打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のレビュー・感想・評価
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あの日の記憶が蘇る。
強く心を揺さぶられた。
あの時ああしていれば、なんて考えはとっくに棄てたはずだったけど、思い出さずにはいられなかった。
花火が咲いて散るまでの刹那を、僕は下から見るべきだったのか。それとも、横から…。
その瞬間、もしも…。
そんな後悔を想起させる反面、その意味を問いかけられたとも感じている。
辻褄の合わなくなるその瞬間、現実に引き戻される度の胸の痛みを繰り返して、やがて現実から遠くかけ離れたifを描き始める…。
そうならざるを得ない心の弱さと、それを馬鹿らしいと思う自嘲が、今の僕を襲っている。
と言うように、人をここまで感傷的にさせるほどに、話の内容、映像の美しさと演出のバランス、構成が完成されていた。
見る前にも聞いた意見だったけど、この映画はエンターテインメントではない。
決して楽しい、面白い作品ではない。それでも僕はこの作品が好きだと言いたい。
何時までも悩める、そんな僕に寄り添ってくれる。後悔とその切なさを消し去り、忘れさせるのではなく、共に歩んでくれるような、そんな二時間だった。
つまらないものはつまらない
この映画に「君の名は。」だとか「シャフト」とか
「岩井俊二」だがらどうこうとか
一切、固定観念なしで見ましたがやはり駄作です。
内容がさっぱりわかりません。
逆にこれがわかる人は脳内でかなりの補正を
かけていると思います。
そもそも映画なんて大衆娯楽なのに
見終わった後に「?」とほとんどの人がなる
時点でダメなのです。
キャラ同士の人間関係、
キャラ一人一人の感情、
キャラの行動理由、
どれも伝わって来ず世界に感情は入っていきません。
すなわち「人を描けていない」のです。
Ifのガラス玉やなずなの父の死、
あの異空間など伏線は回収もなく話は終わります。
ヒロインで中1女子なずなのエロシーンは
必要でしょうか?
劇場内には子ども連れの方もそこそこいたので
終わった後の気まずい空気は余計に気の毒でした。
結局、打ち上げ花火は
下から見ようが横から見ようが
丸かろうが平たかろうがこの映画には
あまり関係ないのです。
関係あったとしても見る側には伝わってません。
岩井俊二さんの原作は見てないので
それは否定はしませんが
このアニメ映画に関しては
・絵が綺麗なシーンがある
・主題歌がよい
の2点以外
褒めるとこがありませんでした。
で、オチは?
見ない方がいいです
試写会で見たのが何よりの救いです
あれに1000円払うのは勿体ないです
これを見るならチケット代で花火買って遊んだ方がお得です。
話が最後までよく分かりませんでした
EDが流れた時、え?これで終わり?
みたいな雰囲気が会場に流れていました
広瀬さんの声はいいのですが、
菅田さんは最後まで棒読み…
声優として活動されている人との差がすごかったです…
これを見るならこの映画は昔実写化されているのでそれを見た方がいいと思います。
EDの米津玄師さんとDAOKOさんの曲はすごかったです!
