーチェイス」だが、これは物語中盤のいわゆる「ゾンビタイム」や、これでもかと言うほど爆薬を使いまくった終盤の氷上チェイス。
これらのシーンには目を奪われた。特にパーキングからの雪崩シーンは、劇場で唖然としてしまったのを覚えている。
次に「見ごたえの良い復讐」だが、本作には3パターンの敵が存在し、殺されるべき敵が明確化している。
1パターン目は「ドム」。しかし彼は、敵として振舞っていただけであって敵では無い為度論外。
2パターン目は「サイファー」。これは公式も見解している通り”シリーズを通してのラスボス”なので、本作で死ぬことは無い。
そして3パターン目、エレナを殺した仇の「ローズ」だ。
彼はラスボスでも無いのに、作中通して無駄にドムを煽り散らかし、ドムはおろか観客のヘイト値を買いまくり、最終的に見事な殺されっぷりを披露する。
今までのワイスピに登場した敵は、比較的呆気ない最後が多かっただけに、コイツの死は見応えがあって良かった。
これだけシリーズが長く続くと、スポンサーや主演陣、果てはファンまでもの意見が入り混じり、監督が思った作品に成り立たないのも事実だし、続かせる努力が必要なのも分かるが、個人的には(言い方は悪いが)キリがよかった前作で締めていた方が、後々の結果を考えると良かったのかもしれない。本作は間違いなくシリーズきっての良作だし、見ごたえ抜群で何度見ても面白いが、続ければ続ける程自分の首を絞める結果になる。
本作で使い切ってしまった二人の名優「ドウェイン・ジョンソン」と「ジェイソン・ステイサム」がその良い例で、彼らは本作を最後にシリーズを脱退※している。
これだけ名の知れた名優が抜けてしまうのは、シリーズにとっての大きな痛手であることは間違いないし、抜けた彼らをカバーできる魅力がこのシリーズにあるとは到底思えない。
難しい判断だろうが、これ以上被害が大きくならない事を心から願う。
(※ステイサムは次回作にもノンクレジット出演している。)
個人的感想
シリーズで1、2を争うほど好きな作品。
1の様ないい意味で安っぽい感じも良かったが、金のかかったカーチェイスものも好きなので、どちらも捨てがたい。しかし長期シリーズに見て取れるネタ切れ感や方針転換時の矛盾が見て取れるので、シリーズ作品としては少し厳しいかな。
ドムの裏切り!?
今作は最強のサイバーテロリスト「サイファー」との戦い。
見どころはやはり、ハッキングを利用したゾンビカーアクションは恐怖だ!車が雨のように降られた暁には回避は不可能である。
テズとラムジーのハッキング対決も緊張感があっていい。
ドムにできた新しいファミリーを守るべく、デッカードのベイビーアクションも面白い。
ドムがファミリーに息子を紹介する場面でブライアンと呼んだのもファンからするととても感慨深いものがあった。
これでもか…
二度目の鑑賞。初見と印象が変わった。まずゾンビカー、潜水艦など発想が凄い。ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム3人の肉体派トリデンテ共演は魅力的だし、豪華。それぞれのキャラが立ち、シリーズ物の良さを引出している。ジェイソンの赤ん坊を抱えながらの立ち回りはコメディタッチながらスタイリッシュ、ドムの裏切りからの再登場は音楽と共に盛り上がった。
以下初見
何度も生き返るなどあるが毎度のことながら皆不死身で、無人のゾンビカー、戦車、原子力潜水艦が相手というこれでもか、お腹一杯の展開。ヴィン・ディーゼルが人質取られて仕方ないけど、あまりにも従順過ぎと感じた。前前作、前作に仲間二人が殺されてるのに、ジェイソン・ステイサムが仲間で握手ってちと腑に落ちない。シャリーズ・セロンはラスト逃げるし、次回に出てくるのだろう。カート・ラッセルや、スコット・イーストウッドなど無駄に豪華な気がする。ジェイソン・ステイサムの母にヘレン・ミレンはハマり役。
みんな仲良く!
昨日の敵は今日の友。考えてみれば1作目から通してドミニクのファミリーの中に組み込まれていくようなシリーズ作品。人柄がいいためか、家族や仲間を大事にする性格だからか、今回は前作での強敵デッカード(ジェイソン・ステイサム)や前々作での強敵オーウェンが仲間になっていく。まるでドラクエ5の魔物を仲間にしていく主人公みたいだ!次回作ではシャーリーズ・セロンが仲間になるのか?
