アウトレイジ 最終章のレビュー・感想・評価
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大友にはガッカリだ
終わらせる必要はあったのか?
レイトにて観賞。北野監督作品全体からの考察ではなく、アウトレイジシリーズのみに絞りますが、エンドロールまで観賞したあとに思ったのは、大きく二点ですね。一つは、何かシーンが間延びしていたなあ、とゆうことです。二つ目は、何かみんな老いているなあ、とゆうことですね。もしかしたら、狙いだったのかもしれませんが登場人物すべてが、死体のようでしたねw斜陽化しているであろう、アウトローの世界だとしても、こう、生きてるものは、いないのか!と叫びたくなるくらい、みんな老いています、演技が老いています。西田さんを始め、皆さん凄く達者なのに、何かマグマがない。
ですので、妥当な結末だとしても、すごくモヤモヤしてしまいましたね。スッキリハッキリしない結末の不満とかではなく、復讐行為そのものが、前時代的で、もはや美化する必要すらないと言われているかのようです。
僕は、やはりアウトローは、かっこよくあって欲しいとゆう願望が強すぎるんでしょうかねw
警察が、かっこよくても一切そそらないですしww
監督には申し訳ないですけど、評価は基準点と致します。
あと、シリーズのストーリーの大半を忘却しておりましたので、復讐することに致します、もしかしたらそれで、評価が変わるかもしれません。。。
最終章にふさわしい
アウトレイジ完結編として、雰囲気から人間関係、細かなところまで徹底されておりとてもふさわしい作品だったのではないか。
前作で勢力を急激に落とした山王会と、逆に関東に進出してきた花菱会、そして前作でも少し触れられてた、大友を可愛がってくれる国際的なフィクサー、張グループ。この3つの組織が主軸になって展開される。
冒頭から、大友のいままでには見せたことのない楽しげな感じ、そしてまた親しげに話す大友の子分、市川。いままでのアウトレイジ作品とは何かが違うと感じる。また、いままでにはない絶対的な王者感のある張会長もいる。そして本編でも、シリーズお馴染みの怒号がかなり少なくなってる。前2作とは全く作風の違った本作。
塩見さんや西田さんは撮影前に病気にもやっており、かなり痩せられておりどちらかというと哀愁漂う雰囲気。最終章らしい雰囲気なのだが、笑えるシーンが増えているのも事実。アウトレイジシリーズで声を出して笑ったのは本作が初めて。終盤かなり笑えるシーンがありますので。
ラストは他の方のレビューをみてなんとなく感づいていたが、感動というよりも心にぽっかりと穴が開いてしまったような感覚。
エンディングまでもう少し時間が欲しかった
もう70歳だもんね。
ただ、ひたすら寂しい…
相変わらずの迫力
残念
北野たけしの自己満足映画
第2作ビヨンドがピークだった
2010 年公開の「アウトレイジ」は,2年後続編の「アウトレイジ・ビヨンド」という傑作を生んだ。本作はさらにその5年後に作られた第3作である。たけし作品で続編構成になっているのはこのシリーズのみである。これまで同様に過激な暴力や殺人シーンがあるため,R15+(15 歳未満は親と同伴でも鑑賞禁止)に指定されている。登場人物についての説明が一切ないので,前2作を見ておくのが必須である。
初作は東京の山王会というヤクザ組織の内部抗争に過ぎなかった話が,第2作では大阪の花菱会が登場し,第3作の今作では半島マフィアまで登場して世界が徐々に広がっている。「どうやって人を殺そうかというプロセスを先に考え出し、それに対しストーリーを後付けした」とたけしが語っているように,元々続編の作成が想定されていなかったが,第2作は第1作の結末を上手く伏線として使って見事な作品に仕上がっていた。
バイオレンスシーンのアイデアも非常に豊富で,初作での歯医者の道具を使ったり,厨房の道具を使ったりした暴力シーンなどはトラウマになりそうなほどであったが,作を重ねるたびに新鮮味が薄れて来たし,オトシマエをつけるための金額も最初は 100 万円程度だったのに,次第に膨れ上がって,今作では遂に億のオーダーにまで高騰した。こうしたインフラ傾向はシリーズ化した場合の付き物のようなもので,ドラゴンボールなどと同じ経緯である。
初作と第2作が2年しか間がなかったのに対し,今作は5年の時間経過がある。この間に花菱会の会長役だった神山繁が物故しており,今作では苦肉の策での設定変更が見られたほか,花菱会の重鎮役であった西田敏行も塩見三省もやつれ方が半端なく,主要キャストの加齢がこれ以上の継続を困難にしたのではと思われた。その同じことは,主役を演じたたけし本人にも当てはまっていた。
