「終盤でガレリオ(犯人リーダー)とホアキンが対峙してから面白い」エンド・オブ・トンネル かちかち映画速報さんの映画レビュー(感想・評価)
終盤でガレリオ(犯人リーダー)とホアキンが対峙してから面白い
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終盤から一気に面白くなる映画。序盤中盤は車椅子のホアキンが頭良すぎると、犯人集団が無能すぎて退屈だった。しかし、終盤でガレリオ(犯人リーダー)とホアキンが対峙してからは形勢逆転。ホアキンが犯人たちにボコボコにされ、しかも相手は数人でホアキンに勝ち目なし。絶体絶命の怒涛の展開で目が離せなくなった。
ここでホアキンは犯人たちが烏合の衆だというのを利用し仲間割れさせる。そして見事に自ら手を下すことなく全滅。まさかの方法に驚いた。覗きで得た情報をここで活かしてくるとは。犯人たちが仲間内で衝突するシーンやたら多かったのは伏線だったのね。どうりで序盤中盤は犯人集団が無能に見えたわけだわ。
案楽死の毒入りクッキーの伏線もちゃんと回収。さすがにあの場面で爺さんがクッキー食うのは笑ったけど、「人生は女と運で決まる」みたいなこと言ってたし、運が悪かったねドンマイとしかいいようがない。犬を救ったベティー(子供)に感謝、もしベティーが居なかったからクッキーは犬が食べる予定だったし。
最後のカットが好き。ホアキンの手にぐぐっと寄って、そこにあるのはタバコではなく、ベティーの手。人を拒絶してたホアキンとベティーが、互いに信頼し合って前進した瞬間だ。ホアキン、ベティー、ベルタの3人で新しい家で幸せに暮らして欲しい。
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