冒頭ではキューバにて久しぶりに車を賭けたストリートレース。ハバナ一速い車と一番遅いポンコツ車の対決。どんなポンコツでもニトロを使えば楽勝!エンジンからは火を噴いていたけど、凄まじい威力でした。
そんなドミニクが謎の女と出会ったことから仲間から抜け、ベルリンでの攻防で強奪した電磁パルス砲(EMP)を持ち逃げする。シャーリーズ・セロン演ずる謎の女の命令に従い、テロ活動の手助けをしてしまうのだった。こうなったら決死の覚悟でドミニク奪還を図る仲間たち。刑務所に収監されていたデッカードを脱獄させるためにホブス(ドウェイン・ジョンソン)が潜入。彼は謎の女サイファーの部下だったこともあり、かなり憎んでいたから利用しやすいという計画だった。しかし、“神の目”をも奪われ、サイファーがどこにいるのかもわからない状況に陥る。
ロック様とステイサムがいるんだからかなり強力なメンバー。しかし、ハイテク攻撃は凄まじい。ニューヨークの街ではゾンビ・タイムなる攻撃により、無人自動車が反乱を起こし、ロシアの国防大臣から核ミサイルの発射コードを盗み出してしまうのだった・・・。この集団無人自動車のモブシーンがすごく恐ろしく、きちんと足並み揃えて走る映像には驚かされる。一人じゃ操作できないだろうというツッコミもあるだろうけど・・・。
アイスランドの氷上カーチェイスがまた興奮。設定ではロシアの軍港で反政府軍が乗っ取っていた形だが、スタッドレスタイヤを履いてないローマンが笑わせてくれる。ドミニクが操られていた理由も、レティより大切な人間が人質になっていることはわかるものの、シリーズ通して観てないとわからないかもしれません。要は、レティが死んだと思われていた時期にドミニクが警官のエレナと恋仲になっていたこと。このエルザ・バタキーという女優はクリス・ヘムズワースの嫁さんなんですね。
息子の名前はブライアン!ある意味、当然のようなネーミングですが、実生活でもヴィン・ディーゼルは娘の名前にポール・ウォーカーから名前をもらってポーリーンと付けたとか。ファミリーの輪は広がり続けるんですね。
それでも絆は揺るがない!
"ワイルド・スピード" シリーズ第8作。
Blu-rayで鑑賞(吹替)。
元々は改造車を使用した犯罪を描くアクション小品だったものが、製作予算の増大によってテロリスト相手に戦いを挑む世界スケールのアクション大作になって久しい。
個人的には6作目からのシリーズ展開がめちゃくちゃ好きです。初期のテイストもいいですが、やっぱりメッタやたらと爆発や銃撃戦してくれた方が楽しいし面白いです。
本作では今までに増して凶悪なヴィランとの戦いが描かれました。世界滅亡の企みを阻止するための激闘へ。
ピークを迎えた感のある前作を越えた興奮をもたらしてくれる、素晴らしい出来映えの作品だなと思いました。
ドミニクの裏切りによって揺らぐファミリー。それでもドムを信じられるのがすごい。ドムを信頼していないと即座にそう考えることなんて出来ません。これこそ本物の絆だな、と…
助っ人としてデッカード・ショウが電撃参戦するもんだから燃えたぎらないわけがありません。ホブスとのほど良いコンビ感が堪りませんでした。刑務所でのアクションすご過ぎ。
「ゾンビ・タイム」と「雨降らし」のやり過ぎ感も大好き。ハイテクを駆使すれば止められそうなのにってツッコめるところがまた楽しからずや。潜水艦との対決もこれまでにない壮絶さで、考えた脚本家は本当にクレイジーだなと思いました。
スティーブン・セガールみたいな無敵さを誇るようになって来たヴィン・ディーゼルの魅力が止まらねぇ~。ドムのファミリーを大事にする気持ちに胸が熱くなりました。きちんと描かれる熱い絆もしかり。最後はめっちゃ泣けました。
[余談]
ショウ兄弟のママ、ある意味最強説…
もうひとつのファミリーにも注目だ!
[以降の鑑賞記録]
2020/03/29:Blu-ray(吹替)
2021/07/30:金曜ロードショー(地上波初放送)
2024/04/06:土曜プレミアム
※修正(2024/04/06)
仲間を信じる強さ!!
すーーーーっごいおもしろかったです今回も!!戦車の次は戦闘機が出てきて今回は潜水艦が出てきた笑 次は何が出てくるのかなロケットかな笑
ドムが裏切ることは絶対ないって信じてたし、ファミリーのみんなも最後までドムのことを信じ続けてくれたのがすごい嬉しかった!!ドムが帰ってこれたのもファミリーのみんながいたからだなってすごい思いました。
なんか最初にドムがサイファーと出会ったとき、ドムは買い物帰りだったのかわからないけど一輪のバラが買い物袋に入っていて、あーこれをレティにあげるんだろうなってすごい微笑ましい気持ちになりました(*^^*)ドムのそういうとこ素敵!
