ムーンライトのレビュー・感想・評価
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アカデミー賞の作品賞を受賞した作品で、なんと自主制作映画。内容とし...
アカデミー賞の作品賞を受賞した作品で、なんと自主制作映画。内容としては、主人公シャロンの人生を少年期、青年期、成人期の3部に分けて美しく、そして静かに描いた作品。本当に素晴らしかった。
確実に普段映画を見ない人が見たら、この映画のことは好きとは言わないと思う。 https://t.co/XJuUN98oLq
救われたような気がします
「ゲイを差別する言葉だ」。このシーンで知らず知らずのうちに涙を流していました。自分でも理由がわからないのですが、もしかしたら私は、周りの大人にこういってほしかったのかもしれません。差別語を意識せず使う人たちに。その言葉を受けるしかない私に。
「ちゃんとした大人」の定義はよくわかりませんが、この映画で言うなら、怯え、悩み、苦しむ主人公に正しい姿勢で向き合う彼がそうなのだと思います
テーマは目を引くのかもしれませんが、登場人物の人格や背景などに繊細...
テーマは目を引くのかもしれませんが、登場人物の人格や背景などに繊細な人間観察に裏打ちされたリアリティというものがなく、話しと話しの展開もブツブツと切れているように感じ、話しに入りこめませんでした。
心が震えた
暗そうな映画だと思って、観ていなかったのですが… 人にすすめられて観たら、とってもいい作品でした。
「自分はアフリカ系アメリカ人ではないから同性愛者ではないから関係ない」
はたして、そうでしょうか?
第3部、主人公と母が会話するシーンから、私はずっと涙がとまりませんでした。
たとえ何年もたっていても、悪いことをしたと後悔しているのなら、そういう自分の気持ちを伝えたほうがいいと思います。
そしてラスト、思いを受け入れてくれる人、寄り添ってくれる人がいるだけで、この人生に力が与えられる感じがします。
これは性別とか人種とかと関係ない、普遍的な人間の愛の物語だと思いました。
大切な人にぜひ観てほしい映画です。
これが作品賞を取るのか
大本命といわれた「ララ・ランド」を破ってアカデミー作品賞を取った映画ですが、これが作品賞を取ったとは時代が変わったなぁと思いました。
私的な純愛映画で、音楽と映像が合っていてイイんだけど、何度も観たい作品化というと…
ララ・ランドの方が好きだなぁ。
純愛映画
人種差別を前面に置いた映画かと思って観に行ったが意外や意外の純愛映画。
そこまで一途かと思うほど。
もちろん差別がチクリチクリと出てくるけども。
再会の時に自分の身なりを気にするとことがマッチョな体なのになんとも可愛らしい。
ただ育ての親と同じような仕事をについてしまうとこは悲しい。
この映画をみた率直な感想は、黒人や同性愛者へ対する差別や偏見の意識...
この映画をみた率直な感想は、黒人や同性愛者へ対する差別や偏見の意識の違いだ。アメリカにおける黒人差別の問題はとても長く、未だに大きな社会問題であるのと同時に、同性愛者への偏見も、日本のそれとは比べることはできないだろう。日本で暮らしていると、当然ながら黒人という存在は身近ではない。同性愛に関しても、近年はBLだったり百合だったりと、日本においては比較的許容されている。黒人・同性愛という題材に対するアメリカと日本の社会的背景の差が、この作品のメッセージをどのように受け取るか、ということに大きく関係している。
青を基調とした美しい演出や、主人公の三つの年代に分けて描かれた物語は主人公の成長をよりリアルに感じさせ、自己のアイデンティティに葛藤する主人公と周囲の大人や友人とのかかわりは様々な問いを投げかけて来るものだった。けれど、この作品がアカデミー賞の脚本賞を勝ち取ったことの意義を真に理解することは我々には不可能なのだろう。だからこそ、アメリカ人ないしアメリカに住んでいる人がこの作品に対してどのような感想を抱いたかとても興味深い。
何かが我々を惹きつけるんです。
地元ではやっとこの時期に見れました汗。アカデミー授賞式での騒動やらで色々話題になった本作、不思議な映画でした。まさにインデペンデント系映画!ってかんじ。
成長過程での主人公シャロンの瞬間の一つ一つがどれもおしゃれなんです。R指定ということで結構身構えていましたが、逆にウットリしました笑。悲しい出来事が続くのですが、照らす光がいつもどこか落ち着かせ、引き込まれるのです。
一回じゃまだまだ味わいきれないように感じたので何度も見たいです!
もう一度観たい
昨夜映画館で鑑賞し、今日ネットで予告編を見てまた泣けてしまいました。
傷ついた心を隠して耐えて大きくなっていった成人のシャロン。
タフになろうと耐えて傷ついていく青年のシャロン。
ちっちゃく幼く守られる存在なのに傷つく少年のシャロン。
言葉少なくタフであろうとするけれど降りかかってくる不幸な事件に巻き込まれて「何も知らないくせに」と泣いてしまう姿に悲しくなってしまう。
唯一の理解しあえる人との再会、道に反れたけれどもまた軌道修正できるかもしれない、そう願いたいと思いました。
青光
黒人、ゲイというキーワードがなくてもとても愛しさと切なさと心強さに満ちた良い映画だったと思う。
男女だろうが男同士だろうが女性同士だろうが、ブラックだろうがホワイトだろうがイエローだろうが、愛するという事の美しさとそれが叶わないときの胸の締め付けは変わらない。
67
胸くそ悪い重い良い映画
この映画が身にまとうストーリーは重くて哀しい
主人公の境遇に過ごしでも当てはまるなら、映画を見た感想は他の人とは決して同じにならず個々人に過去を振り返らせる
最後の結末は虐めた側といじめられた側のセパレーションとしか捉えられるなかったけど、他の人の感想を読んで、同性愛のラブストーリーという捉え方ができるとは思わなかった。
アカデミーとってる
そう考えると、すごくない?
ストーリー的にも、最後には、不思議と温かくなってきた!
明確な答えとか、勝利したとか、ハッピーエンドとかないけど、ものすごく突き刺さるものがある!
助演男優も納得かな!
詩的で美しい芸術作品
観る前からこれは好きなやつだ…と思っていたけど 期待通りでした。
ウォン・カーウァイの「ブエノスアイレス」のオマージュが散りばめられ、過剰なほど寄せてきてはいたけど、良いものは良い。カーウァイ大好きな私には堪らなかった。
良い映画はシーンのひとつひとつが美しい。
余韻に浸りたくなる。
役者が知らない人ばかりだったから入りやすかった。
そもそも、主題や撮り方なにもかもが素晴らしい。
黒人映画といえば必ず沢山の問題提起があり、観ていて辛くなるシーンも多い。だけどこの作品はその問題は単なる状況でしかない。肌の色にも、性別にも、社会での居場所にも関わらず、純粋に人を愛することを教えてくれる。
考えれば辛いことは沢山ある。現実は厳しい。
それでもこの世界は美しい。
そんなことをそっと優しい視点で、美しく詩的に伝えるこの作品を愛したい。
いわゆるアート系映画なのかな
予告編では面白そうだったけど、ちょっと残念な映画でした
お父さん的な人がいきなり死んでたり、主人公がムキムキマッチョになってたり
その過程をもうちょい描いて欲しかった
カメラもアップが多すぎて見にくい気がした
思春期に誰にでもある感情を普通に描いた普通の作品でした
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