劇場公開日 2017年10月7日

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アウトレイジ 最終章のレビュー・感想・評価

全202件中、181~200件目を表示

3.5三度目の正直ならず

2017年10月8日
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このシリーズの放つ艶っぽい雰囲気にいつも引き込まれてしまいます。妖しく光るピカピカの黒塗りの車、ヤクザたちの目元を陰らせる照明の光加減、拳銃の扱い方の滑らかなスピード感、スーツの特殊に洗練された着こなし、などなど別に誇張されてる感じではないのに、雰囲気をつくる一個一個の要素が絶妙にカッコいいです。個人的には一作目の椎名桔平の艶っぽさが特に大好きで、静かにギラつくあの早死にしそうな危うい暴力性は、クラリと来る色気すらあります。

まず、三作品を通して、起こるドラマはパターンになっています。大友が筋を通すために動く愚直さが結局はいいように利用されてしまう、これが大雑把な流れかと思います。なので、大友どこまでいけるんや!という不思議な期待と応援をもって、僕はいつもスクリーンを眺めていました。けれど最後には、やはり大友は大きな流れのおまけとして終わってしまう。この無情な結末が大友の意地を悲しく浮き彫りにする迫力こそ、アウトレイジの魅力だと僕は思っています。

今回の最終章も流れは同じです。しかし、とにかく話が地味で、大友の動く動機も環境も納得はできるのですが、過去二作品と比較するとどうしてもちっぽけな感が否めません。最終章としては誠実に作られてると思いますし、あまりに不器用な大友の哀愁みたいなものにはしんみりしましたが、観終わった後の満足感は過去2つのと比べるとイマイチでした。観て損はないけど、1.2をもう一回観たくなる腹6分目くらいの作品でした。

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あぴゃ丸

3.0つまらなかった

2017年10月8日
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つまらなかった。
前作までと相違し、おっ!と思わせるシーン(横からトラックドカーンとか、歯医者でやったれ、とか)がまるでなく、ストーリーも「義理と人情」ばかりで目新しさが全くない。
バイオレンス描写も韓国のヤクザものの方がずっと先に行ってしまっている。
これだったら、北野監督が撮る必要なかった…

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ぱんちょ

2.0大友を殺すための映画

2017年10月8日
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あんまり乗り気じゃなく淡々と作ったのかな?と思うような感じ。
演技も。
また彼の自信作が見てみたいなあー

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しゅり

3.5昔の雰囲気が好きであれば。

2017年10月8日
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全体的に派手さはなく昔の作風に近いような退廃的な雰囲気でスケールの大きさとは裏腹な静かな最後は何を意味するのか。

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なお

4.0アウトレイジ 頂上作戦

2017年10月8日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

期待して劇場へ。

たけしは若い頃からお笑いも映画も自分の感性に従ってやってきた。同時に観客やメディアとの距離感もわかっているという、いわば天才肌。最終章は、予定調和を嫌いつつ娯楽性を高めるのに挑戦した芸術作品。自分は堪能した。

役者については、みんな実に楽しそうに演じてたな。あっけなく死ぬ人が多い中、ピエール瀧にいっぱい出番があったのに驚いた。西田敏行の悪い顔がやはり貫禄あり。あと白竜、絶品。

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散歩男

4.5群像劇は良い。

2017年10月7日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

ヤクザ映画はある種の群像劇である。本シリーズはそのおもしろさを存分に見せてくれる。

本作の主人公は大友(ビートたけし)ではなく西野(西田敏行)と見れば、本作のおもしろさは際立ってくる。

神山繁が存命なら、またちがった展開があったのだろうが、関西花菱会も代替わりになっていて、元証券マンの野村(大杉漣)が跡目を継いでいる。
映画は、野村VS西野の様相を呈してくる。

北野武の映画は当初、ストーリーよりも映像に力を入れているところがあって、少しとっつきにくいところがあった。
が、物語を語るというほうへシフトチェンジして、ずいぶん見やすくなった。

西田敏行はパーソナルイメージとは違う役で光っていたし、きちっと出演していた白竜もよかった。
北野武の映画は役者はいつもいいのだが、本作はふたりだけでなく、みんなよかった。

で、続編は、?

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mg599

4.5しっとり

2017年10月7日
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鑑賞方法:映画館

ビヨンドに比べて派手さは劣りますが、最終章にふさわしいしっとりとした展開かつ最後にはどこか切ない終わり方でとても満足できました

余談ですが塩見さんと西田敏行さんがビヨンドに比べて痩せられていて心配になりました

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グァバ

4.5ピエール瀧さん、素晴らしい

2017年10月7日
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鑑賞方法:映画館

何をやっても上手いけど。ヤクザ役は、特に上手いですね。
アウトレイジが最終章なので、悲しいです。次も観たいって思う。残念。

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流離いのボウラー

3.5淡々と迎える最終章

2017年10月7日
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鑑賞方法:映画館

韓国で花菱会の幹部、花田が問題を起こす。フィクサーの張に身を寄せる大友は部下の1人を花田に殺されたことから苛立ちを覚え…。
シリーズ最終章。前作、前前作とはまたもテイストが違い、淡々と内部抗争が続く。駒のように使われてきた大友の暴走がまたも始まる。