たけし作品に出演することは日本の俳優の憧れだそうで,CM 等でかなり良く知られた俳優が使いっ走りや鉄砲玉役だったりして驚かされるのだが,そうした一流の役者を揃えた中ではたけしの滑舌の悪さと演技の一本調子ぶりが浮きまくってしまうのが残念であった。語尾に必ず「この野郎」か「馬鹿野郎」がつく台詞ばかりを怒鳴りまくっているだけなのだから,一本調子になることは避けられない。
本シリーズにおいて,たけしが演じる大友だけが任侠と呼べるほどの古風なヤクザで,他のは現代的で利己的な暴力団員という描き方のようなのだが,それが描き切れていないために大友の行動原理がわからなくなってしまっているのも残念な点であった。ヤクザも暴力団員も金にならないことはしないという鉄則があり,金にもならないことに命を捨てたがる暴走族や学生運動の活動家などとは違うという認識があるので,シマも子分も要らないという大友の行動は,私には不気味な革命家のように見えて仕方がなかった。
前作までは,大友の独自の仁義に反した者だけを容赦なく殺すのかと思っていたが,本作の大友は,まるでゴルゴ 13 と化してしまったかのようであり,誰を殺して誰を殺さないのかという境目が見えなくなってしまったのも残念であった。また,登場シーンの少なさや優先度の低さも気になった。本作だけを見た場合には,主役は西田敏行に見えてしまうのではないかと思えるほどであった。
音楽は全3作とも同じ人で,映画の雰囲気を邪魔してはいなかったが,個人的には必ずしも相応しいとは思えなかった。総合的にみて,第2作の面白さがピークで,今作はワーグナーの「神々の黄昏」のようにワケワカの決着を着けただけのように思えてしまった。今作での演出で一つだけ気に入ったのは,首だけ出して車道に埋めるというリンチ法で,東名高速道で後続車を停止させ,大型車に追突させて2人を殺害したクソ野郎を同じ目に遭わせてやりたいと思った。
(映像5+脚本3+役者4+音楽2+演出3)= 68 点。
大御所俳優さんの凄み
リハ前にアウトレイジ最終章を見て来ました。
若干、ストレス解消含む(笑)
ビヨンドに推し俳優さんが出てて、死んだから、少~しテンション下がった状態ではありますが、大森南朋さんが出てるから、まぁ、見に行こうっと思いまして。
キタノ映画、アウトレイジしか見た事ない私(^_^;)
【(多分)ネタばれなし感想】
14時40分~(8~9割埋まってた)
気になった人を箇条書きな感じで。
西田さんの自由演技がもの凄い!
ドクターXでも、凄いみたいだけど、アウトレイジも同じ。
ってか、西田さんはどこでも自由演技?!
見てる方でもアドリブが分かる感じなので、演じてる方、我慢するの大変では?と。
でも、劇場内静かだったけど。
塩見三省さん、ご病気から復帰されて、かなり長めの演技を見る。
予告とかを見た感じだと、そんなに出番多くないのかも、と思ってたら、かなりガッツリ。
ほぼ、ストーリーてらーな感じ。
少し、周りの人と比べると話し方がゆっくりではあるけど、そこまで気にならない。
原田泰造さん。
お笑い芸人さんの中では、主演もこなしてる人だけど、このメンバーになると、かなりの若手。
出番少ないけど、監督北野武、右見ても左見ても大御所俳優さんだらけなので、緊張したのではないだろうが。
でも、何故、泰造さんに関西弁?
宮迫さん辺りなら、もう少し自然に出来たのかも?
多分、騒動前の撮影だろうし。
大杉漣さん。
元証券マンなのに、嫁がヤクザさんの娘だったが為に跡目継ぐ。
こんな事あり得るのか?
いや、フィクションだから、ありなのか?
だから、慕われなさ過ぎwww
貫禄ない感じが上手く表されてた気がする。
ピエール瀧さん。
そもそもの元凶。
この人が○○しなければね。。。
韓国フィクサーと関西・関東の抗争にはならず。
背中に綺麗な物を背負ってます。
松重豊さん&中村育二さん。
そうそうたるヤクザ屋さんが揃うなか、警察のお二人。
松重さん(中村さんも?)、数少ない、シリーズ通して出てるキャスト。
小日向さん、悪警察でしたが、松重さんは結構まとも(笑)
あっ、忘れてはいけない大森南朋さん!
武さんの片腕となって動く人。
ビヨンドでは、中野英雄さんでした。
かなり従順です。
最後の方のライフル銃ぶっぱなす所、楽しそう♪
「か・い・か・ん♪(ある一定の年齢以上の人にしか分からない?w)」言ってみたい!
※アウトレイジには、そんなシーンありません。
韓国語も(多分)滑らかで、素敵(о´∀`о)
津田寛治さん。
キタノ組常連さんだけど、今回久々な筈。
私の中で、最近は、スカッとジャパンの変な演技をする人というイメージになりつつありますが。
こちらも(多分)韓国語滑らかでした。
あと、岸部一徳さんに本宮泰和さん、白竜さんに他多数。
主演級か特別出演枠で出る方ばかり。
俳優さんたちのギャラ凄そうだけど、多分、ノーギャラでも出たいと思う感じなんだろうね、キタノ映画は。
きっと、日本での評価云々では、ないと思う。
人名が……
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