私は小説が映画化した場合映画を見たあとに原作を見るのですが、映画がこれなら原作も…いいかなと感じてしまいました
簡潔に言うと
時をかける少女と君の名はを合わせてパクッたごちゃごちゃした映画でした。
中身がない、というのは間違ってない
最初15分くらいは退屈でした。なずなも喋らないし、高校生が下ネタでギャーギャー騒いでるだけ。
でも他の方も言っている「玉」を投げるところからやっと話が始まります。
そこから紆余曲折を経て少しずつ変化する二人の関係と、最後の「花火」の描き方は素晴らしいの一言に尽きます。
最後の場面には二人は登場しません。
つまり、そういうことです。あの終わり方でいいと思います。
特に「君の名は。」と比較した場合、伏線は全くなし、話も一本道だし本当にただの「恋」を描いているだけです。それ以上でもそれ以下でもありません。
ですがなずなというキャラクターや恋のシチュエーションは現実になさそうでありそうな、まさに等身大のものです。
そういう意味で中身はなし、ひねりもメッセージ性も何もありません。
そういう映画を見たいという人にはオススメしませんし、そういう人が多いと思います。
共感は得られにくく、つまらないと感じる人も多そうなので星4にしました。
最悪
ストーリーがわからない、テンポが悪い、作画もイマイチ、CGが浮いている、菅田将暉が棒読み、他にもあるけれどとにかく見ているのが苦痛だった。
登場人物は何を考えていたのか
なずなの父に何があったのか
なんでユウスケたちは走って電車に追いつけたのか。
あの球は何だったのか。
とか色々考えているうちにスッと終わった。
「え?終わり?」と「やっと終わってくれた」が同時に来て、EDは見ないで劇場を出た。
本当に何を見せられたのかわからない。強いて言うなら気が狂ったオタクの見た夢。
公開2日目なのに空席だらけな時点で気づかなかった自分が嫌になった。
もう二度と見ないし見たくないし見た記憶すらなくなってほしい。
まだ広瀬すずに救われた。
広瀬すずの演技は個人的に好きだった。これも賛否両論あるが。
もしもこんなクソ映画が生まれてなかったら…
結構楽しめた
違和感なく
すずちゃんと菅田くんのイメージが強すぎて最初は声に違和感があったが時間が進むにつれて違和感は薄れていった。特にすずちゃんの低い声が気になったが、なずなの少し大人びた妖しい雰囲気と13歳の無邪気さが同居していて演じる上で難しかったと思うが頑張っていた。また菅田くんの声も13歳にしては声が低かったと思うが宮野くん演じる親友(ライバル)との掛け合いに違和感が無かったので声優デビューとしては合格点だ。尚、原作もドラマ(?)も読んだり観たりしていないのでエンディングは果たしてこれで良いのか?分からないが思春期の夏の日の淡い思い出と、未来は決して一つではなく選択肢は無限にあるという事を思い出させてくれた。
見なくてもいい
駄作 レンタルで暇な時に見る映画
先ほど見てきました。公開二日目にしてガラガラの映画館。嫌な予感がしました。始まって10分で、これはつまらないと感じ始め、盛り上がらないままのストーリーでずるずると最後まで。ラストの音楽でちょっとほわっと感じたものの、ラストもほとんど説明なし。あっけにとられました。ストーリーはないに等しいです。同じ日のくり返しというタイムリープもの映画では、古いですが押井守監督の『うる星やつら2ビューティフルドリーマー』が一番、そして細田守監督の『時をかける少女』が二番と自分の中では思っています。どちらにも共通なのは、ちゃんと仕掛人がいること。『打ち上げ花火』はそのあたりが全く説明なし、伏線もない、目の前の映像でただ感じてください、それだけ。ヒロインは不思議ちゃんでこんな女の子現実にいないし、仮にいたとしてもクラスでは無視かいじめられるだけでしょう。おじさんの思い描く理想の少女像でしょうかね。同年代の男子からはキモいと言われるだけです。他の登場人物も全く共感できません。強いて言えばちょっと岩井監督風味の映画なので岩井ファンなら少しは楽しめるかも。映像は確かに綺麗ですが『君の名は。』での新海マジックを見てしまっているだけに、今のCGならこれぐらいの背景は時間かければ作れるでしょという印象しか残りません。去年の『君の名は。』の様な感動を期待して行ったら最悪です。君の名は。は冒頭10分でそのあとが見たくなる映画でしたが、打ち上げ花火は30分で帰りたくなります。新海監督は成功作と失敗作を積み重ねて自分の強みを身につけ『君の名。』を完成させましたが、新房監督はこれからどうなるんでしょう?今回、他のスタッフもいいひとが揃っていただけにこんな作品が出来てしまったのは不思議です。元のテレビドラマをリスペクトしつつ思い切り違う物語にするべきだったと思いました。
レビューは、酷評だが?
自分としては、凄く良かったぁ!なずなと典道の恋物語としてはすがすがしさが!最後の学校がはじまって、典道が出席のとき返事をしなかったのが違和感でした?