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いと

3.5思ったより普通

2017年10月7日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

1.2作目 dvdにて鑑賞済み

思ったより綺麗なラストでした。
もっと情けなくあっけなく死んでいくかと思いきやです。
全体的にセリフが多くなりハードボイルド的な、血も凍りつくような、雰囲気が薄れたような気がします。
しかしバイオレンスシーンの迫力は流石の一言。恐怖、暴力といったものを剥き出しに、これ以上なくクールに描いています。
終わり方も緊張感のある展開が、目を瞑るようにラストを迎えるので、アウトレイジっぽいなと思いました。
あそこで終わることにより、このシリーズが、大友という男をメインに据えた、ただ一件の抗争事件という風に感じました。
終わった後は大友や、この抗争事件を小さくみっともなく感じました。
しかしそれはなんともいい表現が見つかりませんがとても良い感じでした。

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Rewind That

3.5ビートたけし

2017年10月7日
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鑑賞方法:映画館

さすがです。

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かん

5.0「落とし前」のつけ方。

2017年10月7日
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最終章だけにスピード感が凄まじい。前2作品を良く観てから観賞したい作品に仕上がっています。

義理人情を持ち続けた大友( たけしさん )ならではの復讐劇、そしてラストの落とし前のつけ方が素晴らしい。これだけアウトレイジして殺しまくって、ならではのラストに戦慄が走りました。

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Takanori

5.0タケシ あっぱれな死にざま

2017年10月7日
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TOHOシネマ 満席 相変わらずのゲスいヤクザ達 現実のヤクザは青色吐息だがたけしは殺しまくる マシンガンぶっ放したら死刑だがお構いなし 台詞回しが滑舌悪いがいつの間にか良い味になってる 今 こんなヤクザいないんだろな 振り込み詐欺ばかりやってないでたけし見習え

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鷹の爪1号

3.5アウトレイジ マイルド

2017年10月7日
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ビヨンドに比べてさらに過激描写が減ったため、よく言えば観やすい、悪く言えば刺激が少ない作品でした。
豪華な出演者達の演技はそれなりに楽しめました。

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shioshio

3.0不退転のたけし

2017年10月7日
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鑑賞方法:試写会

タイトル通り北野監督の決意を感じる最終章。
もうこれ以上は、作らないぞ!と、笑
やはり迫力は前二作のほうが上か。。
それでもビシビシと障子が震えるような
緊迫のシーンが多数あり、楽しく鑑賞した。

今後、暫くはまた文芸ぽいものを撮るのかもしれないが、もう一回くらい、別の形で北野バイオレンスを見てみたいものだ。

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yao77

4.0大義

2017年10月7日
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興奮

楽しい

アウトレイジ、アウトレイジビヨンドに続くヤクザ同士の抗争を描いたシリーズの第3弾。
話はシリーズを通して続いているので前作までの知識がないとわからない部分も多いつくり。

前作までと比べて尚スジの通らない行いをしまくるヤクザ達。

もはやただのチンピラかよと突っ込みを入れたくなるところも多々あるし、やり過ぎ感バリバリでかえって恐さが減ったものの、相変わらずのドスのきいた口の悪さと主人公の少し哀しい仁侠心は良い感じ。

重々しさは薄くなったけど元々堅すぎない作風だし、テンポも良くて終わり方も潔く最初から最後まで楽しめた。

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Bacchus

4.0安定の北野映画でした

2017年10月7日
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特に感動もなく淡々とストーリーが進む感じ。でもそれが北野映画。
見た後は何も心に残らずポカーンとした気持ちだけど、数日後にじわじわくるのが北野映画の特徴です。
今回もそんな感じでした。
ただたけしさんの滑舌がちょっと悪すぎちゃって、昔のようなシュールで毒々しいツッコミも迫力がなくなっていました。
年齢も年齢なので仕方ないのですがそこはちょっと残念でしょうか。

全体的にはいわゆる北野映画らしい作風に仕上がってますので、北野映画が好きな人にはかなりオススメです。
北野映画が苦手な人にとってはただひたすら退屈なないようになってしまうかもしれません。

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ネノ

3.5落ち着くところに落ち着いた。

2017年10月7日
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鑑賞方法:映画館

落ち着くところに落ち着いた。

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マカロニ先輩

4.0らしさ

2017年10月7日
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鑑賞方法:映画館

139本目。
らしい、っぽい、ってのがあんましなかったかな。
でも何か上手く纏めて見易くしてんのかな?
拍子抜けする位、意外だった。

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ひで

4.0アウトレイジ な『Brother2』

2017年10月7日
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全て終えるのではなく、最低限の死に場所を選び、その前をぶっ壊す。

バイオレンスが低いと言われているが、基本的な『北野武』映画からは、ブレてない、おぞましいバイオレンス描写を淡々とおこし、それを重々しく見せないのが怖い、実に殺られたくない殺しを見せてくれる。

展開やキャラクターは違えど、『北野武』映画の主人公の最後は呆気ない、余計な蛇足無くあっさり去る。

『男の意地の暴走』が、この終焉を呼ぶ、『Brother』にも近い終わりだが、今回はこのあと起こる事件の匂いもあり、何処か意地悪な所におろされた感じ。

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