グレートウォールのレビュー・感想・評価
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凄くたくさんの怪物が来るよ
これ、壮大なバカ映画でした。
NSMM no story many money
饕餮(とうてつ 中国古代の伝説上の怪物)は、英語ではそのまま ビースト って言ってたな。野獣か。
それがたくさん襲って来ても、弓矢剣でバッサバッサと打ち倒す、気持ちいい〜、という映画でした。
主人公と中国将軍の恋、気弱と思われた若者の主人公を救う自爆とかストーリー、感動どころがあるんですが、一応はさんでみたという感が強く、ストーリーの骨をなしていないんだよね。
主人公が、金のために傭兵を勤めてきたが、中国軍の「大義の為に」という生き方に共感するという筋が骨格なのだが、饕餮は頻繁に、かつ大量にやってくるので、先ほどの恋も犠牲も本筋も片手間になってしまうわけです。つまり、これは怪獣映画なのですね。
とても、楽しめました
長城
娯楽ファンタジー
圧巻の映像美!
万里の長城にまつわる人間ドラマを史実に基づいて描いている作品かと思ったら,まったく違うタイプの作品でした。ちょっと拍子抜けしましたが,これはこれでおもしろかったです。
印象的だったのは,なんといっても圧巻の映像美です。さすが中国と思わせるような,色鮮やかな軍隊がこれでもかというぐらい出てきて,それでいて整然と動くさまは見ていてとても気持ちよかったです。また,無数の饕餮が襲来するシーンも,それを迎え撃つバトルシーンも大迫力でした!おまけに,ジン・ティエン扮するリン司令官の美しさ!もう目が釘付けです。
ただ,マット・デイモン扮する,人を信じない主人公が,リン司令官との交流や禁軍の戦いぶりから「信任」の大切さに気づいていくというストーリーは,やや平凡に感じました。加えて,その変容ぶりにあまり共感できなかったのも残念でした。まあ,ラブシーンがなかったのはせめてもの救いでしたが…。
多くの方のレビューにあるように,突っ込んだら負けの娯楽大作として,何も考えずに目だけで楽しむのがよいと思います。
見所はジン・ティエンの美貌か
歴史大作かとおもったらバカ映画でした
考えさせられました‼︎
形式美と野獣
まずますというかんじ
知識を得て、心を開き、映画館に行こう
スクリーン、使いきってましたね。殊に青の部隊の戦ぶり、監督さんの美意識と狂気の結晶のようです。ペンダントにして、首に吊したいくらいです。監督さんの、文化大革命の悲劇を描いた作品も、心に滲ますけど、本作のスクリーンを使いきった感は、何にも代えがたいです。
個人的には、めちゃくちゃ綺麗な映像と、めちゃくちゃ後味悪いストーリーが、居心地悪く同居する「王妃の紋章」なんですが、本作で戦隊ものみたいな色使いの勇者が、散り逝く姿に無感動でいられるほど、大人になれない私です。
貪欲と云う大罪に立ち向かう、偉大なる壁も、信頼と云う旗があってこそ、支えられると云うメッセージをどう判断するかは、ご見物の判断に委ねましょう。大儀のために、笑って死ねと言われても、困りますが、現実に壁を造ろうとする偉い人にも、観てほしいですね。
長いこと映画バカしてると、余計な知識を得てしまいますが、ここは心を開き、映画館に行きましょう。いいことあるかもね。
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