「哲学の素養がいる」未来よ こんにちは だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
哲学の素養がいる
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ユペールさま目当てで。
面白くみられたのですが、雰囲気もすきだったのですが、
哲学的素養がもう少しあれば、理解も深まったんではなかろうか、
という点が残念です。自分がね。
なので、映画の言いたいことはあまりわからなかったかもしれないという気持ちです。
全体としては、中高年になってあれよあれよとおひとり様になってしまったナタリーを憐れむような描き方ではなく、
それを潔く受け入れ、一人でちゃんと生き続けてゆく姿を
描いてくれたのがうれしかったです。
私がこれから向かっていく未来が、ナタリーのようになったらいいなと思いました。
あと、猫のパンドラがかわいかったです。
もう世界中で猫愛があふれてますな、最近は。
ナタリーママが癖の強い人でした。
高校の哲学教師、っていうのが、日本のいわゆる高校教師よりか、大学の教員レベルの知識がある感じに見えて、
日本とフランスの教育の違いを見ました。
日本の学校教育は躾と受験対策と部活に重きがあり、
フランスは高等教育を受けるための予科って感じなんですね、
きっと。
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