作画、映像、ストーリーともに良かったぁ!なずなの広瀬すずはありだが、典道の菅田将暉の声が、低すぎて16才の声には?です。後、タイトルが内容とあってないと思いました。
今年史上最悪の出来
カップルがチケットを一枚ずつ持って劇場へ向かうより、線香花火を一本ずつ持って浜辺へ向かった方が何倍も有益な時間が過ごせるだろう。
メルヘンやロマンチックを期待して劇場へ向かい、三文劇を観せられ項垂れて劇場を出るより遥かにマシである。(三文の価値もないが)
本作品を擁護しているレビューの中には、考察する部分がうんたらと語っている奴がいるが、その前にもっと大切な事があるだろうと怒鳴りつけたい。前提として各キャラクターに魅力を感じさせる脚本の部分が虫食い文字のようになっていては、キャラクターの心理に共感できるはずもなく、考察どころの話ではない。
さらに台詞回しとキャスティングの悪さ、シーンに合っていない不自然な演出がそれに拍車をかけているのである。
はっきり言おう、あなたの貴重な時間を今年最悪の映画に費やすのはやめておけ。
新房含めその他制作、企画陣はこんな映画で金が稼げると本気で思っていたのだろうか。
賛否分かれるだろうねー。主に否の方に。
映像はとても綺麗。音楽もよし。
ただし中身はすかすかです。残念ながら。
演出にいたっては言葉も出ません。(特に電車のなずなが馬車乗るシーン)
結局この作品は、登場人物達の行動には沢山のifがあるよ!!ってことを伝えたいだけだったんでしょうね。最後のシーンでそれは恐らく証明されてます。
もう少しダメ出しさせて頂きます。
俳優の声にも違和感ありまくりで、広瀬すずの声は可愛いくて好きですが、今回は演技してる感が強めだと思い集中できませんでした。(特に電車に乗るシーン)
キャラも何も立ってなく、主人公くんはどうする?と、聞かれると「え、あ、うん、どうしよう...」と情けない事しか言えず久々にイラつきました。
最後はかっこよかったですけどね。
この作品は1992年に放送された人気ドラマのアニメvrとの事でしたが、
旬の俳優、話題のタイトルを借りてるマーケティング商法釣り作品でした。
私は好き
楽しめました。
ネタバレなしで紹介します。
この物語はなずな、典道、祐介の三人を巡る 青春・恋愛・SFストーリーです。
予告映像からはあまり感じられませんでしたが、SFが強め。
セリフによる説明が少ないので、最初から最後まで真剣に観ないと伏線を見逃したりします。
映画を観終わってからずっと考察をしていますが、「あのシーン時系列いつだっけ?」「あのセリフの真意はなんだろう」「あのシーン絶対伏線だろうけど、どこで回収してた?」等、なかなかこんがらがってます。
考察しがいがあり、友達と上記の疑問を何時間も考えています。
やはり記憶は薄れてくるもので、もう一回観てセリフや時系列や伏線を確認したいという気持ちでいっぱいです。
製作側の主張が少なく、観た人の想像力で物語を補完することができます。
特にラストシーンの意味合いに関しては観た人によって全然違うと思うので、考察レビューを楽しみにしています。
私はシャフトの作画とCG処理が苦手なのですが、それでも鑑賞後も含めて沢山楽しめる作品になっていました。
試写会で見たのがせめてもの救い
少し間が空いてしまいましたがレビューします。
試写会で鑑賞しましたが、本当にお金を出さなくて良かったと思いました。
ラストの真相とか、分かりにくいとか、私にはどうでもよく、主人公2人に魅力が全くないところに終始苛立ちました。
女の子はコミュニケーション力あるのかこいつ?という感じで会話が成立してない不思議ちゃんで、こっちからすると男の子がなぜこの子が好きでこんなに奔走しているのか謎。
ひたすら2人にイライラさせられ、不快で早く終わらないかなと思いました。こんな映画は初めてです!びっくりしました。
ただ、最後の歌で濁った心が浄化されました。
見ないほうがいい。失笑。
暇つぶしに、と思ってみたが暇つぶしにさえならなかった、、、
題名が素敵なのもあって、余計期待外れなのかもしれないが、こんなんでお金を取っていいものなのかというくらい、終始意味不明、着地点も謎、、わるい意味でこんな映画見たことないというレベルのひどさだった。
あと、所々でセクシー描写みたいなのがあったのも、女からすると不快だったかなあ。
だって、高校生?でしょ。その描写いらなくないか?(中学生だっけ?それもわからない。笑)
最後の方、歌を唄い出して馬車を引き出した時にはもう、映画館を出たい、と思うくらい見ている側が恥ずかしくなる映画だった。
エンドロールが終わり明るくなった時に、周囲から失笑の聞こえた映画は今までで初めて。
結局、花火についての結論も、よくわからなかった。
見ないほうがいい。
お金が勿体無い…
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