エンド・オブ・トンネルのレビュー・感想・評価
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銀行強盗からお金を横取りしようとする車椅子の男のはなしですが、結局...
銀行強盗からお金を横取りしようとする車椅子の男のはなしですが、結局奪ったものはお金ではなくて・・・。
最初から最後まで飽きさせない展開の、よくできた脚本てした!
一世一代の大博打
銀行強盗を画策する輩の裏をかいて大金を横取りしようとする一連の描写は比較的淡々としている。あらゆることが失敗に終わって万事休すかと思われた最後に、主人公が一世一代の大博打に打って出る。ややご都合主義な感じがしなくもないが、序盤のさりげない描写が実は重要な伏線になっており、ラストでそれがちゃんと回収されるのでストレスがない。アルゼンチン・スペイン合作でいわゆるハリウッド系の超大作ではないが、ハラハラドキドキの佳作だと思う。
最後は運か女で決まる
意味深な言葉ですね。
ストーリーはわりとあらすじ通りなので、あらすじで面白そうと感じたなら面白いと思います。ドキドキハラハラ要素もあり、全体的にハリウッドっぽい感じ。
犬クラスタもどうぞ安心して見てください。
意表を突く展開。運も味方に変える男の策略。
【賛否両論チェック】
賛:突然訪れた千載一遇のチャンスに、全てを賭けて挑む主人公の姿と、彼を取り巻く不思議な人物達が織り成すサスペンスに、観ていて何故かハラハラさせられる。意外な展開で進むラストもステキ。
否:やや都合よく行きすぎる展開はご愛嬌か。
娘との記憶が忘れられず、冴えない暮らしをし続けていた主人公が、降ってわいたチャンスに賭け、命がけの大勝負を仕掛けるまでが、“壁の向こうの銀行襲撃計画”という面白い標的を通して描かれていくのが、なんとも不思議です。
そんな主人公には、謎めいた美女とその幼い娘という、これまた不思議な同居人が寄り添い、計画はますます先が読めなくなっていきます。劇中で語られる、
「最後は運か女で決まる。」
という言葉が、妙にリアリティを持っていくのが印象的です。
意表を突くラストの展開も見事なので、是非ご覧になってみて下さい。
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