ユリゴコロのレビュー・感想・評価
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心が揺さぶられる名作
原作はもっと丁寧なんだと思いますが、映画は色々と設定に荒い部分があります。
ただそんなことどうでもよくなるくらい前半は息が詰まるような理解出来ない恐怖に苦しくなります。後半は数奇な運命の中でも、確かにそこにある愛のやり場の無さに感情がぐちゃぐちゃになります。自分でも何を感じているのかわからず気づいたら苦しくて泣いている。
そんな映画でした。
あと、画作りが美しく素晴らしいです。吉高由里子と松山ケンイチの演技も美しく素晴らしいです。
賛否両論あると思いますし、グロテスクな映像は見ていられなくなるような部分もあるので万人受けする作品ではありませんが、恐らく地上波放送も出来ないであろう映画なので是非映画館で観てほしい作品です。
過去のお母さんの記憶が!
千恵ちゃんを助け出すのに過去のノートに振り回されるさまは演技とはいえ大変だっただろうといつものとおりくんにしては頑張ってやったんだなと思います
ああいう人がレアルにいたら((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルかな
最近は怖い役が多いので朝ドラに
癒されたいなあてね
ただただ悲しかった…
作品の後半は胸が詰まって涙が止まりませんでした😢
この運命的な出逢いは残酷過ぎます。
でも、その中でも二人の幸せだった時間が、よりいっそう輝いていたことが
ほんの束の間だったけど
見ていて救われました。
とても感動した。
予備知識無しで観ました。exの名前がゆりだった事もあったり、CMを見た瞬間、観たいと思ったり、観る前までこの映画を観ないと、という漠然とした思いをずっと持っていたり、強烈に惹かれていました。
僕が1番印象に残ったのは、ヒロイン2人が心から愛した人に殺意の目で睨まれていたこと。僕はexをとても傷つけて、別れた後も無神経に傷つけ続けました。度合いは違えど、僕は彼らのあの目を、大好きだった人に、無自覚だったにせよ、向けてしまっていたんだなと思いました。
俳優方の迫真の演技に、監督やスタッフ、原作の方々などに、とても感謝しています。
重要だった点は、女優側、男優側どちらにも強く共感できたこと。男優側は、どうしても許せない事がある事、愛せなくても、殺せない事。女優側は変えられない過去、憎まれたって、殺されると分かったって、それでも変わらず愛している事。僕もこれに別れてから気付いたので、両者ともにすごく感情移入しました。
映画が終わった後に1人で泣きました。妙な鼓動が止まりません。多分夢に吉高由里子のあの悲しい顔が出て来ると思います。
観るだけで面白い映画は沢山ありますが、観る側の背景でこんなに感情が出てしまう事があるんだなと気付きました。多分この点に注目していて、この気持ちになっているのは僕だけだと思うからです。
僕にとって、とても重要で価値のある映画でした。
何のための作品なんだろう…
先端恐怖症の私には耐え難いシーンが数々。
グロがダメとかではなく、刃物の先端を大スクリーンで観るのは、私には拷問のごとき辛さ…
それはさておき、人に残酷な一面があることも、死に対する不謹慎なほどの興味を抱く場合があることも何となくは理解出来るが、何のために?誰に何を伝えたくてこの作品を生み出したのか全く私には響いてこなかった。
吉高ちゃんは可愛いし、木村多江はスゴかったけど、何でこんなもの観てしまったんだろうと、観てる間ずっと思っていた。面白かったんだけどね…
最近、何だか安直に刺激的な作品が連発されてる気がしてならないなぁ。
演技派が競い合う、衝撃的な秀作。
噂どおりの、衝撃的な作品だった。原作を映画尺に収める苦しさはあったけど、それを超越した俳優陣の名演バトルに息をのむ。快楽殺人者から母になっていく、喪失感に支配された吉高由里子さんの明暗のコントラストは、途轍もない力量。脇を固める松山ケンイチさんや松坂桃李さんの、絶望と狂気もさすがの安定感。他の演者も、監督に追い込まれたんだろうけど皆うまかった。伏線が血でつながっている脚色にも唸った。そして前半の嫌な世界観から、最後は意外に涙が。映像トーンや照明などの絵作りも、クオリティが高い。もっと拡大上映すべき、邦画の秀作!
はじめは恐怖と嫌悪感
題名見て、ユリちゃんが二人のイケメンに心揺さぶられる、どなたかが言うとおりの恋愛モノかなと思ってて、恐怖とグロさ満載だろうエイリアンと比べてどっちにしよーかって、結果、本日は安楽なユリゴコロを選択。
しかーし、オープニングから全然違ってて、つか、むしろエイリアンより怖いしグロいし暗いし、残虐で狂気で理解不能でした。前半途中で声だけ聞いてました。選択ミスだなーって。
で、後半になって緩めになって、漸く誰の心にも潜む狂気とそれを超えうる愛が交錯するという意味深い作品だと気づいて没頭できました。
ただ、偶然が重なりすぎてリアリティが薄れるところがチョット残念。
迫真の演技は素晴らしかった。ココロがユリユリでした。
前半期待大だったが
全体的に無理矢理感があるように感じます。
性的な場面でも、もっと露骨に表現した方がより娼婦の哀れさや、逆に夫との哀情が対比できたのでは?
吉高さんならそれが可能だったと思うと残念です。
監督さんの力量不足か?
2017-65
これはすごい(今週2回目)。
前半はちょっと耐えなきゃいけない。
でもそれ耐えると半端なくのめり込んでいく。
これを書いた沼田まほかるさんはすさまじいと思った。
前半みたいな、耐え体験は3回目。
1回目は、『キル・ビル』。
初めて映画館に一人で行った。
ルーシー・リューはヤッチマイナーと叫んでたけど、わたしはヤッチマッタナーだった。
(後に大好きな映画に。)
2回目は、『スマグラー』。
安藤正信がいなかったら途中で退場してたと思う。
そして今回が三度目の耐え体験。
え?これPG12ですよね?って聞きたくなった。
美沙子役は吉高由里子以外ない!
三井住友銀行でキャピキャピしてる最近のイメージとは正反対の、真骨頂な感じが味わえます。
やっぱり影のある役が似合う。
蒼井優とこの人は、振り幅広いよね~
松山ケンイチもさすが!
だからこそミニオンズの声優でノリノリで、逆にそっちでびっくりしちゃうわけです。
松坂桃李君も頑張ってるのが伝わった。
ちょっとオーバーかな?と思うとこもあったけど、ファンだから贔屓目😍
偶然がいっぱい起きてる感や、さすがに無理?とか思ったけど、それすらどーでもよくね?ってくらいのめり込んで見てしまいました。
なにか食べながら見るのはおすすめしないです。
大量残ししそうだし、静かに見た方が周りのためにも笑
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