「単純だがどこか恐ろしい。謎が謎を呼ぶミステリー。」白い闇の女 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
単純だがどこか恐ろしい。謎が謎を呼ぶミステリー。
【賛否両論チェック】
賛:1人の女性からの依頼から湧き始める数々の謎が、真実を歪め、それに挑もうとする主人公を追いつめていく様に、単純ではありながらもハラハラさせられる。
否:ラブシーンはかなり多め。やがて明らかになる真相には、理解は出来ても納得は出来ないかも。
有名な記者でありながら、どこか憂いを抱える主人公。彼が出逢った謎の美女の調査依頼を進めるうちに、次第に美女に対して浮かび上がってくる数々の疑問と、主人公に迫る危険が、物語を際立たせています。
ただ最終的に明らかになる真実には、やや迫力が欠けるというかあっさりとし過ぎていて、ちょっと拍子抜けといった感も否めません。
ラブシーンも多めなので、ミステリーがどうしても好きな方には、観ておいて損はない作品といえそうです。
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