「続く不幸の中での救い」ムーンライト ゆた147さんの映画レビュー(感想・評価)
続く不幸の中での救い
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少年の頃から青年まで続く周りの虐めと母の育児放棄,ドラッグ乱用。本当に不幸続き。
唯一仲良くしてくれるケヴィンと父と母のように接してくれたフアンとテレサ。この3人がいなければ話はそこで終わりになってしまいそう。
大人になって子供の頃の自分を知る人のいない街で心機一転。自分はストレートだと周りに思わせる振る舞い。あの頃の自分を知るものはもう居ない。知っているのは自分だけ。だけど地元には知ってる人がいて完全に過去と決別は出来ない。帰郷し、押し殺していた思いが再燃する。
起きていることは酷いことばかりなのに派手さを感じないため淡々と進んでいくなと感じました。面白みという点ではそれほど高く無い。テーマの重さも影響しているかも。
最後に少年の頃のワンシーンで印象に残ってるところがあります。授業中にシャロンが必死にダンスしてるシーンです。
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