劇場公開日 2017年1月14日

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「反フェミニストの正当な理論とは?」静かなる叫び カメさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0反フェミニストの正当な理論とは?

2020年10月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:4.0
ドゥニ・ビルヌーブが描く社会派作品。フェミニストについて考えるきっかけになる。しかしながら犯人の反フェミニストの考えや、そこに至った経緯が無い為、実際にフェミニストという人達や、その社会について深く考える事が出来ず残念。反フェミニスト側の正当な理論があってこそ問題提起ができると感じる。犯人の手記などがあまり無いのだろう。
しかしながら、強さを強制する社会が、フェミニストにならざるをえない女性を生み出す要因であると描いていると感じる。その社会の呪縛に囚われ彼女は苦しみ、男は死を選び解放される。

カメ