あとほんとホブスが子煩悩なパパで最高でした!!あんなパパがいたら娘さんも自慢だろうなーって。
子煩悩といえばデッカードもめっちゃ子供に甘くて優しくてほっこりしました笑 この人こんな顔するんだって笑
お母さんにも弟にも振り回されてるお兄ちゃんって感じで、ハンを殺した人だからすごい複雑っていうか手放しでときめけなかったんですけど笑、でもデッカードの新しい一面が見れてよかったです( ´∀`)
オーウェンはやっぱりピュアな悪役って感じだなって思いました笑 まさか兄弟で一緒に戦うとこが見れるなんて!お母さんほんと強いなって笑 最強なんじゃないかなあの人笑
レティが潜水艦をうまくかわしたとき、ドムがレティに「Nice bad girl」って言ったとこ最高でした!!レティにとって最高の褒め言葉な気がしました。レティ今回もカッコよかった!!ドムのこと一途に信じ続けてカッコよかった。大好き!
それでロームが今回もほんとにもーーーー大好き!!最高!!相変わらずよくしゃべって明るくてムードメーカーでヤンチャで、でも銃を持たせたら百発百中で、キメるとこはバッチリキメる男!!最高にカッコいい!!
ラムジーがドムのことを悪党って表現したとき、レティもそりゃキレるよなと思ったけど、そのときにロームが「I'm just saying it out・・・
That was a little aggressive.」ってさりげなく注意して、ラムジーがそのままパソコンに向かおうとしたら「メールで謝るのか?」って明るい感じでうまく誘導したところが本当にカッコいいなって思いました。
「Check!」って言ったとこもすごいカッコよかったし、何回言うのって感じだけど太陽みたいで最高でした。ロームはいつまでもこんなノリでいてほしいし、テズとかリトルと軽口を叩き合っていてほしいです(;_;)
オレンジの派手な車に一目惚れしてワクワクするとこも最高だったし、街中ならまだしも氷の上であの車に乗るってどう考えても目立つのに乗って行ったとこもほんとに好きだし笑
ロームが危険な目に遭ったらいつもテズの名前を呼ぶのがほんとテズのことを頼りにしてるんだなって感じだったし、しかもテズもちゃんとその期待に応えてるとこが最高にカッコいい!!
最後に車とセルフィーを撮るとこもほんとロームって感じだしほんとヤンチャ!笑 もう大好きマジで笑
サイファーもすごかったなーー容赦もないしクールで美しいし!!世界を支配してどうするんだろうって思いました。世界を支配するのが目的みたいなことを言ってたけど、支配した先に叶えたい願いでもあるのかなーって。次回作が楽しみです!!
最後に息子にブライアンって名前をつけたところでめっちゃ泣きました。それまでも何回もブライアンの名前が出てきたし、前作でドムが言った「You'll always be with me and you'll always be my brother.」って言葉をすごい実感したっていうか。
あとキューバの街並みが最高でした!!キューバ行きたい!!最後に出てきた反政府軍?の基地みたいなとこも雰囲気あってカッコよかったです!!
俺は君を離れない
【ワイルド・スピード ICE BREAK:おすすめポイント】
1.ドミニク・トレット役ヴィン・ディーゼルはやはり世界最強!!!
2.デッカード・ショウ役ジェイソン・ステイサムと赤ちゃんの絡みやセリフがはまる!!
3.炎の中のドミニク・トレット役ヴィン・ディーゼルを囲むシーンは泣ける!!
4.最初っから最後まで、とにかくスピーディーでわくわくするのが良いなぁ!
【ワイルド・スピード ICE BREAK:名言名セリフ】
1.ドミニク・トレット役ヴィン・ディーゼルの名言名セリフ
→「あの車はトレット一家が乗るにはトロ過ぎた 」
→「来ないわけにはいかなかった」
→「俺が撃ちたいかどうかは関係ない 俺に選択肢はない」
→「俺はきみを離れない これからもずっとな」
2.レティ・オルティス役ミシェル・ロドリゲスの名言名セリフ
→「子供が欲しいかどうかより、子供を産むべきかが問題」
→「あれは、ドムじゃない」
→「あなたは私を愛している だから私を撃てない」
3.サイファー役シャーリーズ・セロンの名言名セリフ
→「爆弾投下」
→「ゾンビタイムよ」
→「雨を降らせて」
→「世界にとって、私は水辺のワニと一緒」
4.デッカード・ショウ役ジェイソン・ステイサムの名言名セリフ
→「いいか坊や、うるさくなるから、これでも聞いてろ」
突っ込み処が
シリーズ進むにつれて増えていく気がする(笑)
特にいくら車でバリケードしても、ドムは丸焦げ間違いないはず!(笑)
エンディングは悪くない。
ステイサムがかっこよすぎる!是非、これからも出演して欲しい。
そのステイサムに喰われずにいる、主役のビンディーゼルは流石!
ドウェインも素晴らしい!
全70件中、1~20件目を表示